こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

ああ!無情

2017年04月21日 00時44分29秒 | Weblog
昨日の続きを書こうとしたときに
携帯が入りました。
隣保長から
葬式が入ったとの知らせです。
それも家族葬だから参列はいらないとか。
亡くなったのは誰それと聞いて
「はあはあ」とうなずきます。
しかし、
「26歳です」にビックリ!
「喪主はお父さんの○○さんです」
と聞いて、またまたビックリ!
地元の小中と同級だったからです。
そこでよくよく考えてみれば、
私の次男も26歳!
(ウ~~ン!)です。
死因は当該隣保の隣保長さんにも
知らされていないそうです。
しかし
最近は自然の摂理を覆して
親より先に死ぬ子供の情報が
増えたような気がします。
わが村でも
昨年に
23歳の大学生が下宿先で急逝。
彼の場合は病死だったそうです。
親御さんは
はるばる遠方まで
遺体を引き取りに出向かれたと
聞いています。
同じ隣保の
私より5歳若い父親でした。
諦めがついたのか悟りきったのか
農道で出会った彼は
平常そのものでした。
心のうちまでは見通せませんから、
判断を誤ったかもしれません。
しかし
親の悲しみは
痛いほど感じました。
わが子らに
わたしより先に死ぬなと、
父親の思いを心で念じました。
届くことを願っています。
亡くなった
息子さんに
心よりお悔やみ申し上げます。
合掌!
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記憶を歩いてみる

2017年04月20日 01時13分33秒 | Weblog
朝7時。
携帯がなっている。
ぼんやりとした頭ながら
なんとか携帯に出た。
「きょう9時からやったなあ」
ハッとした。約束を思い出した。
しかし、
寝ぼけマナコを
あと2時間で
スッキリさせる自信はない。
「悪い、10時にして貰えるやろか」
「かまへんで」
さあ、急いで支度をしなくては!
昨晩は原締め切り直前のエッセーを
仕上げるの懸命で
徹夜してしまったのだ。

10時。
知人を迎えた。
なんとか態勢を整えるのに
間に合ったようだ。

実は来月に予定を立てた
まちライブラリーの企画
里山ウォーキングの
コースづくりに
実際に歩いてみようと、
知人を誘っていた。

コースは山の中。
今時の山は何がいるか分かったものじゃない。
一人じゃ怖くて行く勇気が出なかった。
そこで知人を巻き込んだのだ。
まあ情けない話だが、
臆病者で小心者だから仕方がない。

今は尼さんがいなくて
廃寺寸前の荒寺が起点。
その前に立ったとき、
子供時代の思い出が
じわーっと蘇った。
今は亡き兄ら村の子供たちが
うち揃って
山を、
尼寺の周辺を暴れまわった
あの日々の思い出が……!

あとは明日に書きます。
いまは蘇った記憶に
浸っていたいと
しきりに思うのです。(ちょっと真面目)
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花札?

2017年04月19日 00時42分37秒 | Weblog
酔芙蓉?ムクゲ?花梅?菊梅?
我が家の庭に新しく仲間入りした花木
花音痴の私には
成長した姿や
どんな花が咲くのか
全く想像がつかない。
実は
妻がすすめて買わせた苗木たち。
植えるのはわたしの出番。
スコップで穴を掘り
腫物を触る慎重さで
植え付けたのだ。
そのあとに
嵐のような風雨に見舞われた。
朝見回ると、
なんとかしっかりと立っていてくれた。
とはいえ、
植えた直後だというのに、
早くも名前が出てこない。
これで認知症にになったら、
花木の庇護もできなくなるし、
子供たちに頼むとしても、
名無しの権兵衛じゃ、
お粗末な扱いをされかねない。
そこで思いついたのは
花木の名前を
目じるし代わりの名札に
したためておこう!と。
早速
太い竹を適当な長さに切って
八つに割いた。
筆に墨汁を含ませて、
無念無想で、
サラサラ~ッと。
まず酔芙蓉と書いた。
竹の丸肌に筆字……う~ん!いい感じだ。
古代に
木簡・竹簡が使われていたっけ。
埋蔵文化財にあったのを思い出す。
酔芙蓉へ斜になるように
竹簡を打ち込んだ。
風情を感じさせ
花の名前が一目瞭然だ。
これはいい!
思いついた自分を
褒めてやろう。(フフフフフ♪)
これで
花音痴が花天才に飛躍できるかも。
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正体は?

