少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

空の暗さ

2007-11-25 22:10:27 | 天体観測
今日もいい天気だが、満月もギンギンに輝いていて星見にはいまいち。そこで双眼鏡でプレアデス星団(すばる)を観察してどのくらい星まで見えるかを調べてみた。

実はこれは環境省がずっと前からやっているプロジェクトで日本中のいろんな所のデータが蓄積されている。

今日見えたのはギリギリで8.0等星だった。よそと比べてみると案外暗い星まで見えているようだ。天の川はまったく無理だけど満月が出ている条件にしては健闘しているほうかもしれない。また月がなくなってからチャレンジしてみよう。

現像に関する考察

2007-11-25 21:58:06 | 写真
今日は露出を10段階に変えて撮影をやったりして、現像の状況を確認した。攪拌を抑えて(最初1分間攪拌、あと1分間に2回攪拌)現像時間を長くした(9分30秒)条件でのフィルム。焼き付けの条件はF11で25秒。印画紙は富士の2号(KM2)だ。

焼き付けの時間はもう少し長くしたかったが、これでも大分露光量は多い。結果はハイライトはまあまあだったが、シャドウはすとんと落ちてしまっていてZONE2以下にはトーンが全くなかった。確かにプリントを見てもシャドーがつぶれている感じだ。それでも諧調の出ている段数は7段程度でそんなに悪くはないだろう。

壁の撮影じゃなくてちゃんとした対象を撮ったコマを±2段振ってみると-1か-2段が良い感じで、ネガ濃度が十分足りていないことが明白だ。

これらの結果を総合すると、シャドーをもう少し持ち上げて全体的なネガ濃度を上げたいところだろう。具体的にはさらに攪拌を少なくしてシャドウ部分のネガ濃度を上げる一方、ハイライト部分の黒化を抑制する。そして全体的なネガ濃度を上げるために現像時間を長くするというところだろうか。