“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

天中殺中の出会いに曲がりあり!

2010年06月11日 23時04分04秒 | Weblog
まだ梅雨入り前だというのに、盛夏を思わせる陽気でした。

午前中、痔ろう手術の術後の状態を見せにO肛門科クリニックへ。
先生から「順調です」との言葉をもらいましたが、正直、まだ傷口は疼きます。
セキでもしようものなら、ズキンズキンと響くこと!
この分じゃ、いまは先生の厳命により控えているお酒でも内緒で呑もうもんなら、
なおズキンとしちゃうかもねぇ。

午後、番組の打ち合わせとイベントの打ち合わせを2件ほど終えてから
夕方渋谷の事務所へ。

鑑定の資料作りの後、夜は2件ほど予約鑑定をこなしました。

そのうちの1件・・・
いらした女性に、「どなたかのご紹介ですか?」と訊ねたら、
「いえ、ブログを読んで来ることにしました」という。
「へえ~っ、どの記事を読んだんですか?」と聞くと、
「“渋谷の父”と“渋谷のパパ”の取り違えが多いというやつです」ですって。
なるほどねぇ。ああいう混乱の一大事でもブログに記しておけば、
それがキッカケで鑑定に来て下さる方もいるんですね。
やっぱり世の中の森羅万象、何でもかんでも書いてみるもんですね(笑)

ちなみに、その方は、子丑天中殺の最中の去年、
同じく子丑天中殺の彼と出会い、
お互いに“結婚”を意識するまでに盛り上がったものの、
今年3月に彼の方から別れを切り出されたということで、
未練を残し、気持ちのやり場に困って僕のところにやって来たのです。

天中殺中の出会い・・・これがなかなかクセモノでして・・・
天中殺中に出会うと、相手が想像以上によく見えてしまい、
あたかもサングラスをかけて見たかのように、
相手の正しい色や姿が見えなくなってしまうのです。
それゆえ、天中殺が明けると、
「こんなはずじゃ・・・」と正気に戻ったようにと思えてくるのです。

しかも、このお二人の場合、同一天中殺であることに加え、
彼女は車騎星、彼は司禄星と、ともに年運に出会い~結婚の星が回り、
しかも、彼は日干が干合していたのです。
こうなると、昨年この二人は磁石で吸い寄せられるようにくついてしまったのも当然です。

ところが、今年、天中殺が明けるや、
彼の中で「こんなはずじゃ・・・」の気持ちが起こってきた・・・
天中殺中の干合は曲がっちゃうっていいますからねぇ。

でも、もともとこの二人は、お互いの陰占命式が干合しているわけでもなければ、
共通干支もないという、《結婚》まで進む“縁”がないカップルだったのです。

それに気づいた彼は、彼女に「僕ら縁がないような気がする」と話し、
彼の方から別れを切り出したといいます。
「こんなはずじゃ・・・」の気持ちを彼から率先して彼女に告げたのは、
これ以上お互いに傷が深くならないうちに・・・という
胸に禄存星を持つ彼の優しさだったのかもしれません。

僕は若い彼女に「まだまだ出会いのチャンスはあるから、前を向いて歩こうね」と言って、
励ましました。



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