今年度、私は総務常任委員会の委員です。
本日の総務常任委員会で審議された一般会計補正予算歳出の主なものは、議会一般質問中における傍聴者用の臨時託児室の設置、
学校プールの集約化等の可能性の調査研究の実施、志津地域防災集会所の施設修繕他です。
財産の取得の議案は、市民音楽ホールコンサートスタンウエイグランドピアノについて、2,322万円をもって、
株式会社松尾楽器商会と売買契約を締結しようとするものです。
市民音楽ホールコンサートピアノ(スタンウェイD-274は8割手づくりで製作に3年)は、音楽ホール開館以来34年使用し
力強い音、鋭い音が出なくなり、オーバーホールに380万円、交換できない反響版をあえて交換すると更に900万円かかることから
このほど3台のピアノを試奏した上で購入しようとするものです。
レンタルすると年間約190万円という説明がありました。
プールについては、現在、西志津小学校、佐倉小学校のプール授業は民間委託で行われていることを踏まえ、
学校プールの集約化等の可能性の調査研究の実施しようとするものです。
佐倉小学校プールの耐震改修をする際、工事車両などが入るスペースがなく、老朽化したプールを撤去し、
水泳授業の民間委託が検討され、プールを維持し続けた場合と、民間委託した場合のコストを算出し、
年間で40日程度しか使われないプールを維持するより、民間委託すれば、30年間のライスサイクルコストが
約44パーセント削減できるという試算で、水泳授業の民間委託が佐倉小学校で始まり、
翌年から、西志津小学校でも、水泳授業の民間委託が行われており、児童や保護者からの良い評価を得ています。
2校のプール跡地は運動場として子どもたちのために使われています。
他の小中学校プールでも老朽化が進み、南部中学校のプールは補修を重ねながら55年間使用していますが、
新しくプールを建設するには、1憶5千万円から2億必要です。
今回の調査では、現在の市内小中学校プールと岩名運動公園プールと上座公園プールの状況を調査し、
市営プールを温水化し小中学校のプール授業を集約できるか否かの調査を補助金を得て調査しようとするものです。
調査委託する業者はプロポーザルにより選定しますが、佐倉市の状況を十分に踏まえた調査となるように
努めて欲しいと思います。
明日は、文教福祉常任委員会を傍聴します。