江戸時代の刑法の内、流刑・島流しは江戸へは再びもどれないという刑であった。八丈島などは代表的なものだった。どえらく遠く脱走など無理であった。それでも脱走計画をし、捕まると斧で頭を割る撲殺刑か底土刑といって絶壁から突き落とす刑がまっていた。
現在の刑法は「・・・・未決ノ囚人逃走シタ時ハ一年以下ノ懲役」となってる。現代の方がはるかに軽い。
インテリ崩れの博徒・喜三郎と付け火(放火)の花鳥という女性と5人の博徒が脱出を試みた。インテリだった喜三郎は「潮の流れ」を十分研究し、茨城に流れ着く計算をし、脱出した。途中暴風にあい4人が死に、暴風がかえって幸いし3人は陸にうちあげられた。
これくらいしか八丈島の脱出記録はないようである。この記録は後に捕まった喜三郎が牢屋の中で書いたものが残っているからわかるらしい。・・・・彼がインテリだったことが計画が緻密であり、記録も残せたのだろうか。いずれにしても犯罪者だから「快挙」とも言えない。
ここまで「江戸の犯罪白書」という本からパクリました。
江戸時代は火事になると「牢屋」のカギをはずし、犯罪者を帰ってくると罪を半減ということで逃がしたようである。現在でも、この間の東日本災害時にも対処できないと犯罪者を解放したようである。この中で又悪さをし、捕まった人がいるようである。
こういう話は気持ちが暗くなるが・・・脱走でもスチーブ・マックーインの「大脱走」など明るいものだ。
版画教室があった。4名出席で全員出席だった。来月からNHKの教室も始まるのでいそがしくなる・・・思ったが月一度だから、こんなんでいそがしいというと笑われる。しばらく版画をやってないので、豆本から始めることにした。・・・・考えたあげく「そば」を題材にしてみることにした。現在、結構「そば」はもてはやされている。・・・が、そんなに詳しくないけど・・・・ま、いいか・・・
小さい頃は祖父がそば好きで、一日がかりで町場に出るとそば屋によった。・・当時おいしいものとは思えなかったけど。
小さい頃は祖父がそば好きで、一日がかりで町場に出るとそば屋によった。・・当時おいしいものとは思えなかったけど。
うっすら寒い朝だ。カッコウが鳴いている。畑のブロコリーを一個収穫した。これはほっとけば成長するので、来年は・・・・と思ったけど出荷するわけでもないのに、一度に沢山できるのもな。
フクシマの酪農家が自ら命を絶った。暗いニュースだ。親族が怒っていた。・・・現在の政治にだ。最もな話だ。あんな茶番劇見せられたら・・・・・・
フクシマの酪農家が自ら命を絶った。暗いニュースだ。親族が怒っていた。・・・現在の政治にだ。最もな話だ。あんな茶番劇見せられたら・・・・・・
朝、NHKの朝ドラを見る。朝ドラは昭和18年秋・・・・になっていた。結婚してすぐ出征・・・となると私の母と同じである。あの井上真央さん演じる主人公は母と同年代なのだ。・・・後2年で終戦なのだ。当時の人はこのことを知らない。
ドラマを見たドライブインの壁のタイル画の写真を撮った。こういう浮世絵を見てると見る人を意識して構図も工夫している。
ドラマを見たドライブインの壁のタイル画の写真を撮った。こういう浮世絵を見てると見る人を意識して構図も工夫している。
松本市にある旧松本高校の建物を「折り紙建築」で作った。美術館ができるまで、ここで展覧会をやったものだ。入り口から両方向に校舎が配置されているので、斜めを表現するのは難しい。長い時間と失敗ばかりだった。
大分古い話だが、この建物で数学教師をしていたヒルさんという方がいた。豪快な伝説の教師で「落伍教師」という著書がある。教え子に北杜夫、熊井啓というからかなり昔の話だけど。自分より年上の生徒がいる中で、互いに青春を謳歌していた。新入生への最初の授業は「性欲と運動の関係」であったとか。旧制高校が廃止になると地元の小学校の教師となり、後に愛知の大学に教授になっている。私が最初に教壇に立った時、こういう先生もいたんだ・・・と読んだ記憶がある。
大分古い話だが、この建物で数学教師をしていたヒルさんという方がいた。豪快な伝説の教師で「落伍教師」という著書がある。教え子に北杜夫、熊井啓というからかなり昔の話だけど。自分より年上の生徒がいる中で、互いに青春を謳歌していた。新入生への最初の授業は「性欲と運動の関係」であったとか。旧制高校が廃止になると地元の小学校の教師となり、後に愛知の大学に教授になっている。私が最初に教壇に立った時、こういう先生もいたんだ・・・と読んだ記憶がある。