難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

新しい人工内耳N5届く!

2011年12月20日 22時08分55秒 | 人工内耳
帰宅して食事を終えると宅急便が来ているという。
見てみるとみかん箱より大きな段ボール箱が届いていた。
開けると黒いカバンと分厚い「人工内耳装用者ファイル」だった。

フリーダムの予備として自費で「購入」したものだ。20万円を頭金で振り込み、残りは24回払いのクレジットにした。総額約70万円となって利子が高いが年金生活に入るのに急激な出費を避けるためやむを得ない。

今日も人工内耳の聞こえ方をチェックしていたが周囲に音がある時はそれが聞こえなくても聞こえに違和感がある。工場の機械の音、道路を走る車の音、人の話し声などがあるとそれが意識されなくても聞こえは「ワンワーン」と反響、ビブラートがかかったように聞こえ、明瞭ではない。
ところが静かな場所では本当に耳元で話しているように聞こえる。
人工内耳は環境を選ぶ。

ラビット 記
箱の中の大きなケースには、リモートコントローラー、充電器、本体、乾燥機などが入っていた。
リモートコントローラーのカバーは黒と赤の2種類だったが目立つように赤を選んだ。赤は還暦だからではない。

会議の休憩中は要約筆記者に話しかけない。

2011年12月20日 20時23分00秒 | 要約筆記
会議の前には、主催者が司会、発言者とどういう話をするか、流れはどうかを「打ち合わせ」する。

しかし始まってしまえば、通訳としての要約筆記者がいるだけなので、休憩になっても話しかけない、私語や雑談もしない。進行上、話す内容の変更とかあっても余ほどのことでないと言わない。
それは休憩後聴衆に説明すればよい、要約筆記者もそれを聞いて聴き方を変更する。
会議後も、何か問題があれば派遣元に言うがその場ではほとんど話しかけない。

通訳者は、始まって終わるまで緊張しているので話しかけると緊張感が解けてしまうこともある。休憩は要約筆記者も自分なりに休息したり、他のメンバーと打ち合わせするので話しかけない。

もし話しかけるなら、主催者、聴衆に話しかけるべきだろう。その時に要約筆記者は頼めない。「休息」だから。もし必要なら、事前の打ち合わせで織り込んでおくべきだろう。

ラビット 記