本日から4日間、決算審査特別委員会です。
会派のぞみから望月庄子委員と徳永由美子委員が委員会に出席し、私は斎藤明美議員と傍聴をしています。
明日は、教育・福祉・健康子ども部所管の議案についてです。
一年前の今日、湯浅龍彦先生が大会委員長となり開催された日本早期認知症学会での特別講演では、安心して徘徊できる街 大牟田市の
取り組みについてお話を伺い、以下について優れていると感じました。
まず、大牟田市が認知症ケアの取り組みをスタートするにあたり、高齢者の方3,000名、認知症の方のご家族3,000名、高齢者福祉・病院職員3,000名の
アンケートを取ることから始めたこと。
認知症の高齢者が行方不明になったという想定で、実際にその役目を担った方が行く先を誰にも告げずに地域を「徘徊」
連絡を受けたネットワーク(警察・消防・中学校・タクシー会社・コンビ ニや商店など)が、捜索に協力するという訓練をしている事。
子どもと家族が一緒に認知症を学べるよ うにと、絵本「いつだって心は生きている」の制作に取り組み、この絵本を使った教育は、
小学校 4 年生から中学校 2 年生を対象に、総合学習の 時間を使って行う取り組みをし、上記の訓練にも参加している事です。
佐倉市のさくらパス、1万人いる認知症コーディネーター、地域資源を最大限活用し多職種で認知症を支える取り組み他について、明日は審議されます。
安心して徘徊できる街 大牟田市
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第15回日本早期認知症学会で大牟田市 大谷るみ先生の講演を伺う機会を得ました。人口12万人高齢化率34パーセントの大牟田市が、認知症ケアの取り組みをスタ...