2017年04月18日 00時59分04秒 | Weblog
お前は、
ほんまに
内弁慶な子やなあ」

母が
しょっちゅう
嘆いていたのを
思い出す。
外に出ると
全く意気地がなく、
友達に何か言われても
何も言い返せないのに、
家に帰ると、
打って変わり
生意気な口をきき出す。
取りつく島のない
我が儘ぶりを
発揮する子供だった。

ただ『弁慶』になっての
仁王立ち対応は、
家でも母に対してだけ。
ほかの家族には、
大人しく行儀のいい子供で
あり続けた。

大人になった今、
妻が口癖のようにいう。
「外面がええだけやのに
勘違いして、
『ええ旦那さんやね』やと。
みんなが褒めるんよ。
もうくすぐっとうて
叶わへんわ」
そう!
『内弁慶』はしつこく
私の中に
生き続けている。
だから外面のいい旦那が、
家ではわがまま放題の
問題児になる。

子供時代の性格に
趣味の演劇がプラス。
外・内と
顔の使い分けが
上手くなったのだろう。

「ようでけた人やなあ!」と、
周囲に
私の内面を見抜ける人は、
まずいないのが
愉快だ。(ちょっと怖いかも……?笑)
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あの頃は

2017年04月17日 01時23分14秒 | Weblog
お金の価値を
とりとめもなく
考えてしまった。
いま
わたしの財布の中身は
68円ぽっきり。
食品の買い出しは
カードが主だから
別におかしくもなんともないが、
その10円玉と1円玉が
なんとも愛ほしい!
そう思ったとき
初めての給料に
喜びを思い切り発揮した
母親の姿が
脳裏によみがえった。
あの時代
わたしの青春の始まりの日でもあった。

思い出メモ
地方都市の書店に
就職したのは十九歳。
それまでアルバイトも何も
経験しなかった。
勤務時間は明確に決まっていなかった。
朝七時半過ぎに入店して
夜八時頃までの仕事のはずが、
客足が途絶えないと
当然のごとく時間は伸びた。

別に不満はなかった。
働けるだけで十分満足した。
家から一時間かけて通っても
苦にならず、
ひと月夢中で働いた。
働くことが楽しい時期だった。
初めて貰った『お給料』は
六千円前後と、
おぼろげながら覚えている。
月二回の休みで、
かなり残業したが、
たぶん残業代は
出なかったのだろう。
ひとりひとり「ご苦労さん」と
社長が手渡してくれる包みを、
恐縮しながら受け取った。
手にした『初めてのお給料』は
実感が涌かなかった。
働いてお金を貰うことに
慣れていないせいだった。
「よう頑張ったね」と
母に喜ばれて、
やっと稼ぐ意味を
理解したと思う。

そんな時に届いた速達便
PHPからだ。
開封すると、
佳作の知らせ。
入選だと5万円
佳作は5千円の賞金
この差は
まさに天国と地獄
稼ぐ意味の重さを
この年になって
思い切り背負うようになったなあ。(笑)


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お疲れさん

2017年04月16日 08時30分30秒 | Weblog
23000歩。
帰宅して確認した歩数です。
よく歩きました。

朝10時
スタート前の『播磨横田駅』に160名が集合。
いきなり小雨が、そして本降りに!
天気が不安定で
先行きが危ぶまれます。
何人か諦めて帰る姿も
それが
不思議なことに
スタート時間前にはピタッと雨がやみました。

