佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



2月議会招集日。

H28年度佐倉市予算案はじめ議案1号から議案43号、諮問1号から2号までが市長より提案され、来月22日まで開会されます。

住民税非課税世帯の65歳以上の高齢者に支給される30,000円の年金生活者等支援臨時福祉給付金は佐倉市内の対象者は15,000人。

この補正予算の議案のみ、6月までに支給するために、本日総務常任委員会、文教福祉委員会で審議され、本会議で議決されました。

本会議後の議会改革推進委員会では、請願と陳情の受理と審議方法について話し合いました。

歳入
 市税収入は、237億7,165万5,000円を計上。前年度比2.0%、金額で4億5,604万8,000円の増。これは、景気の回復基調により、個人及び法人市民税の増加が見込めることや、新築家屋の増加や企業の設備投資に伴う償却資産の増加などにより固定資産税が、前年度と比べ増加する見込みとなったことによるもの。
 地方交付税など国県からの各種交付金については、前年度比約1億6,000万円の増加を見込んでいる。地方消費税交付金は2億円増加するが、地方交付税は8,000万円減少。
 国庫支出金は、橋梁の長寿命化工事などに伴う防災・安全社会資本整備交付金の増加により、前年度比1.3%の増、金額で約8,800万円増の69億9,263万4,000円を見込んでいる。
 県支出金は、前年度比0.2%の増、金額で466万2,000円増の29億5,266万5,000円を見込んでいる。
 寄附金は、ふるさとまちづくり応援寄附金の増加により、前年度比538.7パーセントの増、金額で1,244万5,000円増の1,475万5,000円を見込んでいる。
 繰入金は、財政調整基金などからの繰り入れであるが、前年度比38.0%の増、金額で8億5,218万5,000円増の30億9,424万9,000円を計上。
 市債は、志津公民館整備事業債と市役所本庁舎や小中学校の耐震補強事業に係る市債の借入れが終了するため、前年度比47.0%の減、金額で20億7,440万円減の23億3,530万円。このうち地方交付税の振替である臨時財政対策債は2億円減の16億円を見込んでいる。

歳出
 歳出中で構成比の高いものは、民生費の40.3%、総務費の12.8%、教育費の12.0%となっている。
 民生費は、186億9,523万9,000円で、前年度比4.2%の増、金額で7億4,775万5,000円の増。これは、生活保護費等給付事業などの扶助費、国民健康保険特別会計繰出金、保育所入所委託等事業の増加などによるもの。
 総務費は、59億2,753万9,000円で、前年度比5.6%の減、金額で3億4,856万2,000円の減。これは、市役所本庁舎や志津駅南口自転車駐車場の耐震補強工事が完了したことなどにより、減少したもの。
 教育費は、55億7,780万6,000円で、前年度比29.0%の減、金額で22億7,549万5,000円の減。これは継続的に進めていた、小中学校校舎等の耐震化や志津公民館整備事業が、平成27年度で完了したことなどによるもの。
 土木費は、46億2,929万4,000円で、前年度比40.7%の増、金額で13億3,948万2,000円の増。これは、市管理街路灯LED化事業の着手、橋梁維持事業の増、岩名運動公園や佐倉城址公園の整備事業の実施に伴い、増加となったもの。
 継続費は、井野・酒々井線橋梁整備事業など4件を設定しようとするもの。
 債務負担行為は、特別職等公用車の賃貸借など23件を設定しようとするもの。
 地方債は、臨時財政対策債など9件の限度額等を定めようとするもの。
 なお、財政資金の一時的な不足に対応するための一時借入金は、その最高額を20億円としている。



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