酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

犬勘。

2011-10-27 | わさび部長
先日のわさび部長である。

買い物をして帰宅。袋からそれは見えていない、匂いもしないのに、わさび部長はそわそわ。

なんで分かる。喜ぶだろうなあと少しテンションの高い飼い主の以心伝心があるのか。犬の第六勘には恐れ入る。



アトピーになってからは、オヤツはもっぱらベニソン。それと無添加のボーロ。なのだが、ボーロはすぐに飽きてしまうようで、たまに「ちっ」みたいな顔をする。



はい、欲しい人は手を挙げて。




もう一個欲しい人は手を挙げて。



骨格の構造上、犬には難しい姿勢だが、頑張る。

散歩嫌いなわさび部長の、たまの楽しみなのだった。



だんだん餅が好きになる。

2011-10-27 | こしらえた話。
今朝の最低気温は2℃ですと。
でもここの所ずっと寒かったから、周りは誰も驚かない。いよいよ冬を迎える覚悟が出来たということか。

さて、昨日のご飯。

大なべで拵えストックしてあるキノコ汁が再び登場。今度は小鍋立てではなく椀物ってことで。

またもや大根おろしをた~っぷり、そして切り餅入れてみた。



餅は網焼きした。とても香ばしくて旨い。

我が「年を取るごとに美味しく感じるものランキング」の上位にある餅。
正月、母の雑煮は美味しく、無論、餅が嫌いである理由などない。ただ、自分でわざわざ餅を焼いたり煮たりして食うということはなかった。

が、数年前か。不意に感じた食べたいという欲求を抑えられず、真空パックの切り餅を買った。
その時どうやって食べたかというと、餅はレンジで温めて、永谷園のお吸い物を使って即席雑煮に。
確か、雑誌か何かの広告か、手抜き料理の情報で見たのだと思うのだが、肉や野菜を取り揃えなくとも簡単に餅が食べられるのだなと知り、やったみたという次第。
それ以来、切り餅は常備品となり、特にこれからの時期、鍋焼きうどんには必須のアイテムである。

即席雑煮は同社のお茶漬け海苔でもできるし、先日はしじみ何十個分だったか、そういう名前のお茶漬けの素でやってみたら、これが至極旨かった。
あと、メーカーは忘れたが、即席のユッケジャンスープでやっても旨い。

クノールカップスープ(ポテトポタージュ)では・・・、どうぞお試し遊ばせ。

鬼うまい。

2011-10-26 | こしらえた話。
「すごく」「とても」を意味する「鬼~」という言い方が一部の人種、じゃなかった、一部の世代で使われているようだが、あ、もうすでに過去の話?
「オニ」という響きがなんだか可愛くて、案外嫌いじゃなかったけど。

昨夜は四種のきのこをさっと鬼煮て(そこでは鬼は要らない)食べようかと。
さあ、冬のアイテム、小鍋立てで。



さて、鬼はここから登場。

きのこが煮えたそこに大根の鬼おろしをドバ~っと。



汁に埋没したものもあるので、見えているのはいわゆる氷山の一角。
おろし金は、かっぱ橋で買ってきた「赤がね」だ。これまたスムーズにおろせるので爽快である。

八百屋で煮物にいいよと促され買った大根もなかなか。鍋の中でレンゲが立つくらい沢山いれたら、これが旨いのなんの。きのこのとろみと鬼おろしの食感が堪らない。
酒も用意したのだが、ゆっくりちびちびなどということも忘れ、きのこ汁はあ~っという間に胃袋に収まったのであった。

これからは、みぞれ鍋など大根おろしが活躍する。
自慢の赤がねが火を噴くぜ。
(だから噴かないって)

鮭の親子丼

2011-10-25 | 旨かった話
【訂正】
前々記事でのラーメン屋の表現。苛立ちもあって言葉が足りなかったようで。「最悪」などという表現も物書きとしても最悪なわけで、ちょっと書き直しました。

さてさて、鮭の親子丼。

今日のお昼、いつもの器用なマスターの居酒屋の看板に見つけた日替わりメニューだ。

イクラか。先月、某居酒屋の9月の大サービス品「いくら丼」を浴びるように食った以来だな。たんと堪能したので、しばらく食べたいと思ってもいなかったことに気づく。

親子丼ってことはあれだね、焼いた鮭のバラ身とイクラ。
よし、それを一つもらおうか。(二つというヤツはまずいない)

ちょっと違うんだなあとマスター。

まあ食べてみて。


by 川わき


バラ身でなく、切り身の付け焼きであった。
なるほど。これなら焼けた皮の風味も楽しめるって寸法か。マスターのイクラは醤油濃い目。にも見えるが、きちんと汁気は切ってあるので、塩辛いということもなく実に美味。
(飯の上に海苔を敷いてあるので黒く見えるというのもアリ)

イクラは、その家や人それぞれに味の違いがあるのが面白い。
ちなみに、自分は塩だけの場合や、出汁を入れたりすることもある。

が、今年は漬けてない。(9月に散々食べたせい)

そろそろサケ漁もピークかな。まだ魚屋に生筋子があるうちに、作ろうかどうしようか。

う~む。(そんなことしたら、また飯を食い過ぎるだろ、というのが心に引っかかっているのだった)

初めてのすり身。旨い。

2011-10-25 | こしらえた話。
先日の出汁だけで煮た大根は、その後、具を足し味付けを足しておでんと言うか煮しめというか、そういうものになった。

そうそう。おでんといえば、セブンイレブンのおでんは、日本を北から南まで6のブロックに分けて商品開発。タネも出汁も地域によって違うそうな。先週土曜日の、フジテレビの「リアルスコープ」を観て感心。さすが天下のセブンイレブン、見事なマーケだ。
ちなみにおにぎりを買った時、おつゆ代わりにも美味しいと一目置いていた出汁。北海道は煮干・鰹の出汁。関東は鶏。九州はなんと鶏・牛すじだ。ややこってりなまろやかな味?

さらにちなみに、近所のセブンイレブンのおでんに入ってるフキ、笹竹。当たり前に食べていたが北海道限定とは知らなんだ。そのように各地の限定タネがあるんだそうな。

旅行のとき、飲んでホテルに戻るとき、夜食におでんなんて良さそうだ。
いわゆるご当地グルメに出合えるかも知れないからだ。

で、うちのおでん。



手前にあるすり身が自分的には初体験。



サンマである。すでにすり身状態で、酒や食塩など若干の味付けはされていたのを、ぽちょん、ぽちょんとすくい落として煮たものだ。(もちろん何者か分からぬので、まずは湯で下茹で)
旬サンマのイメージがあり、脂っぽいかと想像したが、案外あっさり。甘味のある美味しいすり身であった。

サンマは、たまに三枚おろしのものが売られているが(揚げ物用か?)、あれを使えばおろす手間もなく、家でも簡単に作れそうだ。強い味方もいる。
頼れる我が家の武器、フードプロセッサーが火を吹くぜ。(吹いたら困るけど)