ぞろぞろと金魚の糞状態で行進(?)です。

12時前に目的地に到着!
どうやら雨はもう心配なさそう。
薄日までさしている。

「フラワーセンター」は
チューリップが見事に咲き誇っている。
我が家のは
まだ葉っぱだけというのに
まるで別世界だ。
かなりの人手も納得の花景色が
目の前に広がっている。
ベンチで
お結びを手にすると
『おむすびころりん』の主役もどき。
外で食べると
やはり格別にうまい。
持って行った4個のお結びを
瞬く間に平らげてしまった。
ネズミさんにあげるまでもなかったなあ。

園内で1時間半の自由行動。
温室で食虫植物や
熱帯性の花も堪能した。

帰りもぞろぞろと
スタート地点に帰り着いた。
そこで解散。
しかし
私にはまだ家までの道程が残っている。
30分ほどでイオンに。
今日はG・Gの日だが
もう買い物する元気はない。
ラウンジで
冷たい飲み物を、
5杯も飲んでしまった。
フードエリアの前にあるソファーに座ると、
ややお疲れさん
結局
1時間ばかり
ポーっと過ごしてしまったなあ。(年齢を感じる瞬間です。笑)

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歩こう!

2017年04月15日 01時12分58秒 | Weblog
15日は
新年度の
『加西風土記の里ウォーキング』第1回目。
県立フラワーセンター散策コースだ。
無料でフラワーセンターに入れることもあって
例年200人規模の参加者である。
まだチューリップの楽園とはいかないが、
桜の散り初めやなんやかやと
花を楽しめそうだ。
花音痴のわたしも
いそいそと出かけてしまう
魅力いっぱいのウォーキングだ。
北条鉄道の二番目の駅『播磨横田駅』に集合だ。
ちょっと早めに家を出て
そこまで1時間程度かけて歩くつもりだ。
歩く機会があれば徹底して歩きたい
北条鉄道の沿線に沿って歩くのも
また一興である。
思い切り歩きを楽しもうと思う。
最近は膝の痛みも自覚し始めている。
次の年は
もう歩けないかも知れない。
だから
いまを思い切り歩きたいと思う。
後悔を残さぬように。(キッパリと!)
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お料理

2017年04月14日 01時32分56秒 | Weblog
いつ帰ってくるかわからない娘。
とにかく夕飯づくりです。
毎日違うメニューをと心がけています。
きょうは
一口かつを使ったカツメシといきましょう。
とんかつでないのは
ひとくちにしてパン粉付けしたものを
冷凍庫にストックしているからです。
凍ったまま
フライパンの油の中に
それから加熱します。
この方法だと
フライものがカリッと揚がるのです。(わたしの場合だけかも知れませんが)
そして
デミグラスソースは
やはりストックしている
ハヤシライスソースを代用です。
我が家の冷凍庫(冷蔵庫に付属しているものです)に
ストック中なのは
ニンジン、ほうれんそう、小松菜のボイルしたのを
使い勝手を考えてカットしたもの。
合挽ミンチを100グラムづつ小分けしたもの。
食パンを好みの厚さにスライスして6枚づつ袋に入れたもの。
ぶなしめじにねぎの小口切りしといたやつ。
ああ、市販の餃子(半額になっていたのを購入)が一袋あったっけ。
あとパン粉とピザ用チーズ。
まあそんなところです。
容器は100均で買い集めたもの。
けっこう便利で重宝しています。
一口かつが揚がるまで、
牛乳ゼリーを作っておきます。
牛乳ゼリーは私の好物なのです。
調理を進めながら、
5月7日に予定のまちライブラリー企画
『料理本を片手にお手軽料理をつくってみよう!』で
扱うメニューを考えます。
シルバー世代、おひとりさま……
いろんな条件にあうものをと
頭をひねるのです。
これは脳の活性化にいいかもと、
自負していますが、
さてどうなりますやら。
しかし
その日が来るのを
今や遅しと
期待で胸がふくらんでいます。
さあ娘の夕食が完成。
カツメシが一口かつ丼に代わりました。
卵の買い置きがたくさんあるのを
思い出したからです。
あまり賞味、消費期限も
気にしなくていい卵ですが、
やはり気は心ですから、
どんどん使っちゃいます。
「ただいまー!」
グッドタイミングです。
親孝行な娘です、ほんまに。(大笑)
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春うらら

