お前は、
ほんまに
内弁慶な子やなあ」
母が
しょっちゅう
嘆いていたのを
思い出す。
外に出ると
全く意気地がなく、
友達に何か言われても
何も言い返せないのに、
家に帰ると、
打って変わり
生意気な口をきき出す。
取りつく島のない
我が儘ぶりを
発揮する子供だった。
ただ『弁慶』になっての
仁王立ち対応は、
家でも母に対してだけ。
ほかの家族には、
大人しく行儀のいい子供で
あり続けた。
大人になった今、
妻が口癖のようにいう。
「外面がええだけやのに
勘違いして、
『ええ旦那さんやね』やと。
みんなが褒めるんよ。
もうくすぐっとうて
叶わへんわ」
そう!
『内弁慶』はしつこく
私の中に
生き続けている。
だから外面のいい旦那が、
家ではわがまま放題の
問題児になる。
子供時代の性格に
趣味の演劇がプラス。
外・内と
顔の使い分けが
上手くなったのだろう。
「ようでけた人やなあ!」と、
周囲に
私の内面を見抜ける人は、
まずいないのが
愉快だ。(ちょっと怖いかも……?笑)
ほんまに
内弁慶な子やなあ」
母が
しょっちゅう
嘆いていたのを
思い出す。
外に出ると
全く意気地がなく、
友達に何か言われても
何も言い返せないのに、
家に帰ると、
打って変わり
生意気な口をきき出す。
取りつく島のない
我が儘ぶりを
発揮する子供だった。
ただ『弁慶』になっての
仁王立ち対応は、
家でも母に対してだけ。
ほかの家族には、
大人しく行儀のいい子供で
あり続けた。
大人になった今、
妻が口癖のようにいう。
「外面がええだけやのに
勘違いして、
『ええ旦那さんやね』やと。
みんなが褒めるんよ。
もうくすぐっとうて
叶わへんわ」
そう!
『内弁慶』はしつこく
私の中に
生き続けている。
だから外面のいい旦那が、
家ではわがまま放題の
問題児になる。
子供時代の性格に
趣味の演劇がプラス。
外・内と
顔の使い分けが
上手くなったのだろう。
「ようでけた人やなあ!」と、
周囲に
私の内面を見抜ける人は、
まずいないのが
愉快だ。(ちょっと怖いかも……?笑)