難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ビデオリレーサービスのコマーシャル(1)

2007年02月12日 22時03分20秒 | バリアフリー
アメリカのビデオリレーサービスのコマーシャルを見つけた。
ビデオリレーサービスは、テレビ電話システムによる電話リレーサービスで、手話で音声通話の相手と電話が出来る。
コマーシャルの内容は、電話しようとしたろう者がビデオリレーサービスの会社のオペレーター(画面では通訳と出ている)に電話番号を指文字で表しているがスキルの低いオペレータがゆっくりとかもう一度かなかなか読み取れない。そこへ一発で読み取れる通訳が登場し、プロフェッショナルな通訳の要るわが社へと言うものだ。
ビデオを見るには、▲をクリックする

ここまで実現しているアメリカに比べて、日本は一体どうなっている。IT大国を目指す政府の計画はどうなったのだ。

ラビット 記

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別のバージョンもある。
http://www.youtube.com/watch?v=JEVc3yuohHo


動画サイトに字幕が 難聴者の新しいメディアに期待

2007年02月12日 19時19分21秒 | 生活
ブログが社会的なメディアになり、今はアメリカなどはビデオブログが普及している。ソーシャル・ネットワーキング・サービスSNSが新たなコミュニティとして発達してきた。
グーグルが買収したことで有名になった「YouTube」は動画が多く投稿されている。

ニンテンドーのWiiがアメリカでも大人気だが、このゲームに熱中する様子が多く投稿されている。50万ヒットと記録したこのブログでWiiの熱中ぶりが分かる。
日常生活をビデオで投稿する時代になっているということだろう。
http://www.youtube.com/watch?v=_wczw4PlKuE
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「hard of hearing」、「deaf」、「sign」などを検索すると多くの聴覚障害関係や聴覚障害者自身ビデオブログが投稿されているのが分かる。
<object width="425" height="350"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/2CAah9fptdc"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/2CAah9fptdc" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="340" height="280"></embed></object>

この動画に字幕をつけて投稿するjimaku.inという
「字幕で動画を楽しもう!
 YouTubeの動画にブラウザ上から字幕を作成できるサービス」 http://jimaku.in/
があることが報じられていた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0701/23/news063.html

これを開発している字幕YpuTubeの開発ブログの「字幕Youtubeじまくゆーちゅーぶ」をみると特に聴覚障害者に関係ある方のようには見えないが、いろいろな人が関わっているようだ。
http://blog.livedoor.jp/zimaku/archives/52236696.html

これは、これまでのビデオや映画に字幕をつける活動をしてきた要約筆記者などとは違う方々のようだ。著作権問題なども含めて、字幕制作上のノウハウなどが共有できればいろいろな課題が解決できそうだ。
難聴者にとっては、こうした字幕の必要性、効果が社会に広がることを期待したい。

ラビット 記