こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

餅つきペッタンコ

2022年12月21日 11時42分53秒 | 日記
霜が降りている。さあ今朝はきついぞ。
村の薬師担当で、
山に登らなければならない。(覚悟を決めておかなくちゃ。笑)
いつものお大師さんの役目と、
今回は正月に向けての準備も開始だ。
しめ飾りなどの購入にも走る。
そして大晦日に元旦と連務になる。

少し早いが、家では餅の用意も考える時期である。
コロナ前までは、
大晦日前日に、
家族や親せきが集まっての餅つきをしたっけ。
実家の庭に大釜を据え、もち米を蒸かす。
昔ながらの臼と杵も用意。
ペッタラコペッタラコと搗いたものである。
付きあがった餅は、
餅とりこを撒いた上にとりだして、
丸める作業である。
最初に鏡餅の大小を、
続いて雑煮用などの丸もちを丸める。
最後は木の型箱に餅を流し込む。
焼きもち用だ。(色子や豆を加え、赤い餅なども)
現場の元締め役は祖父。
年季の入った祖父の手際はすごい。
ちぎっては丸める丸餅は、
瞬く間に出来上がる。
子供だった私が丸めれば、
なんともいびつな形に。(みんなで笑いあったっけ)

時代が変わり、
あの年季がものをいう餅づくりの風景は見なくなった気がする。

きのう深夜、
すき焼きとご飯の作り置きのクッキング。
お昼と夕食はこれで間に合わせるかな。(ウン)
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鍋が生むしあわせ

2022年12月20日 12時08分22秒 | 日記
きのうはブリしゃぶを夕食に。
冬野菜を堪能して、
ブリで贅沢気分を味わえる。
ブリは娘からのお裾わけ。
高知を旅してきたらしい。
体もあったまり、
幸せ気分に浸れる。
最近は鍋も多彩で、
その時の気分にあわせたものが食べられる。
いい時代になったものだ。
子供の頃は、
鍋といえば「すき焼き」だった。
それも牛や豚ではなく、
かしわ一辺倒。
家で飼っている鶏を、
父が器用にさばいたものだ。
野菜一杯のとりすき、
あの頃は最高の贅沢な料理だった。
田舎で生まれ育った私には、
それが普通だった鍋事情。
鍋を囲んだ、
今は亡き両親、祖父、兄の笑顔が浮かんでくる。
控えめな笑顔は我が家の個性。
それでも家族の心は、
一つにつながっていたのだ。

きのうは夫婦二人で囲む(?)ブリ鍋。
それなりの贅沢感にホッコリ感。
シメはご飯を加えて、
完食したのである。
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大掃除

2022年12月19日 10時42分22秒 | 日記
寒くなったなあ。
軽トラも調子が悪くて、
畑詣でも小休止。
自宅の陽が当たる縁側で、
黒豆の脱鞘作業。
やはり手作業はスロースロークイック。(笑)

仕事に出る前の妻は、
歳末恒例の大掃除に着手。
台所をひっくり返している。
こうなると、私は手の出しようがない。
どちらにしても綺麗になるのは同じ。
寝て待つ家宝に甘んじる。(笑)

大掃除といえば、
子供の頃は大変だったなあ。
家中の畳を上げて、
家の前に広がる「かど」で日光浴(?)させる。
そしてバンバンバーン!
もうホコリまみれ。
よくテレビで大仏さんのスス払いを中継しているが、
規模は違っても、
埃の舞い上がる光景に違いはない。
当時の歳末の風物詩で、
隣近所も「バタバタバタバーン!」もう競争である。

子供だった私と兄は、
畳を上げた後を漁り(?)回る。
硬貨が畳のスキマから潜り込んだのが、
結構見つかるのである。
床板も上げて、床下を這いずりまわったりと、
ちょっと冒険して楽しんだ記憶がある。
家族総出の大掃除、
今思えば、
あれも家族団らんだったんじゃないかなあ。

次は居間に浴室トイレ、
行き込む妻の邪魔にならないようにするの、
が大変だぞ。(大笑)
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お下がりっ子のファッション?

2022年12月18日 03時13分31秒 | 日記
「もう!身なり構わへんねやから。恥ずかしいわ」
出かけようとした時、
妻の声が飛んだ。
いつものことである。
服装に気合を入れるタイプじゃない。
流行などにも興味がない。
暑ければ薄着に、寒くなれば重ね着をするだけ。
その時々に、
間に合ってくれればいいのである。
それが妻には納得できないらしい。
若いとき一人暮らしをしていた時は、
着たきり雀なんてのはしょっちゅう。
ファッションのファの字も気にならなかった。
お芝居の稽古などは殆どジーンズ。
それも穿きっぱなしが長いから、
ほつれなど相当くたびれていたものだ。
若いときはそれがかっこよかったのか、
かなりモテた。
1m70のタッパと、
やせ形でがっしりしていたのが、
功を奏したといっていい。(顔は自信がなかったけれど。笑)
(着るもんじゃない、中身で勝負よ」なんて気取っていたが、
歳を取るとそうはいかない。
無頓着に着衣を身に着けた私は、
なんとも貧相で見すぼらしく見えてしまう。
だから妻が口喧しく小言を言うのである。(でも、あまり応えない。苦笑)

