難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ろう者の口型は手話のリズム

2007年02月10日 21時21分17秒 | 生活
070208_2146~001.jpg近着の手話研究誌を読んでいると、日本手話と日本語対応手話の話に関係して、「手話のリズム」に付いて書かれていた。
日本語環境の中で生活しているろう者の手話は日本語の影響を受けている。そのひとつが口型だ。発声のための口型ではなく、読み取られるための口型で、名詞などを伝える際に手話と一緒に使われる。しかし、音声とともに動く口型は読みにくい。理由が手話のリズムと違うからだということが書いてあり、なるほどそういうことが
あるのかと思った。

オンを聞いて理解するのとそれを仮名漢字混じり文で読んで理解するのと明らかに脳の負荷が違う。
文字を読む時にそれをオンに変え、さらに文字の記号性を理解して、文字列である文章の意味を理解するので、負荷が大きいと思う。

言語である手話はその手指と体の動きや位置、顔の向き、表情、口型などを視覚から意味を認知するので、文字を見るのは大変負担があることは容易に理解できる。

ラビット 記
写真は新潟の地酒とへぎそばを出す居酒屋の看板、マスターはユニークな人物



名古屋登要会がスキルアッブ講義の資料とDVDを頒布

2007年02月10日 09時37分17秒 | 要約筆記事業
070204_1655~001.jpg名古屋登要会からお知らせを受け取った。
通訳としての要約筆記を個人ではなく、団体として追及してきた記録でもある資料集を公開するのはその取り組みの大きな意義を理解し、その方向の確信がなければできないことだ。

ラビット 記
写真は通勤路の桜?
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今回これらの資料を実費頒布することにして、前から問い合わせなどをいただいた地域におわけしています。
何部か余分に作りましたので、興味があれば、お申し込みください。
なお、実費頒布価格は3000円です。少し高いのですが、125頁製本済み+DVD1枚ということで、この値段になりました。
ご了解ください。

今回の資料は、名古屋市登録要約筆記者の会、として作成しました。したがって、今後のご連絡は、
touyoukai.nagoya@gmail.com
(名古屋市登録要約筆記者の会事務局)
までお願いします。またメールの件名も「スキルアップ資料申込み」として頂けると、助かります。
実費頒布をご希望でしたら、
(i)希望部数
(ii)発送先(郵便番号、住所、名前、電話番号)
をお知らせください。
残部がある限りということで、申し訳ありませんが、ご承知おきください。どうぞよろしく。

見ていただいて、また感想など聞かせてください。よろしく。


<要約筆記再履修資料.txt>
<要約筆記再履修資料.doc>