こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

孫への期待

2022年12月11日 03時14分40秒 | 日記
きのうは孫娘が来訪。
ただ予定変更で、
滞在時間は六時間、実に忙しかった。
お昼はラーメンとポテトフライ、
孫の好物を作った。
その短い時間の間に、
なんと孫娘、
野菜を洗うお手伝いをしてくれた。
大根に菊芋、泥まみれだったが、
じつに夢中で手伝ってくれた。
もう一年生、嬉しい成長を見せてくれている。
「勉強の時間、発表したよ」
可愛いどや顔を見て頷く私だった。
内向的な家系である。
孫の母親である娘は、
父の私に似て、やはり内向的である。
それを孫娘が断ち切ってくれるかも知れない。
絶望的といっていいほどの超極端な人見知りだったわたし。
それを変えてくれたのは高校で国語を教えてくださった恩師。
他の科目は苦手だったが、国語だけは得意の私。
校内弁論大会に参加を強く推して下さった先生。
これが不特定多数の人前での発表デビューである。
なんと優勝、そしてわたしは変わるきっかけを得たのである。
今に至るまで人前で発表の機会を得たのは、6回。
恩師に進められて打ち込み始めたアマチュア演劇で、
役を演じたのはかなり多かったが、
素面でトークするのは、やはり苦手のまま。
それでも演劇キャリアを積むと、
人前で喋るのは避けられなくなった。
JCの会合、PTA会長として、
全国公募の表彰での発表などなど。
それでも壇上に立つと足が震え、手が震えるなど、
もう必死で務めたのである。
そんな体験を通じて知ったのは自分の負けん気だった。
何度失敗しても、
負けん気で立ち直る繰り返しをするのだった。
その負けん気を孫娘が引き継いでいてくれればと、
昨日は孫の行動を逐一見守るじいじになってしまった。
いまのところ、孫の成長ぶりに満足している。
次回の孫の来訪時に、
孫の成長を確かめるのが楽しみである。
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氷柱、霜柱の記憶

2022年12月10日 14時42分50秒 | 日記
日陰の水槽に薄い氷が張っていた。
氷、つらら、霜柱など、
昔は珍しくなかったのに、
昨今はあまり見ない気がする。
水槽やバケツに張った氷を取り上げると円形で、
「鏡だぞ」なんて遊んだものである。
つららをぽきりと折って、
アイスキャンデーのようになめたり、
踏むとザクザクと鳴る霜柱……思い出は尽きない。
ため息を覆った氷の上でスケート遊びなんてのも。
いまや殆ど見られなくなったのは、
温暖化のせいだろうか。

黒豆をシートの上に広げて干してみた。
期待していなかったのに、かなりの量が取れた。
鞘を一つ割ると、
いいツヤの黒豆が入っていた。
栽培するものとしては嬉しい限りである。

きのう深夜は、
焼き芋にしたサツマイモをつぶし、
砂糖と牛乳、塩を加えて芋あんに仕上げた。
同時にラーメン用の煮卵も。
翌日久々にやって来る孫娘を歓待するための用意の一つである。
誰かのために、誰かを笑顔に、幸せにできる料理作り。
家族の料理番の醍醐味である。
手間暇かかっても苦にはならないのだ。(ウン)
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笑うしかない新婚旅行顛末記

2022年12月09日 10時32分02秒 | 日記
しないはずの結婚式に新婚旅行。
田舎の両親の常識論に背中を押されて、
急遽人並みの結婚プロセスに。
場末といえば失礼だが、
なんとも貧相なたたずまいの神社が式場。
妻の友人たちの振り袖が場違いに思えるほどの結婚式。
それでもやはり感慨深いものになったのは、
両親の心遣いのおかげだったと、
今も感謝は忘れない。

新婚旅行も計画なし、
とにかくみんなの祝福を受けて、
新幹線で姫路駅を出発することを前提にしたドタバタ劇。

まずは落ち着いたポートピアホテルの後は、
シーズンオフの京都へ足を伸ばした。
実は京都の宿は予約なし。
駅前の観光案内所で慌てて民宿を直前予約。
12月の京都、
そして嵐山の寒さは格別だった。
身重の妻と旅行鞄を両手にぶら下げた私。
童顔の彼女に老け顔の私。
そして13の年齢差。
コートの襟を立てて、
お寺の境内をうろつく(?笑)男女。
どう見ても駆け落ちか、
いまでいう不倫旅と思われても仕方ない様相だったと思う。
幸運にもシーズンオフのお寺を訪れる、
観光客の姿は殆どなかったのが救いだった。
嵐山の渡月橋、肩を寄せ合い渡った記憶は、
いまも夫婦間の語り草になっている。
探しに探し辿り着いた民宿。
凍える体にはまるで御殿。
隙間風の和室で身を寄せ合って、
一夜をまんじりともせず過ごした。
深夜近い時間に、
近くのいまでいうコンビニに近いお店に。
ちらつき始めた粉雪を見上げながら、
お店で求めた甘酒とアンパンを、
かじりあったというロマンチックで、ウソみたいな話。
でも見つめ合う目には、
お互いを支え合うという誓いが炎になっていた。
(ドラマチックだが、現実は悲惨な姿だったんだろうな。今だからなんぼでも美化できるのだ。大笑い)

