22日、財務大臣の諮問機関「財政制度等審議会」が、女性の視点から意見を聴くために公聴会を10年ぶりに
開き、私も参加しました。
30名の高校生を含めた400名あまりの女性参加者に対して、財政制度等審議会の女性委員から
現状の解説が前半であり、その上で会場から質問や意見が出されました。
新聞記事の中には「保育環境について意見が数々出された」と一言でくくっているものもありましたが、
実は「現状をどう改善するか」「限られた予算の中で実現できる未来の優先順位はどうなっているのか」等の
意見も出されました。
特に高校生は自分達の意見をどのように反映してもらえるかや
保育士のステータスを上げるにはどうしたら良いかなど、実情をよく理解した上での意見でした。
やはり、負担割合でいえば確実に若い世代の負担率が高くなっていますから、我々は将来世代の懐からどんどんお金を
使ってはいけない事は明らかです。
今週は、会派のぞみで財政についての勉強会がありますので、国、県、佐倉市という広い視点を持ちつつ、
第4次佐倉市総合計画の基本構想で示す将来都市像「歴史 自然 文化のまち ~ 佐倉への思いをかたちに ~」を実現するための
後期基本計画を実施していくための財政運営を考えていきたいと思います。