難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障害学の始まり、その内容。

2010年09月19日 23時49分33秒 | 日記(つぶやき)
「◆立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点メールマガジン
2010年9月15日発行 増刊号[通巻10号]」が届いた。

結構なボリュウムで圧倒されるが、3の障害学の内容が参考になった。
英語版、韓国語版も付いている。エライ労力がかかっていることが分かる。
ろう者学に比べ、難聴者学はないのが残念。生涯努力する。


ラビット 記
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■生きて在るを学ぶ
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今回は増刊号を皆様にお届けします。
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【1】 税制/医療的ケア/障害学/新刊
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◇1「税制・2010」 書籍情報の他、雑誌掲載の文章、意見交換会での報告など掲載。
http://www.arsvi.com/d/t072010.htm
今後の議論・政策に資するものとなるよう、増補を続けてまいります。

◇2「医療的ケア・2010」 国の検討会での議論、報道、民間団体の意見など掲載。
http://www.arsvi.com/d/a02m2010.htm
なかなか「実態」を知っていただけないところがあります。ぜひ御一読を。

◇3 日本の障害学・障害者運動を知っていただくための文章を掲載。
http://www.arsvi.com/ds/ds.htm
英国の研究者による集中講義にもあわせ、英訳・韓国語訳版も掲載しています。

◇4 立岩真也新刊『人間の条件──そんなものない』(8月16日刊)
http://www.arsvi.com/ts2000/2010b2.htm
著者による紹介、書評、読者の反応なども読んでいただくことができます。

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【2】 編集人後記
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記録的な猛暑となった今年の夏ですが、朝晩は涼しくなってきて、秋の到来を感じる今日この頃です。
秋といえば色々ありますが、私としてはやはり「読書」です。
本拠点関連の刊行物も多数あります。
http://www.arsvi.com/a/n.htm
みなさまも一冊いかがでしょうか。              
   (片岡稔)
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■発行者:立命館大学生存学研究センター センター長 立岩 真也
〒603-8577京都市北区等持院北町56-1
TEL: 075-465-8475 FAX: 075-465-8342
E-mail: arsvive2010@gmail.com
■編集担当:片岡 稔(プロジェクト・マネージャー)
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【補】米国で難聴の青年急増

2010年09月19日 08時22分31秒 | 日記(つぶやき)
アメリカの医学会誌に、ローランド博士が難聴の青年が急増しているというデータを発表した。
1995年には20人に一人だったのが2006年には5人に1人だということだ。

アメリカの難聴の基準はWHOの基準より低く大人で26dB。会話の困難なレベルは補聴器なしではModerate56dBだろう。

Degree of Hearing Impairment Descriptions
*Slight to mild 21-40(children) 26-40(adults)
Mild to Moderate 41-55
Moderate 56-70
Severe 71-90
Profound 91 plus
引用先(書名:INTRODUCTION TO AUDIOLOGIC REHABLITATION 著者 Ronald l. Schow Michael A. Nerbonne ISBN 0-205-31946-7)
引用:http://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/2

WHOの国際障害分類による.平均聴力レベルによる難聴の分類は、以下の通りである。
 ① 26~40dB = 軽度難聴.(デンマーク・アメリカ.ほかで.「聴覚障害」認定)
 ② 41~55dB = 中等度難聴.(WHOの基準・スウェーデン.ほかで「聴覚障害」認定)
 ③ 56~70dB = 準高度難聴
 ④ 71~90dB = 高度難聴.(日本.ほかで.「聴覚障害」認定)
 ⑤ 91dB~  = 高高度難聴
引用:http://www12.tok2.com/home2/airtax04/routyo.htm

高齢化社会で高齢者の難聴だけではなく、若年性難聴も人為的な影響で増えていることを考えて、諸対策が必要だ。


ラビット 記
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米で10代の難聴が急増 大音量の音楽の影響か
2010.08.18 Wed posted at: 14:15 JST
http://www.cnn.co.jp/select/AIC201008180011.html
(CNN) 米国で10代の若者の難聴が急増しているという調査結果が17日、米国の医学会誌に発表された。
調査を実施したローランド・イービー博士は、12―19歳の若者の難聴比率を1990年代半ばの統計と比較した。その結果、軽度の難聴にかかっている若者の割合は30%増え、会話に支障がみられる程度の重い難聴は
77%も増えていることが分かった。

難聴を持つ若者は1994年の時点で20人に1人の割合だったのが、2006年までには約5人に1人に当たる推定650万人へと急増したという。

(以下、省略)

元のCNNニュース
http://pagingdrgupta.blogs.cnn.com/2010/08/17/adolescent-hearing-loss-on-the-rise-in-u-s/

字幕付き邦画「海猿3」本日から上映

2010年09月19日 08時03分40秒 | バリアフリー

今日から蒲田宝塚で「海猿3」の上映が始まる。
毎週日曜は字幕付きで上映される。
上映時間 10:45ー1:00
     1:10ー3:25
     3:35ー5:50
     6:00ー8:15

映画館はJR蒲田駅北口の商店街をずーーと歩いたところにある。映画館の入り口が商店街から見えない。スーパーの看板の下から入るような感じだ。

昨夜テレビで「海猿」の字幕放送の放映があったが、途中までしか見られなかった。