難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

聞こえることをポジティブに考える

2009年11月17日 22時04分18秒 | 日記(つぶやき)
難聴だと日常的に聞こえないことが多い。
今日も同僚との会話や呼びかけられたことなど、分からないことがあった。

「○○に送るのにはどうしたら良いの?」
R「えっ、どこに?」
「○○に。」
R「何を送るの?書類?荷物?」
「サイボウズのメール」
R「それならすぐ送れるよ」
「ありがとうございました。」

R「これ(消毒用アルコール)は後少しだけど替わりはあるの」
「うん、あります。」

R「これをかけると汚れが落ちやすくなります」
「これは何。」
R「玄関にあった消毒用のアルコール。」
「・・・」

何気ないやりとりの中で、こちらの意志が伝わっていることも分かる。自分が何を話しているか聞こえている。
これは補聴器時代にはなかったことだ。

これを聞こえないことをいろいろあげるより聞こえていること聞こえるようになっていることを探した方がよい。

人工内耳の体験談で「聞こえる世界」と「聞こえない世界」だけではない「聞きにくい世界」をもっとしっかり受け止めたいという話には共感した。


ラビット 記

Mリンクと人工内耳・補聴器併用

2009年11月17日 08時32分32秒 | 日記(つぶやき)
ワイヤレス受信機に受信に自立コムのMリンクの両耳用を左の人工内耳と右の補聴器に使ってみた。
人工内耳と補聴器の両方ともMTにして聞くと、これはよく聞こえる。

部屋に敷設してある磁気ループでは出力が弱いので聞こえなかったがワイヤレスシステムと両耳用Mリンクはよく聞こえた。

その時手話通訳派遣センターの人に、パソコン要約筆記は見ないのかと聞かれたくらいだが、その人の発言が早口なので聞き取れず、パソコン要約筆記を見なくてはならなかった。

難聴者がある環境、ある条件で聞こえると言ってもその条件が変われば聞こえなくなることがなかなか理解されない。


ラビット 記

障害者権利条約と障害者福祉施策の多面的な検討

2009年11月17日 07時36分01秒 | 福祉サービス
DPI日本会議や全国自立生活センター協議会(JIL)などが、障害者権利条約と障害者福祉施策を考える集会を企画している。
プログラムの冒頭に、民主党の障害者施策プロジェクトチームの谷議員が障害者権利条約と国内法整備の方向に付いて、講演する。


ラビット 記
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テーマ:「障害者権利条約をてこに真のチェンジを!」
日時:2009年12月5日(土)全体会 午後1時~午後4時30分 (受付:12時より)
          6日(日)各分科会 午前10時~午後4時30分(受付:9時より)
会場:5日(土)戸山サンライズ 大研修室
   6日(日)戸山サンライズ   新宿区立障害者福祉センター(2階会議室)
参加費:3,000円
参加申し込み:メール(fukushima@dpi-japan.org)
     ここから申込書ダウンロード
情報アクセス:手話通訳、文字筆記、点字資料、拡大資料をご希望の方は、申し込み用紙の記入欄にご記入下さい。
申し込み締め切り日:11月20日(金)  主催:障害者政策研究集会実行委員会
構成団体:(順不同)DPI日本会議/全国自立生活センター協議会(JIL)/全国公的介護保障要求者組合/差別とたたかう共同体連合/全国「精神病」者集団/全国ピアサポートネットワーク/障害児を普通学校へ・全国連絡会/障害者の政治参加を進めるネットワーク/日本脳性マヒ者協会・全国青い芝の会/全国障害者介護保障協議会/自治労障害労働者全国連絡会/市民がつくる政策調査会 共催:新宿区障害者団体連絡協議会
事務局:障害者政策研究集会実行委員会・事務局  担当:上薗、福島
〒101-0054東京都千代田区神田錦町3-11-8 武蔵野ビル5階 DPI日本会議内(点字印刷ビギン) 
TEL 03-5282-0015 FAX 03-5282-0017 Email fukushima@dpi-japan.org
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<プログラム(概要)> *敬称略
●5日(土)【全体会】13:00~16:30 戸山サンライズ 大研修室
政権交代という新しい状況の中で、新政権は従来の官僚主導の政策運営から、政治主導による政策の実現という基本姿勢を打ち出している。政権の主体となる民主党は、政権公約において障害者自立支援法の廃止を打ち出し、さらに障害者権利条約の批准の道筋を示すものとして、障害者制度改革推進法の制定を打ち出している。今回の全体会では、第1部としてこれらの障害者政策の新たな方向性に関する提起をいただき、福祉サービスならびに精神障害関連の法制度のあり方を論議する第2部につなげていく。
<第1部> 講演  司会:三澤 了
講演1「障害者権利条約と国内法整備の方向」 谷 博之 (民主党・参議院議員)
講演2「新政権に望む障害者政策の方向」 藤井 克徳(日本障害フォーラム幹事会議長)
<第2部> シンポジウム「障害者権利条約をてこに真のチェンジを!」
コーディネーター 東 俊裕(弁護士・日本障害フォーラム権利条約小委員会委員長)  
コメンテーター  藤井 克徳(日本障害フォーラム幹事会議長)
シンポジスト 「政策研基本政策提言チームからの報告」奥山 幸博(政策研提言チーム)
     「障害者福祉サービス法の展望」尾上浩二(DPI日本会議事務局長)
    「精神障害者法制の動向」

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