“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

『新ジロウ物語~第二部・永ケツの午後』

2010年06月08日 08時26分57秒 | Weblog
“けふのうちに とほくへ いってしまふ わたくしのともよ
 おもてはピーカンで へんに あかるいのだ・・・”

すみません!宮澤賢治の「永訣の朝」をパクらせてもらいました。

僕にとって、“ジロウ”という友と永遠にケツ別する瞬間が近づきました。

O肛門科病院は、新しくてとてもゴージャスなクリニックです。
僕は、このクリニックの2階の手術室の横のマッサージチェアーが置いてある小部屋で、
手術着に着替えました。
お尻側が割れて開いた紙パンツに、上はよくサウナなどに置いてある合わせになったシャツ。
ここで、まず点滴を受け、いよいよ手術室へ移動。
腰に麻酔注射され、さらに局所麻酔を受け、いよいよオペの開始です。

ところが、僕という人間は麻酔が効きやすいんですね、
なんと「始めます」というO先生の声を聞いたとたん、
ストンとすっかり眠りに落ちてしまったのです。

そして、次に気がついた時は、「終わりました」の一言を聞いた時でした。

つまり、僕は何分たったのかはわかりませんが、
実際の手術のスタートからフィニッシュまで、
まるまる眠っていたんです。
もうまるで命令通りに動くロボットみたいなものです。

だから、手術中に痛みを感じたことも恐怖感を感じたこともなし!
ただし、手術の終了後の僕の股間には言い知れぬ疼きというか痛みというか、
妙に重い違和感が残っていました。

こうして手術を終え、再び控えの小部屋に・・・
ここでテレビの沢口靖子主演の土曜サスペンス劇場の再放送を見ながら点滴を受け、
点滴が終わる頃、術後の再診察を受け、
「大丈夫ですね。きれいになっています」と言われ、
この後の注意や診察のスケジュールなどを聞いて、無事終了。
無罪放免となりました。

結局、手術前のプレッシャーはありましたが、手術そのものは思ったよりも楽でした。
O先生の腕がよかったのかな?

長い間、僕を悩ませ、苦しめて来た長年の友“ジロウ”。
今ごろ、僕の肉体から姿を消した“ジロウ”は今どこでどうしているのだろうか?
なんかなくいなくなると寂しいもんですね。ごめんね、ジロウ!
(ここで奥村チヨの「ごめんねジロー」が静かに流れ出し、エンドロールとなる)
完ケツ!


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渋谷の父  ハリー田西  “渋谷占い”


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