ファッションや流行に興味を見出せないのは、
幼少の頃の体験を引きずっているからだ。
田舎に生まれ育った私は二人兄弟の下。
当時はまだ封建的な田舎、
大切な跡取りの長男以外の男の子は、
まさにオマケ的存在。いてもいなくてもいいのだ。
生まれた時から長男のおさがりが私の着るものだった。
肘や膝につぎはぎがあるズボンや上着が普通。
高校生になった時、
初めておニューのの学生服を買って貰えた。
兄よりグーンと背が伸びたから、
仕方なかったのだろうと思う。
そんな時代に生まれ育ったのである。
たぶん、その体験が、
衣服なんて着れたら何でもいいやという考え方につながったと確信する。
「もう!高いもん買うても、意味あらへんわ」
きのうも妻の愚痴を聞きながら、
そこらに脱ぎ散らしていたものを身に着ける私だった。(苦笑)

きのう深夜。
大根のべっこう煮を作り置いた。
収穫した4キロ以上もある見事な大根だった。
適当に切り分けたのを、
二つのフライパンで煮つけた。
2時間ほどかけて、
いい色に仕上がった大根、ちょっと味見。
やっぱり、べっこう煮は絶品だ。
5切ほど食べてしまった。
朝になったら更に味が染みて、
美味くなっているだろう。
気分よく布団に潜り込んだのである。
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座敷火鉢

2022年12月17日 13時11分33秒 | 日記
年末が近づくと、
家族が忙しくなるのは例年通り。
そこで夕食は独食が多くなる。
きのうも一人夕食。
冷凍しておいた金目を煮つけにしたのをおかずに、
自分好みの膳をセッテイング。
他の家族の嗜好を考えた料理を気にしなくていいのは、
ある意味助かる。
野菜たっぷりの味噌汁と炊き立てのご飯、
理想的なマイ・ディナーになった。
美味かったなあ。

しかし、寒さがきつくなっている。
暖房をつけるのは勿体なくて、
重ね着とストーブで凌いでいる。
こんな時に、
あんな大きい火鉢があったらなあなんて考えてしまう。

子供の頃、座敷にデーンと置かれていた座敷火鉢。
小さい子供ならスッポリ入ってしまう程の大きさだったと思う。
いこった炭で結構あたたかった。
ヘリに尻を置いてあぶると、
熱いぐらい。
そこに餅網を置いて焼いたのがサツマイモ。
薄く輪切りにしたのを食べたものだ。
丸っぽの焼き芋より、
私は大好きだった。
切った面にポツポツと焦げ目がついて、
二つに割ればホックホック。
寒い季節にこたえられない旨さだった。

火鉢は藍色に黒が入った山水画が側面を飾っていた。
今ならかなりの値打ちもんだろうな。
しかし、あの記憶にしっかりと刻まれた座敷火鉢、
今はもうない。
ただ懐かしい記憶を蘇らせ、
暖を取る私だった。(笑)
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アローン・バースディ・ナイト

2022年12月16日 12時03分24秒 | 日記
一人で過ごした誕生日。
仕事の家族の帰宅は10時過ぎ。
主役の私がいればいいと、
夕食兼用のバースディ・ディナータイム。
スーパーに勤める妻が、
前日に買ってくれていた巻きずしをカット。
「形だけよ」と作り置いてくれた、
フルーツをアレンジのミニホールケーキを並べる。
少しは温かいものをと、
豚バラ肉とキノコをオイスターソースで炒めた。
そしてあの「チキンラーメン」を。
熱湯を加えた丼をラップで蓋をする。
3分間待つのだぞ)とひとり呟く。
私には、
湯気のたつ熱々のチキンラーメンがあれば満足だ。
おひとりさまバースディナイトは用意万端、
Amazonプライムビデオを楽しみながら、過ぎていった。

ある意味安上がりだが、
子供の頃は、誕生したてのチキンラーメンを、
食べられるのはゼータクの極みだったなあ。(笑)
出来上がるまでの3分間、
見守る家族5人、
しわぶき一つ立てずジーッと見守った。
3分間息を止めたまま。
蓋にしたお皿をソー―ッと外した時、
立ち上がる湯気と、うまさが籠った香りに、
もう大歓声ものだった。(現実は声なきシーン。奥ゆかしい家族でした)
今や袋めんはバラエティに富んだ味を手軽に味わえるが、
やはりチキンラーメンに勝るものはない。(私好みでは。)

何はともあれ、
ちょっとばかり日常を脱した誕生日。
無事に年を取ることができたのである。(大笑)
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嬉し悲しや、また来た誕生日

