国連の潘基文事務総長が日本の被災地へ、
「皆さまが頑張っている姿を見ると勇気づけられます」
「被災者が落ち着き、秩序が守られていることに驚いた」と昨年8月に福島県を訪問した時の感想を日本語で語っているのを
ラジオで聞いて、このメッセージに温かさを感じた。
世界中が日本という国に心を寄せ支援してくださった事に改めて感謝したい。
まもなく一年というのに、被災地は復興のための復旧もまだまだ始まったばかり。
その国連、国連通常予算・日本の分担金は米国に次いで、世界で2番目です。
日本の負担率は全体の12.5パーセント 金額は296.1(百万ドル)
常任理事国の国々の負担率は?
第1位 米国 22パーセント 568.8
第4位 英国 6.6パーセント 156.1
第5位 仏 6.1パーセント 144.7
第8位 中国 3.1パーセント 75.4
第15位 ロシア 1.6パーセント 37.9
日本は経済大国といわれた時代を終え、震災から復興に向け厳しい経済の中、
この負担金の見直しを 政府としてきちんと交渉しているのでしょうか?
常任理事国でもなく、発言力も小さい国連で、負担金だけ突出してみえますが・・
ちなみにドイツは第3位 分担率8パーセント 189.5(百万ドル)
イタリア第6位 4.9パーセント 118.1
敗戦国としていつまでもこの負担率の高さを黙って払い続ける程の財政の余裕は日本にはないはずです。
事務総長の温かいメッセージをありがたく頂き感謝すると同時に、政府は日本の現状をしっかりと国連に伝えて欲しいと思います。
それが、被災地の復興もつながると思います。