アグネスと話し、そして、一人で考えたこと・・・

今日、久しぶりにアグネス・チャンに会いました。
アグネスは、僕のマジメな部分を支える（？）貴重な友人の一人です（笑）

アグネスは、先週石巻など三陸地方の被災地を回ってきたということで、
現地で撮った写真やらを僕に見せながら、
被災地の悲惨極まりない様子を、ポロポロ涙をこぼしながら語ってくれました。

アグネスの活動については、週刊誌やネットなどで時折悪く言う書き込みを見ますが、
本人はとても純粋で人間愛に満ちた公平な人間です。
彼女が感じて流す涙は本物です。

そのアグネス・チャンをして、今回の東日本大震災の被災地の被害の現状は、
アグネス自身がアフリカや東南アジアなどで見てきた悲惨の地域と比べても、
遜色がないか、それ以上だと言っています。

ちなみに、アグネスの名誉のために言っておきますと、
今回、彼女は、女性と子供の下着、１０００枚ほどを持って現地を訪れ、
それを被災された方々にプレゼントしたそうです。
彼女は決して、ただおざなりに被災地に顔を見せているだけではありません。
その点、誤解のないように・・・

それにしても、世の中、節電やら自粛やらで、
ごくごく普通につましく生活しているつもりの我々のテンションも下がる一方です。

あえて、ご批判を受ける覚悟で言わせてもらうならば、
ディズニーランドやプロ野球のスタジアムの照明を制限したところで、
その分、我々のテンションが下がってしまっては、逆にマイナスの効果のほうが大きいのでは？と思います。
たしかに、グロスの意味での電力消費の削減にはなるでしょうけど・・・

なぜなら、ディズニーランドもプロ野球も、
（ファンである）国民にとっては夢と元気を提供してくれている場なのです。

それゆえ、大量に電力を消費するぶん、逆に他の面で消費が伸びたり、国民の士気が上がれば、
そのほうがなんぼもプラスの効果があるんじゃないかとも思います。
ディズニーランドはにぎやかに！野球の試合は明るいところで！
そんな本来の状態を維持したいですね。

その分、一般の家庭が今どこでもやっているように無理のない範囲で節電をしたり、
パチンコ屋さんのおもてのイルミネーションを多少落としたりすればなんとかなると思うのですが・・・

そんなことより、逆に、女性や塾帰りの子供たちのために、
暗い夜道には、今よりもしっかりと明るい照明をつけてあげて下さいな！

と・・・
今の政府の仕切り方を見ていると、菅さんの独断専行もあるのかもしれませんが、
計画停電という名の無計画停電然り、原発事故の処理然り、
万事にわたってあまりにおそまつで、細かい配慮にかけているようであり、
ふだんは黙っているつもりの僕も、つい大きな声をあげたくなります。



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