帰国して、節電と無計画停電という名の計画停電の中、巷の景気の悪さを実感！

今日の昼、オフィスのそばの中華料理店に行きました。

前にも書いた、震災の後、中国人のウエートレスたちがみな中国に逃げ帰ってしまって、
オーナーシェフ自ら注文取りから片付けまでやっているという店です。

と、相変わらず中国人のお姉さんたちの姿はなく、
今日も通常は厨房にいる店主ともう一人の男性が忙しく店中を飛び回っています（笑）

「まだダメですか？」と訊いたら、
「まだダメです。でも、すぐ帰ってくるかもしれないし、
代わりの者を雇うのも可哀想かと思いまして・・・」ですって。
まったく、こんなに迷惑しているのにずいぶん情け深いこってす。

それにしても巷の景気は、かなり悪いようです。
この週末は、オフィスの１階にあるカフェレストランも臨時休業の張り紙をして休んでいます。
この店は、月～金は朝１０時から夜１１時まで、
土曜日は午後３時から１１時まで必ず営業している店で、
予約があれば、日曜日でお店を開けるので、土曜日に休むなんていうのはよっぽどのことです。

また、知り合いの人材派遣の会社の社長さんは仕事のキャンセルが相次ぎ、
経営が大変と言っていましたし、　
飲み屋で出会った電気工事の仕事をしている人は、
材料や部品の調達が滞って仕事が出来ないと嘆いていました。

節電と、計画停電という名の無計画停電の影響で、
あれだけ煌々と明るく輝いていたコンビニも照明を落とし、デパートや商店も早じまい・・・
電車の車内も暗いし、本数も減っている・・・
おまけにお花見も縮小気味・・・
街中、なんか暗くて寂しげです。

今から２５年くらい前、初めて韓国に行った時、
ソウルでも繁華街から少し離れた街角は今の東京みたいだったな・・・

いったいこの先、この国はどうなっちゃうんでしょう。

そんな中でも、今日はちゃんとお客さんが来て下さいました。
ありがとうございます。

ま、いつかまた明るい街が戻って来ることを祈ってお互い頑張りましょう。



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