少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

ハイアイポイント

2007-01-23 22:41:46 | 写真
ベッサで写真を撮る時に、眼鏡をした状態では40mmのレンズのフレームを全く確認できない。眼鏡をとって、まつげが当たるくらいにアイピースに目を近づけないとだめだ。眼鏡をとっても見えるように-3ディオプターの視度調整レンズを入れたので、眼鏡をとれば一応は見えるようになった。

でも、スナップショットを撮ろうと思うといちいち眼鏡をとるのはうっとうしい。左の目も眼鏡をはずしているのでぼやけてしまい、1倍のファインダーのメリットを生かした両目でのフォーカシングもできない。

天体望遠鏡では眼鏡でもよく見えるようにアイレリーフを伸ばしたものがたくさんある。

カメラではアイポイントというらしいが、昔のニコンF3にHP(ハイアイポイント)というバージョンがあるらしいが、それ以外ではあまり見かけないようだ。

眼鏡をかけてカメラを使う人もたくさんいるだろうに、そういう人たちってハイアイポイントのカメラをつかうというニーズを持っているんじゃないだろうか。

モノクロ現像の定点観測

2007-01-23 22:26:02 | 写真
印画紙のコスト高ということもあり、最近はオリエンタルのRCペーパーばかり使っている。ただ、大きさは6切り。小さい印画紙ではどうも写真がよく分からないから。

フィルムの現像はネオパン400プレストをEI=200で撮影。現像はシュテークラー氏の2液現像。印画紙現像はプロトールスタンダードを希釈して使う。カメラはハッセルとベッサ、そして中古の望遠で子供を撮る時はミノルタSR-101をたまに使う。

フィルム現像の温度や時間もほとんど変化なし。同じプロセスを同じように処理している。退屈と思えるかもしれない。

でも、最近ちょっとなにかが見えてきた気がする。いつものプロセスを中心にしたわずかな揺らぎだ。いつものプロセスではちょっとだけネガが濃すぎたりすることがある。そういう時はほんの少し現像条件を変えてみる。例えば攪拌を一回だけへらすとか。逆に露出を三分の一段だけ減らしてみる。そして結果を見る。他の要素は変えない。いつも一緒だ。

何もかも同じ様に現像するからこそ、わずかな処理の変更の結果が見えてくるのだと思う。いつも同じ立ち位置であたりを見てみること、それが大切だ。歩きながらではなかなかわずかな変化を捉えることはできない。