31日13時から議会質問するにあたり、18日に健康増進課,19日に教育委員会、企画政策課、資産管理経営室、産業振興課
20日に教育委員会のヒヤリングを受け、なんとか質問原稿を作成し昨日、担当者へメールを済ませました。
今日は、本田由佳先生の「産前産後のボディケアとビュティーメソッド」講座視察のため長岡産婦人科クリニへ。
妊婦さんのお腹にいる胎児が、女の子であれば、その胎児の中には700万個の卵子になる細胞があるそうです。
私は、物心がついたときには母方の両親がすでに他界していましたので、祖父母の顔を知りません。
しかしながら、私の母が祖母のお腹の中にいた時には、その中に私になるルーツが存在していたので、顔を知らなくても祖母のお腹の中の中で
ぬくぬく!?居たことになります。
だからこそ、卵巣年齢や胎児環境が人の人生の健康の基盤であり、体をつくる食生活が重要となってくるのです。
2012年7月に参加したラブテリサミットで、食・運動・心・睡眠・知識から考える健康と予防医学についての勉強させていただき、
胎児環境が人の人生の健康の基盤になることについて多いに共感しました。
睡眠、卵巣年齢、普通分娩と帝王切開の新生児の腸内細菌についてなど、知れば知るほど、妊娠できる体づくりの大切さが分かり
その時以来、佐倉市でもいつかお母さんとなる日のためのいわゆる「妊活」セミナーを本田由佳先生をお呼びし開催したいと考えました。
また、不妊治療の助成や妊活についての要望を市民の方から頂き議会で質問し、
一昨年には本田由佳先生を講師に第1回『健康美ボディ❤入手講座』~いつかママになる日のために、今から始めるカラダづくり~を佐倉市主催で開催。
昨年は第2弾を開催し、今日は、総務省「 ICT健康モデル(予防)の確立に向けた退職時健康情報継続管理モデル等(被扶養者モデル)に関する実証」
事業の一環として産前産後のボディケアとビュティーメソッド」が開催となりました。
講師の本田由佳先生は卵巣年齢の研究をし、夢は”女性と子どもの健康力をあげて日本を元気にする”ことです。
受講された妊婦さんは、食生活、栄養、たばこの害、受動喫煙の害、未病について、BMIの計算,摂取カロリーの出し方等を学ぶことが出来た
中身の濃いセミナーでした。これからも開催される予定ですから、妊婦さんの受講をお待ちしています。
さて、米国、ロシア、韓国では卵巣年齢を自分で知り、人生設計に役立てると今日のセミナーで伺いました。
一方で、千葉県浦安市は、順天堂大学浦安病院で、市の補助による社会性不妊治療研究が7月 1日から開始されました。
この研究は、何らかの理由ですぐには子どもを産みたくても産めない女性に対し、卵子・卵巣凍結保存技術を活用した不妊治療を行うとともに、
妊娠・出産の適齢期などの啓発を行うものです。
具体的には、浦安市在住の女性は保険適用と同等の3割負担で卵子の凍結保存が利用できるようにしました。
高年齢出産を進めるものでは無く、今妊娠できない、抗がん剤治療を受ける方がなど採卵時の年齢が20歳から34歳まで
(がん治療などにおいて化学療法が必要な方についは39歳以下)が対象です。
他の自治体がすぐにマネできる施策ではありませんが、佐倉市として少子高齢化施策の中でも特化した施策を考える必要があります。