こと難聴者は音声を重視した情報保障が重要だ。
難聴者、中途失聴者、ろう者など聴覚障害を持つ全体に対しては、ユニバーサルデザイン、情報バリアフリーのために字幕、手話、補聴援助システムが必要であることは論を待たない。
その上で、音声を聞くことの重要性を主張したい。
最近の体験から感じたことがある。
会議の模様を全部文字に起した議事録を読んで、その会議では磁気ループもPC要約筆記も利用していたのに、えっこういうことだったのそれは聞いていないよということが余りにも多かった。(PC要約筆記の限界)
介護実技講習で手話通訳の読みとりに注視すると実際の動作が見えず、動作を見ていると話しかけていることが分からない。(手話の限界)
一方ちゃんと話が聞こえていると話が頭の中を駆けめぐる。つまり聞きながら何かを考える。聞いている話のこともあれば全然別のことを考えていることもある。
ちゃんと聞こえている状態とは人工内耳や補聴器で磁気ループで聞いている場合だ。
数百万人単位の多くの難聴者はフィッティングされた補聴器と磁気ループでかなりの効果がある。
なぜか。難聴者の場合字幕も手話も後天的に獲得するのに対して、難聴者は乳児の頃から言葉を聞いて育っているからだ。とにかく聞くことが大事だ。
このことをきちんと社会で追求すべきだろう。
ちなみに優れた要約筆記はあたかも聞いているかのようにその内容が頭を駆けめぐるのだ。えっ、今の何?何?と思うこともない。ノートすら取れる。
これは何度も経験している。
しかし要約筆記に身を委ねないとだめだ。身体ごと要約筆記に委ねてこそそうした体験が出来る。
難聴者の聴覚補償論を難聴者自身が立てないと。
ラビット 記
難聴者、中途失聴者、ろう者など聴覚障害を持つ全体に対しては、ユニバーサルデザイン、情報バリアフリーのために字幕、手話、補聴援助システムが必要であることは論を待たない。
その上で、音声を聞くことの重要性を主張したい。
最近の体験から感じたことがある。
会議の模様を全部文字に起した議事録を読んで、その会議では磁気ループもPC要約筆記も利用していたのに、えっこういうことだったのそれは聞いていないよということが余りにも多かった。(PC要約筆記の限界)
介護実技講習で手話通訳の読みとりに注視すると実際の動作が見えず、動作を見ていると話しかけていることが分からない。(手話の限界)
一方ちゃんと話が聞こえていると話が頭の中を駆けめぐる。つまり聞きながら何かを考える。聞いている話のこともあれば全然別のことを考えていることもある。
ちゃんと聞こえている状態とは人工内耳や補聴器で磁気ループで聞いている場合だ。
数百万人単位の多くの難聴者はフィッティングされた補聴器と磁気ループでかなりの効果がある。
なぜか。難聴者の場合字幕も手話も後天的に獲得するのに対して、難聴者は乳児の頃から言葉を聞いて育っているからだ。とにかく聞くことが大事だ。
このことをきちんと社会で追求すべきだろう。
ちなみに優れた要約筆記はあたかも聞いているかのようにその内容が頭を駆けめぐるのだ。えっ、今の何?何?と思うこともない。ノートすら取れる。
これは何度も経験している。
しかし要約筆記に身を委ねないとだめだ。身体ごと要約筆記に委ねてこそそうした体験が出来る。
難聴者の聴覚補償論を難聴者自身が立てないと。
ラビット 記