ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

初秋の北陸周遊記〔上〕

2018-09-11 08:07:07 | 旅行・秘湯・巡礼 
台風が通過したその朝、吹き返し風が残るなか家を出て長野道から北陸道へ。
5日の午後1時半、金沢の「ひがし茶屋街」に到着し一休みしてからの散策。
そこは 加賀百万石城下町の一角、庶民にも「謡」を奨励した加賀藩の風情や
伝統が残った茶屋町街で、伝統的建造物群保存地区に指定された古い街並み。
車にもどって移動、金沢の中心繁華街である「香林坊」に近い 宿泊ホテルに
立ち寄り、荷物を預けて「兼六園」と「金沢城」の徒歩散策に向かう。
先ずは兼六園、真弓坂から根上松・雪見橋・コトジ灯籠を廻って寄観亭で一
休みして、織田信長配下の鬼玄蕃「佐久間盛政」が築城し 「前田利家」が改
修した「金沢城」に入り、石川門や三十三間長屋や 櫓や石垣などを廻って玉
泉院庭園に出て、近江町市場から武家屋敷の街並みを訪ねてホテルに戻った。

翌日は 雨の予報に反して曇り空、「勧進帳」で有名な「安宅の関址」を訪ね
てから「那谷寺」へ、 趣のある境内や庭園を観て 駐車場でかき氷を食べる。
続いて 石川・福井の県境にある「吉崎御坊」へ、 そこは一向宗(浄土真宗)
の布教本拠で、比叡山を追われた「蓮如」が下向して一大聖域としたところ。
高台の御坊本堂跡から吉崎別院や願慶寺を廻り、事情があってこの地で昼食。
少し走り日本海の断崖絶景「東尋坊」を眺め、1時間少々走って永平寺町へ。
そこの曹洞宗大本山「永平寺」は、道元禅師が 寛元2年(1244)に開山した名
刹であり修業寺でもあり、諸堂伽藍が形成されていて国宝など文化財も多い。
この日の観光はここで終了、門前でお土産を購入し福井市内のホテルに宿泊。
『地の魚ノドグロを鱈腹食べたが、私は決してハラグロくない』と、独り言。
台風のため一日遅らせた旅、1泊目の宿を3泊目に変更し傘を使わず大正解。
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