難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

新宿駅に立つ托鉢僧。

2012年12月28日 20時43分58秒 | 健康と食事

今日は仕事納め。職場の忘年会を少し早めに切り上げ、首相官邸前に。夏に来たときのかけ声が響いてくる。
「原発止めろ」、「大飯を止めろ」、「命を守れ」
今日は雨も降って参加者は少なかったが、全国で行われ
るようになった「キンカン」(金曜日首相官邸前でデモ)。

新宿駅まで来ると托鉢僧が。厳しい寒さの中、托鉢を求めて立つ精神力は並大抵でないので、とても感服している。
「良いお年を」と初めて声を出して幾ばくかの喜捨をした。シャリンと確かに鐘の音が聞こえた。

平和と安全の祈念、感謝の気持ちを示して今年の仕事納めを迎えた。

ラビット 記

人工内耳に期待するもの

2012年12月28日 11時35分02秒 | 人工内耳
人工内耳フリーダムをして丸5年を経過し、6年目に入った。
人工内耳をニュークレアスに変更してからは1年弱。
リモートコントローラーがあるのでチャンネルや感度、ボリュウムの変更を見ながらできるのは便利。
ちょっとよく聞きたいと思ってかんどやボリュウムをあげるのは要注意。音が大きすぎたりして却って聞きにくくなることが多い。

人工内耳をすれば手話通訳や要約筆記はいらないかというと不要にはならない。それはコミュニケーション支援であって、聴覚補償ではない。手話を使って会話することは聴覚補償になる。手話通訳、要約筆記者は場への支援、対人援助をするものなので目的が異なるからだ。
会議等には人工内耳だけでは不十分、確実に話をとらえなくてはならないので通訳は必須。

人工内耳は普段の生活や音楽を聴くときには大きな効果がある。補聴器を凌駕する。
自分の声が聞こえることが脳に刺激となる。自分で発した声が明瞭に聞こえることが、思考にとっても言語生活の上で大きい。

ラビット 記