大判カメラ修行中

またまた風が強い一日だったが、頑張って撮影に出かけた。何を撮るかよりもどうとるかに今のところ気持が行っている状況。カメラの扱い方にも少しづつ慣れてきた気がする。魔法の緑の冠布をかぶると、目の前のありきたりの風景が幻想の世界となってガラスに映る。ルーペでしっかりフォーカスを出すのも楽しい一瞬だ。スポットメータであちらこちらの露出を確認してからカメラの露出をセットする。風が強いので、カメラぶれしないように風が収まる瞬間をねらってシャッターをきる。ジャッと感じの音がしてあっけなく撮影は終了。フィルムホルダーの板をひっくり返してかばんにしまう。まあ、ざっとこんな感じ。

帰ってからコンビプランで現像開始。これもジョーゴを替えたり、栓を緩める道具をそろえたりして、大分進化してきた。何度か試して今のところＤ７６（１：１）＠２２℃で13分30秒で処理している。それでもまだロールフィルムの現像のようにすべての所作が流れるようにはなっていない。一つ一つの操作を確認したいところだ。

ということで何枚か、プリントしてもいいかなあと思うネガもできてきた。とりあえずヨドバシででもプリントしてみてもいいかもしれない。ちょっと来週は1週間続けて緊張感の伴う仕事が待っている。帰りにヨドバシによるくらいの余裕が持てればいいのだけど。