少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

はかなさについて

2009-05-06 20:04:45 | その他
あっという間にゴールデンウイークも終わってしまった。皆さんのお休みはどうだっただろうか。今年はあまり遠くへ出かけけることもなく、近所をうろうろしていたら終わってしまった。まあ、そういう休みも悪くはないかなあと思う。おかげで部屋はずいぶん片付いたし、お風呂もきれいになった。ちょっとした大掃除モードになっていた。

さて、なぜお休みというのはうれしいのだろうか。そんなの、朝早く起きなくてもいいし、面相臭い仕事をしなくてもいい、理由などいくらでもあげられるというかもしれない。もちろん、そういう主張に異論をはさむつもりはないし、自分だってお休みは大好きだ。永遠にゴールデンウイークが続けばいいとさえ思う。

でも、お休みというのは終わるから良いのだということも多くの人が気づいている。いつまでも終わらないお休みなど、うれしくもなんともないということも自明だろう。無限に続くお休みの中で今日というのは無限に小さい意味しかない。今日やらなくても明日がある。明日やらなくても明後日がある。いつになっても、何も実行には移されない。そんなお休みは誰だって楽しくないだろう。

最近さらに気がついた。お休みの先にいやなことが待っているとしたらどうなるか。いやなことにいずれは対峙しなければならないとしたら、その前にあるお休みはさらに輝きを増すに違いないと思う。いや、近い将来起こるいやなことが気になって休みなんて楽しめるはずがないというかもしれない。それも一理ある。でも、悔やんでも、そのいやなことはどうせやってくる。だったら、その前のヴァケーションを楽しんだ方がいいに決まっている。いや、そういう心の強さが欲しいと思う。そうすれば、心の中にエネルギーを蓄えて、そのチャレンジに備えることだって出来るかも知れない。平静を保てるかどうかが勝敗を決めるに違いない。心に余裕を持つことが大切だ。

楽しいこと、美しいこと、味わい深いこと、いろんな好ましい感情というのは、どれもはかない。みんな永遠に続けばいいと思うのに、神様はそういう風に世の中を作ってはくれなかったようだ。いや、逆言えば楽しいことが永遠に続けばいいと思うそのことが、楽しいことをはかないものにしてしまっているといえるのかもしれない。すべての物事は移ろいゆく。楽しいことも悲しいことも。そういう風に感じることが、人生を味わうということのような気がしてきた。ちょっと年をとってきたかなあ。



大判習作

2009-05-06 18:33:46 | 写真
WISTA45D, SYMMAR 135mm F5.6, ACROSS 100,EI=100

ちょっと前に撮った4X5の習作。デジカメスキャンができることがわかったのでネガを引っ張りだしてきた。頭の影が映っていたりしてなんだかしまりがない写真ですなあ。でも、着実に4X5の撮影や現像の手続きが身についてきた気がする。ACROS2箱目に突入。

天体カタログ

2009-05-06 18:02:36 | 天体観測
今日も天気が悪くてあまり外へはいけず、暇なのでこれまでの天体スケッチのカタログ作りを始めた。コンピュータ上に作るもことももちろん可能だが、ここはアナログチックに紙で行きたい。まずは京大式情報カードを買いに出かけた、がこれがなかなか見つからない。どうも近頃はああいうものを使ってデータの整理なんてのは、はやらないらしい。やっとの思いでカードを見つけてきた。とりあえず200枚買ってきたからしばらくは大丈夫だろう。これまでに描いたスケッチは、ノートに張り付けてあるので、これをコピーしてカードに貼っていった。結構手間ががかかり、今年のスケッチを全部カードに移したところで今日は終わり。将来に何か気がついたことでもあれば裏側にメモを足していこうと思う。一生の宝ものになるといいなあ。