昔、我が国に稲作が伝わって来た。その種モミをねらう唐土の鳥もついてきた。そいつらが眠っている間に
おっぱらないと・・・・・そういう行事だ。1月15日の夜。
薄暗くなると木端などたたき、村を歩きまわる。♪唐土の鳥をおっぱらい・・・・
どうもわたくしたちの年代が最後らしく、それ以後途絶えてしまった。
この唐土の鳥を今のインフルエンザとか言ってる人もいるが、それもおもしろいが稲作にまつわる鳥のことだ。
なお、この時のたたく用具は、そこらにある生活用品でまにあわせたが・・・・その昔はこの行事用に作ったらしい。ひとつひとつの行事(節供)には、現在人と違う思いがあったのだろう。