民宿での一夜の後は、
もう這う這うの体で京都脱出!(ワッハハハハ)
翌日は、当時やっていた喫茶店で仕事をしていた。

いやはやともいえる新婚旅行だったが、
あの京都での顛末が、
わたしたちの結婚40年の歴史を支えた原動力になったのは、
間違いないだろうな。(ウン)
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農業を楽しむいま

2022年12月08日 10時30分34秒 | 日記
きのうは黒豆の鞘を摘み取りの作業で、
半日以上畑で立ち作業。
傍に源ちゃんがいてく、
時々「遊んでよ」と、
ちょっかい(?)を出してくるので、
しばし休憩を兼ねて戯れました。
そんな気晴らしも合って、
寒風の中での作業も、
予定通りの進捗。
衣装箱一杯の収穫物となった。
これは天日干し、
その後また、
鞘から黒豆をはずす作業が待っている。
正月のおせち用に、
間に合ってくれればいいとマイぺース。
勿論来年に向けた種用も十分確保できそうだ。
畑に残るのは、
冬野菜たちの他に、サトイモと菊芋。
サトイモは近日に掘り起こして、
保存作業をしなければ。
そうそう有機米栽培の講習を受けられそうだ。
募集定員をはるかに越す応募者から、
抽選をクリアしたとの連絡。
期待に胸を膨らませている。
通常の稲作は数年前までやっていたので、
有機米栽培には興味津々なのである。
自然と仲良く暮らせる今を、
もっと充実させたいなあ。

この間娘夫婦の招待された京都旅行で、思い出したことがある。
40年に渡る私と妻の夫婦生活のスタート台となったのが京都。
寒風に身を寄せ合いながら歩いたシーズンオフの京都、
それが二人の新婚旅行だった……。
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大根べっこう煮

2022年12月07日 09時22分56秒 | 日記
きのう深夜、大根一本を調理。
3キロ級の大根を、
皮つきで適当にカット。
ご飯のおかずにピッタリの「べっこう煮」
しかし時間がかかる。
深夜12時から煮込み2時過ぎに揚げた。
本当は後30分ばかり欲しいところだが、
それなりの色がついてうまそう。
たまらず味見。(美味い!)

最近は野菜が豊富で、
夕食は野菜オンパレード。
これも娘が巣立ち、
シルバー夫婦だけになったからできること。
若い子供がいれば、
やはり食事は子供中心のメニューになってしまってた。
それが今は遠慮なくシルバー嗜好を通せる。
ほうれん草の間引き菜が新顔で、
春菊、大根、カブ、水菜、白菜、ニンジンと、
旬の野菜が揃った食卓に箸は進んだ。

仕事休みの妻と共に、
庭の剪定、イチゴ苗の移植、黒豆の収穫と、
やることが目白押し。

今朝は霜が降りた畑、
これからは環境整備。
溝浚え、柵の補強、作業道や駐車スペースの土均し、
作業小屋の改築など、
寒さに縮こまってはいられない。
老体を計算に入れて、日々継続、
夢の「つねじいさん小農園」実現まで、
源ちゃんの応援’?)を受けながら、
あと少しである。(ウン)
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剪定二人三脚

2022年12月06日 12時46分27秒 | 日記
きのう深夜、
いつものおひとりさまクッキング。
プリンに、餃子皮で包んだ芋餡と小豆餡、
ボイルドエッグ、
そしてホームベーカリーでやわらかパン1斤と。
そうです、ブレックファーストメニューです。
サラダに昨日収穫のレタスを用意。
老夫婦二人には十分すぎる量になってしまった。
実は早朝から庭の剪定をしたいので、
作り置いたのです。

そして朝からの剪定。
一人でコツコツやっていましたが、
脚立を支えて貰い、
道具の受け渡しを担ってくれる相棒が必要な、
高所(?)作業を残しています。
忙しい妻のあいてる時間を貰い、
集中的に作業を進める計画です。
やはりひとり作業より、
二人だとウソみたいに捗ります。
それでもベニバナトキワマンサクの剪定を完了!