2022年12月15日 13時37分22秒 | 日記
ひんやりした朝。
それなりに気持ちよく迎える。
12月15日、また一つ年を重ねる日だ。
家には誰もいない。
おひとり様バースディである。
それも珍しくない。
私が誕生日を特別な日なんだと理解したのは、
仕事についた時だった。
「おめでとう」
当時職場では従業員の誕生日を祝うシステムがあり、
わたしも職場仲間の前で祝ってもらえたのだ。
まさにサプライズ。
子供の頃から誕生日は普通の日。
その日が特別な日になった瞬間だった。
面映ゆい思いながら嬉しさがこみあげたのが懐かしい。
そんなことがあっても、
私の誕生日は、やはり普通の日を脱することはない。。
結婚してからも、仕事仕事で、祝われる機会はなかった。
子供が物心ついたころに、
子供を祝う流れから、
私にもそのおこぼれ(?)が回ってきた感じである。
今では娘が父親の誕生日をしっかりと祝ってくれる。
きょうは平日だから、
先送りになるかもしれない娘のプレゼント。
時には夜中に訪ねて来て、
「誕生日おめでとう」なんてサプライズもあったが、
きょうはどうなるかな?
なんてひそかに期待しているわたし。

きのうは「有機稲作研究会」に初参加。
有機野菜の栽培を学び、今度はコメ。
畑の半分を使い有機でのコメ作りをしようと思い立ったからだ。
実は妻の方がやる気十分なのに引きずられる格好である。
一人なら無理でも、
ふたりなら実現するかなんて気楽に考えている。
実はいま野菜作りを励んでいる畑はもともと田んぼ。
米作りを10年近くやっていたといっても、
ぼかしを使った有機稲作は初めての試み。
ともあれ、思い悩むよりやるっしきゃない。
この年で目標ができるのは幸せなことだと思う。

その夜は「ねひめ広場運営会議」定例会。
運営会議主催のイベントで私が担当の、
新年早々の「フライパンクッキング」の内容を詳しく詰めた。
紙芝居も月イチでやってもいいかなという話が出ている。
そして恒例の「全国公募・第4回ふるさと川柳」も、
現在100作品ほど応募があるとの報告。
25日締め切りで集計するが、かなりの作品数になりそうだ。
年末から来春へ、
ますます忙しい日々が待ち構えている。(ウン!
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幸せだったあの頃

2022年12月14日 04時21分36秒 | 日記
時折物思いに沈むわたし。
といってさほど深刻なものではない。
大半が思い出に関わる。
きのう深夜、何をする気にもならず、
しばし気抜けた状態に。
ふっと頭に浮かんだ、
むかし昔、その昔(苦笑)繰り広げた、
4人の子供との濃厚ふれあいの図。
当時は深夜専門で働いていた。
勿論カタギ(笑)の仕事。
弁当総菜の製造工場の調理師である。
仕事明けは朝6時から7時前後。
仕事に入るのは夕方6時ごろ。
帰宅すれば赤ちゃんを含む小さい子供たちが待っていた。
7時に仕事に出かける妻と子育てをチェンジ。
眠気を我慢しながらの奮闘だった。
きつかったが、
今思い返せば最高の幸せを満喫していたのだ。
しーんとする家の中。
目を閉じれば、
あの子らの歓声が聞こえてくる。
もうあの日は戻らないんだなあ……。

根日女創作倶楽部@まちライブラリーの季刊紙を仕上げた。
20022年最後の発行である。
明日はねひめ広場運営会議。
ついでに配布に回るつもりにしている。
すこし無理をしてみるかな。(ウン)
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12月やや疲れ気味

2022年12月13日 11時42分46秒 | 日記
12月も早くも半分終わる。
なぜか野暮用で忙しいが、
まちライブラリーのミニ図書館の整理整頓に。
蔵書も1000近く増えている。
ど田舎のまちライブラリー、
コロナで逼塞きみだが、
マイペースで楽しんでいる。
田舎ならではである。(笑)
来年は、さてどうなりますか?
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楽しもうクッキング

2022年12月12日 11時05分16秒 | 日記
娘夫婦が高知旅行に行ったとかで、
本場のカツオのたたきを、
土産に持ってきてくれました。
スーパーで買ったものとは、
さすがにモノが違います。
苦手な臭みが全くないのが最高。
同梱包のニンニクをスライスしてトッピング。
添えられた醤油ダシもさすが、
カツオの味を引きだしてくれました。

深夜のおひとりさまクッキング、
ちょっとさまがわりです。
1月に企画している、
ねひめ広場運営会議主催の
「フライパンクッキング」に向けた、
クッキングシュミレーションのスタートです。プログラム。
そして指導トークなどなど、
大変ですが、楽しいのも事実。
すっかり時間を忘れていました。
おかげでいつもより1時間オーバーで就寝。

目が覚めたのは朝9時前。
さてきょうも精一杯暮らしを楽しむことにしようっと。
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