5月20日は私目の誕生日である。
この日は父と母の結婚した日であり、その後、父は出征したのだ。その間に私は生まれた。戦争の真っ最中のことである。2歳の時戦争は終わった。父は幸いに生きて帰れた。
私の同級生の中にはお父さん帰らない人もいた。私の叔父も帰らなかった。
そうかといって戦争を知ってるかといえば知らない。あまりにも小さくて記憶に残らない。
昔「戦争を知らないこどもたち」と言う歌があった。それはそれとして私よりも年代の若い人たちが世のトップにたっている。いろいろしゃべりまくって混乱を起こしている。この方々も実感的に戦争を知らない。戦争を知らない人たちが大半になる時がいずれくるのだ。