当選を夢見て購入する宝くじ。
三十年以上買い続けたが、
末等以外当たったためしがない。
クジ運は最悪といっていい。
当たらない宝くじは、
定年退職と同時に
小遣いが減らされて
買えなくなった。
いい潮時だった。
そんな時に出会ったのが公募。
本を読んでいて
募集を知ったエッセーコンテスト。
なんとなく書いて応募すると、
忘れたころに連絡があった。
「入選しました」
なんと賞金五千円の優秀賞。
もう天にも昇る心地を味わった。
この甘い汁が公募の虜にさせた。
手当たり次第に応募。
その結果は落選のオンパレード。
ただ応募しないと入選は絶対ない。
買わないと絶対当たらない
宝くじと同じだが、
少なくとも
公募は一度いい目をくれた。
いまも時折佳作や最終候補に残る。
掲載された名前を
目にするだけで
胸がドキドキする。
宝くじで味わえなかった
小さな感動との再会を願い、
公募はやめられない。
限りなく少ないチャンスを求めて、
今日も書いている。
三十年以上買い続けたが、
末等以外当たったためしがない。
クジ運は最悪といっていい。
当たらない宝くじは、
定年退職と同時に
小遣いが減らされて
買えなくなった。
いい潮時だった。
そんな時に出会ったのが公募。
本を読んでいて
募集を知ったエッセーコンテスト。
なんとなく書いて応募すると、
忘れたころに連絡があった。
「入選しました」
なんと賞金五千円の優秀賞。
もう天にも昇る心地を味わった。
この甘い汁が公募の虜にさせた。
手当たり次第に応募。
その結果は落選のオンパレード。
ただ応募しないと入選は絶対ない。
買わないと絶対当たらない
宝くじと同じだが、
少なくとも
公募は一度いい目をくれた。
いまも時折佳作や最終候補に残る。
掲載された名前を
目にするだけで
胸がドキドキする。
宝くじで味わえなかった
小さな感動との再会を願い、
公募はやめられない。
限りなく少ないチャンスを求めて、
今日も書いている。