冬の到来とともに 懐かしさも増すらしく、古い友との再会の機会が多くなっている。
11月に四回の食事会があったが、それは 中学や高校の同級生であり職場の仲間だ。
そんな旧友と再会する昼食会の 一つが、11月30日(土)に 古都鎌倉で開催された。
メンバーは四人、「北川辺」を出身地とし 小学校から高校まで同じ道を歩んだ仲間。
四人そろうのは5年ぶり、一人が相模原で事業を営んでいるため 会場を鎌倉とした。
また相模原の友には病の後遺症があり、体力的負担をかけないことも理由であった。
故郷に住む二人は 「栗橋」からJR湘南新宿ラインに乗り、大宮から私が合流した。
逗子行きの直通電車を「鎌倉」駅で降り、東口改札に向かうと 集合時刻の40分も
前だというのに、目の前に相模原の友が突然に現れ お互い鉢合わせする偶然に驚く。
食事の時間まで お茶を飲んで語らい、11時40分から「鯉之助」に移って昼食会。
落ち着いたお店で「お刺身膳」を囲み、乾杯し近況報告や 昔ばなし等に時を過ごす。
齢80を超えると 身体のどこかに不具合があり、話題は病気と医療と生命への感謝。
食後は 若宮大路に出て左折、二の鳥居から桜並木の「段葛」を歩き 三の鳥居の先で
足弱の二人を残し「鶴岡八幡宮」を参拝、大石段横のイチョウは 見事な紅葉だった。
ゆっくり路を返して コーヒータイムをとり、「鳩サブレ」を買って鎌倉駅に戻った。
相模原の友人と別れ、埼玉組は16時06分発の 直通電車のグリーン車で帰宅した。
『11月に会合が集中したが、12月の忘年会予定が今は一つもない 』と。独り言。
四人は体に弱みを持つが 気持に弱みはなく、足腰の具合は悪いも懐具合は悪くない。