アルビフローラとラジアータ

チョットわかりにくいのだが、奥の方に見える細い棒のような物が咲く直前の彼岸花（ラジアータ）の花茎です。
実は前日までこの辺りは雑草が生い茂っていてひどい状態だったのだが、少し涼しくなってきたので草取りを始めていて見つけました。
薮蚊の大群に悩まされるのでどうしようかしばらく迷ったのだが、思い切って草取りをして正解でした。
数日草取りを遅らせていれば、アルビフローラは花が終わっていたでしょうし、ラジアータにしてもどうなっていたかわかりません。
「虫が知らせた」とでも言うのでしょうか・・・・。

普通の彼岸花（ラジアータ）は未だこの程度です

毎年オーレア（黄花）とアルビフローラ（白花）の方が先に咲くようです。

リコリス・アルビフローラ（白花彼岸花）

一般的には白花と言われているのだが、実際は薄いクリームイエローである。
あまり普及していないようで、見る人は一様に驚いている。
普通の赤い彼岸花（ラジアータ）の突然変異で出来たと言う話と、黄花（オーレア）との交配種だと言う話があるのだが、どちらの説が正しいのか真偽のほどはわからない。

リコリス・オーレア（黄花彼岸花）

今年もだいぶ花芽が出来ており、今のところ２６本出ていますが、遅れて出てくる物もあり、最終的には３０本以上になるでしょう。
満開もいいのだが、このように咲き始めも趣があって私は好きなのだが・・・・。