2017年04月13日 08時41分57秒 | Weblog
風に桜の花びらが舞っている。
窓越しに発見して
見入ってしまった。
なんとも
見事な自然の演出……!
ちょっと興奮したせいで
外に足を踏み出した。
頬をなぜる風は
春そのものだ
庭を回り、
家の周囲も歩いてみた。
確実に
春は我が家を
包み始めていた。(ちょっと感傷的に……?)
そこで
昔の思い出話です。



なんでも喋ってしまうお人よしの父親。
そんな私の弱点の一つを、
いまだに子供たちに知られずにいる。
実は「泳げない!」。
それもカナヅチどころかトンカチ!
情けなくて
とても話せるもんじゃなかった。

アルバムに貼られた家族の海水浴写真には、
どれも私の姿は見当たらない。
当時「仕事が忙しい」が口実だった。
いち度なんか、
「お父さんは海より山が好きなの。
お母さんは山が嫌いだから、
山登りはお父さんが行ってくれるよ」と
苦しい言い訳を妻はしてくれた。

それでも聞き分けない子供に、
やむなく同行した海水浴は、
砂浜で見物を決め込んだ。
「海水パンツ忘れてきた」の言い訳を、
子供たちに納得させるのも、
夫婦が阿吽の呼吸。

ただ海水パンツを持っていなかったのは
本当のこと。
学校時代は仕方なくても、
社会人になると、
海や水辺に無理して
近づく必要はなくなった。
以来これまで
海水パンツを買わずに済んでいる。
子供には内緒だが。
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ホッ!

2017年04月12日 01時11分45秒 | Weblog
朝から雨。
桜もすこし散り始めたようだ。
木の下に駐車していた娘の車に
桜の花びらがびっしり張り付いている。
なかなか風情があっていいもんだ。
きょうは学校だという娘には
少々気の毒かも知れない。
雨が小降りになったのを見計らって
桜の木の下へ移動した。
雨に降られながらの花見といこう。
(!)
あまりの鮮やかさに目を見張った。
雨中にひるまぬ桜は
まちライブラリーで
訪問客と見上げたものとまるで違って見える。
しばし感動して立ち尽くした。

2階の書庫を片づけ終わり、
玄関に出た。
目は郵便受けに。
年を取り、
昼日中の独りぼっちを
慰めてくれるのは
郵便物だ。
ダイレクトメールでもいい
郵便受けを覗き、
そこに郵便物を見つけたとき、
結構感動する。
しかし、
なにか貼られてある。
郵便受けの蓋に
宅配便の不在通知。
急ぎパソコンで再配達を依頼。
配達時間も指定した。


「おとうさん、迎えに来てよ」

娘の電話があったのは、
指定の再配達時間十五分前。
(もう少しなのに……?)
また不在で
配達人に二の足を踏ませるのは気の毒だ。

「娘より大事な用があるの?」

躊躇する私に、
親の急所を心得た娘の言葉。
仕方がない。
宅配便を犠牲にするしかない!

『ごめんなさい。
急用で家を留守にします』

郵便受けに貼り紙。
申し訳なさで後ろ髪をひかれながらも、
慌てて家を後にした。

「あれ?」

百メートルほど走ったところで気づいた。
向こうから走って来た軽自動車。
いつもの宅配便だ。
向こうも気づき、
行きかう直前でお互いにストップ!
ペコリと頭を下げあった。

「急用なんや。
ここで受け取ってもいい?」

「ええ。
サインをください、
あ、これ、ボールペンです」」

田舎はいい。
配達人とも阿吽の仲になれる。

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