本日で一般質問の日程が終了し、来週は常任委員会です。
今回質問した内容第二弾
高齢者の生きがいの創造について
○ 高齢者の就業の目的は何か、また環境整備はどうあるべきか伺います。
(経済的事情、やりがい、健康維持、経験・知識の活用、仲間づくり)
また、高齢期の就業と所得はどうあるべきか伺います。
〇高齢社会の現状については、就労を希望する割合は、約7割。
60歳以上の高齢者に収入を伴う仕事をいつまでしたいかと聞いたところ
「働けるうちはいつまでも」が28.9パーセントと最も多くなっています。
会員が約1000名いる佐倉市シルバー人材センターの就業の傾向は、
収入の実態は月約4万円弱とのことです。まさにリンタンケイ
臨時、短期、軽度でありましたが、最近の傾向としては
月5万円~10万円の収入を希望される傾向にあります。
シルバー人材センターの内部でのワークシェアリング、ローテーションを
して一人一つの仕事から、一人複数の仕事に就業できるようにする方向です。
中でも佐倉市シルバー人材センターの植木職の技術の高さには定評が
あり登録者は120名。植木職で就業するには、7か月にわたり週2回
合計43日間専門の研修を受講して初めて植木職の就業ができ、
毎年一定以上時間を植木職として現場に携わらなければ、時給ランクを
維持できないシステムになっています。民業圧迫しないように2階建て
民家より低い樹木だけを剪定するルールも作り仕事を受注しています。一
方で、ボランティアとして佐倉市内の小中学校の樹木の選定を毎年6校ずつ
行って頂いていることは、まさに社会貢献と生きがいの創造、
さらには健康寿命の延伸につながっています。高齢者に蓄積された
経験・知識を還元する場として社会参加はどうあるべきか、高齢者の知見を
活かすことどのような効果を期待しますか。産業振興という観点ではいかがでしょうか。
〇将来にわたって住み続けたいと思えるまちをつくるための取り組みの中に、
市民の生活、活動の基礎となる交通手段の確保については、コミュニティバス
などの導入や民間事業者との連携により、地域に合った交通手段の確保に努めると
ありますが、介護認定を受けた人が利用できるシルバー人材センターの福祉運送事業が
果たす役割は非常に大きくなっています。利用者のニーズは高く、2か月先まで予約が
埋まっていると聞きます。コミュニティバスと福祉運送事業は、目的が違う、担当が
違うということかもしれませんが、市民の生活、活動の基礎となる交通手段の確保と
いう意味での庁内連携が出来ているか伺います。
〇高齢者の就業の環境整備についてどのように進めるか伺います。
高齢者の就業の環境整備としてのシルバー人材センターへの支援と
地域包括ケアシステム構築の中でのシルバー人材センターの位置づけについて伺います。
私が所属する自主防犯団体クライネスサービスのバーベキュー会に出席し、生き生きとした皆様の笑顔を拝見しながら、高齢者の知見を活かすことをこれからも応援していこうと思いました。。