いま痛む足腰をさすりながら休んでいます。(フー)
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ビバビバビバ!12月

2022年12月05日 09時56分12秒 | 日記
12月もいや応なく過ぎていく。
庭を睥睨する西洋ススキ、
みかん、柚子などの柑橘類、
そして源ちゃんのいかつい顔(笑い)
寒さもそれなりに増している。

ところで12月、
私には特別で大切にしてきた月である。
まずは誕生日、
そして結婚記念日、
クリスマス……いや~これは関係ないか。(笑)
そんな中で今も思い出しては、
「僕の人生、おもろすぎるやん」と、
相好を崩している。
それは還暦を迎えた時。
なんと家族6人を含めた、
20人以上の祝福の輪に包まれたのである。
アマチュア劇団を主導して20数年。
そこで芝居作りをともにした若者たちの顔が揃った日。
私の知らない間に計画を進めた彼らのサプライズ。
赤いチャンチャコまで容易するという徹底ぶり。
勿論チャンチャコは、
舞台衣装つくりでお手の物になっていたメンバーの手縫いである。
社会に出て演劇を知るまでは、
酷い人見知りで、いつもぼっちライフの渦中にあった私が、
20数人に囲まれて祝われるなんて、
奇跡といってよかった。

何かに出会い、好きになり、打ち込む。
その出会ったものこそ、
私には奇跡だったのだろう。

しかし今年の誕生日、
巣立った子供らの音沙汰もないから、
寂しいものになるだろうな。
なんてことはない。
独りぼっちで始まった人生、
また独りぼっちで締めくくるだけのこと。

今年のバースディは、
わが『ぼっち』人生に乾杯も兼ねて、
ひとり感慨に浸ることしよう。(ウン)
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ふるさと紙芝居「ゆるぎ岩」の由来

2022年12月04日 03時31分45秒 | 日記
きのうのふるさと紙芝居、
見てくださった方が、
内容を知りたいとのコメントを頂きました。
紙芝居は、文になったストーリーと、
演者のパフォーマンスが絡み合って完成、
見てくださる方の心に届くものと考えています。
ということで文章の方は掲載は控えさせていただきますが、
お話つくりの材料は次の通りです。

今回の「ゆるぎ岩」のお話。
加西市の畑町のイザナギ山の中腹にある、
巨大な岩が「ゆるぎ岩」
その昔、法道仙人が神秘の力で運ばれたものだとか。
そして村の人たちに戒めの言葉を残されたのです。
善人が押せば揺れ動き、悪人が押しても動かないと。
自分に邪心があるのかどうかを知ることができ、
邪心があれば罪悪を懺悔、
正直で慈悲のある人間に立ち戻りなさいという、
有難いお告げでした。
村人たちは、
「ゆるぎ岩」を押し、
善悪を戒めたと伝えられています。
その伝承話を踏まえて、
私の子供時代の体験をコラボしたお話です。

人生で3回恋愛を経験、
付き合った相手を「ゆるぎ岩」に必ず案内したものです。
地元で生まれ育つ家庭で「揺るぎ岩」とのふれあいがあったせいです。
そして「ゆるぎ岩」を押した彼女たちの中で揺れたのが、
唯一今の妻という、ウソみたいなお話です。(笑)

今はパワースポットとして、
多くの人が訪れている「ゆるぎ岩」です。
皆さんも是非足を運んで、
心の善悪を……!(ああ~~!)(大笑)
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加西ふるさと紙芝居②「ゆらゆらゆ~らりゆるぎ岩」より

2022年12月03日 13時03分52秒 | 日記
ふるさと紙芝居第2弾は、
加西市畑町のイザナギ山中にある、
パワースポットとして人気の、
市指定文化財にもなっている、
「ゆるぎ岩」にまつわるお話。
始まりはじまり~~♪
12枚ものから8枚を抜粋しています。

加西市各地の面白いお話があればぜひ教えてください。
「加西ふるさと紙芝居100ものがたり」に挑戦中です。
面白くて、いいお話を紙芝居にしています。
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マイペース時間

2022年12月02日 09時29分45秒 | 日記
きのうは歩いて市役所へ。
久しぶりの往復7千歩。
しばらく歩いていないので、
さてどうかなと思ったが、
息切れもなく完歩。(やれやれ)
帰る途中の中学生とすれ違った時、
「こんにちわ!」と大きな声で挨拶された。
慌てて「こ、こんにちわ。お帰り」
同じ田舎に住む彼らは顔も知らない。
しかし気持ちがいい。
ちょっと元気を貰って「歩け歩け」

所用を済ませ、
途中立ち寄った畑で、
大根と白菜、レタスを引っこ抜いて、
抱きかかえるようにして家に辿り着いた。
畑のところどころに水が残っていたので、
畑仕事は諦めて、
久々の「真っ昼間おひとりさまクッキング」
まず、きのうから水につけておいた小豆を煮る。
畑で収穫した小豆でさやから出し、
虫食いなどを除去するのに時間を取られた小豆。
とても粗末に扱えない。
300gほどあり、
半分は3cupのもち米で赤飯を、
残りは粒あんに作り置く。
大根は豚バラとべっこう煮に。
白菜はザク切り、自家製べんり酢で浅漬けに、
プリンも作り置き、レタスは食事時に、
大根、玉ねぎの千きりとサラダにすることにした。
ドレッシングとマヨネーズも作る時間があった。
赤飯はフライパンで15分炊飯。
手っ取り早くて、もう炊飯器は要らない。
畑がもたらせてくれる恩恵を丸ごと頂く日々。
田舎暮らしに感謝である。(ウン)
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