“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

我が“家”はどうなるかの心配ってありますよね。

2009年03月17日 16時59分38秒 | Weblog
ある知人が知り合いの資産家のご婦人を鑑定に連れて来て下さいました。

なんでも自分名義の土地にマンションを建て、
そこの1階から3階までを貸しつつ、
上階に二男一家を住まわせ、
行く行くはそのマンションを二男に相続させようということで、
時期として今それをしても大丈夫かという相談でした。

さて、時期も方位も大丈夫で、
この鑑定自体はつつがなく終わったのですが、
その後が大変でした(笑)

「ちなみに、この二男と嫁はどうですか?」
「では、主人はどうでしょうか?」
「会社を継いだ長男は?」
「この長男の嫁というのが・・・」
「長男に男の孫がおりまして、これが後をとるようになるかと・・・」
「女の孫には縁談が来てまして・・・」
「そのお相手の方というのが・・・」
・・・などなど、リクエストしきり・・・
そのたびに命式を出し、じっくりと鑑定を繰り返すこと3時間超。

ここで感じたのは、このご婦人としては、まだ一家の柱として健在であるだけに、
ご自分たちの“家”をいかに守るかということを、
漠然としながらも大きな問題としてとらえているということでした。
おばあちゃまとしては、将来的に“家”がどうなってしまうのか、
心配でならないのです。
また、いろいろと家族関係を鑑みつつ、
けだし心配な要素、予感もあるのでしょう。
その挙句が、これだけのリクエストになったわけです。

鎌倉幕府の源氏政権を見るまでもなく、家は三代で滅ぶといわれます。
また、中国の故事にも、“創業は易し、守成なり難し”とあります。
“家”を存続させることは本当に難しい大事業なのです。

僕の場合も、かつて父親の急逝を受けて、
いったんは父の起こした小さな会社を継ごうとしたのですが、
結局は3年がかりでたたむことになってしまいました。

父の場合は、自ら自分が初代運であると同時に一代運であると感じていたようで、
我が“家”を守る準備も何もしていませんでした。
このぐーたらに継がせてもダメだと先を見越していたのでしょう。

ところが、本件のご婦人の“家”は、
僕の“家”とは規模も家格も比較にならないくらいに大きな家なので、
そういうわけにもいきません。

というわけで、ご婦人の心の平安を祈りつつ、
とりあえずのアドバイスをさせていただきました。



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