酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

初めて食べた。

2013-01-15 | 旨かった話
頂いたお土産は「いわしのごま漬け」。


聞くも見るも初めての品。
こんな時はすぐにネット検索。良い時代だ。

九十九里の郷土料理だとか。カタクチイワシを酢に漬け、さらに黒ごま、生姜、唐辛子などで保存したものらしい。

黒ごまと酢で締まった魚が相まって独特な食感だ。黒ごまが香ばしくて美味しい。
いわゆる魚の漬物は、我が暮らしでもお馴染みなので、こうしたものはなんとなく親しみ感もある。

楽しや、お土産。
九十九里には行ったことはないが、ほんの少し身近になった。


今朝は朝から関東の大雪のニュース。
ワイドショー系は、いつもなら荒れた成人式のエピソードだったろうに。

入浴犬。

2013-01-14 | わさび部長

カメラが曇った。

シャワーで温水をかけてもらって、イイ湯だな。

ではない、ただひたすら無言で耐えるわさび部長。その目、何で?何をしてるの?という猜疑心が向き出しとしか思えない(笑)



という騒動は昨夜のこと。
関東・甲信地方は爆弾低気圧で大変なことになっていたとは。
こっちは穏やかなんだけどねえ(正月の豪雪でいまだに道路事情は難儀してるが)
、都会は雪に弱いので気の毒だ。

二日がかり。

2013-01-13 | 酒風景
昨日は有り難くも獅子舞の出演依頼があり、その打ち上げと称して相方(友人デザイナーTなのだ)と呑みに出る。

街も忙しそうなので、あえて地味な雰囲気をと、お総菜的な肴を出す店を訪ねる。


こんな雰囲気。街の喧騒を逃れ隠れ家に籠もった気にもなれて、何気に落ち着く。

器に隠れて見えにくいが、マカロニサラダなんぞで呑むビール。これが家庭的でとても良いのだった。

で、今日。

野暮用に出てきたT氏からランチの誘い。


ホテルのランチビュッフェ。

なんだかんだで、お疲れさん会を二日がかりでやたような気分。

しかし、実際にはこの何倍もの料理をたいらげ、とても満腹。お疲れさんを癒すはずが、また疲れたのだった(笑)。



この日の美味しい収獲。

ビュッフェの中で、その場で温めて出してくれるキャベツラーメン(キャベツを煮込んだスープ)が旨かった。


小さなお椀での一杯だが、食べ応えあり。〆の一杯のつもりが、これがとどめになった。

食べ方いろいろ。

2013-01-12 | 旨かった話
連日連夜の雪予報であるが、なんとなく穏やかな土曜日。

友人デザイナーTとは久々の昼食。


寿司屋というか居酒屋というか、和食の多い店で。
自分はカツ丼を、向こうのT氏は生ちらしを。

ところでさ、生チラシってどうやって食べる?と尋ねる間もなく、T氏が…


醤油でわさびを溶いて、寿司ネタにそれをかけた。

そう。生チラシについてくる醤油と寿司皿。みんなどうやって食べてるのかなと、この疑問は人生の中で我が胸の内にある「別に人のことなんかどうでもいいけど、でもちょっと気になることランキング」の下から数えて何番目かにある。

寿司は握りだろうがチラシだろうが、ネタと酢飯が口中で一体となって味を完成させるもの。言い換えると、はい刺身を食べました~飲み込みました~次にご飯を頂きます~では寿司ではない。酢飯による刺身定食である。

というのを前提に生チラシの食べ方を定義すると

普通にお刺身を食べるように、ネタを箸で受け醤油をちょんちょんとつけて口中に含みつつ、追っ付け酢飯を頬張り口中で双方をともに咀嚼することで寿司を完成させる、それがタイプ1。
あるいはT氏が如く、醤油をネタにかけまわし、ネタと酢飯を箸で一緒に受けそれらすべてを頬張る、それをタイプ2とする。

ああ、なんかオチも着かず長くなりそうな予感。
私事なんでどうぞスルーしちゃってくださいな。


タイプ1だと、寿司を食べてる気がしないという人。タイプ2だと酢飯が醤油にまみれ美観を損なうのでイヤという人。いろいろと思う。

寿司屋に言わせれば、それぞれに、こうして食べるのが旨いという作法のようなものがあるだろうが、ふと思えば、それを尋ねたこともない。

ちなみに自分はというと、ううむ、1か2、どちらでもないというか強いて言えば1の食べ方に2の効果がプラス。
自分のそれ、けっこうちまちまと面倒なので、もし横で見ている人がいたら気分を害するかも(笑)。

まずネタを二種、たっぷりと醤油を入れた皿に。醤油を「つける」ではなく「漬ける」のだ。ほんの数十秒だが、いわば瞬間的ヅケとでもいおうか、そんなのを拵えてからどちらか一種のネタをご飯に乗っける。この際は刺身についた醤油をやたら切ることもせず、なりゆきで。すると刺身のエキスの混じった醤油が酢飯に浸透し、ご飯にも味がつく。
残り一切れのヅケは順番待ち。そこに新しい刺身を運び入れて漬け、いよいよ最初のひと口となる。ネタ、飯ともに頬張りいただくのだ。
そして待たせておいたヅケをご飯に、また新しい刺身を皿に、を繰り返すのだ。

のだ!とか強い口調で言ってみても、所詮どうでもいいこと。
ああ、どうでもいいことを書いてしまった。けっしてヒマってワケじゃないんですけどね。

へんな食べ方だと、ある時、人に指摘されたことがある。
A型なのでと答えたら、いや、全く関係ないと思うと言われた。

ぎんだら。

2013-01-11 | 酒風景
銀ブラと並ぶ新しい都会用語。
銀座でだらだらすることを言う。

うそです。(いや、あってもいいか)


ブログでは劇的に久々の登場となるいつもの女将のところで晩酌。


女将の定番、酢の効いたキンピラ。これを食べると、ああ女将のところに帰ってきたなと実感する。

焼き魚は、多分これも久々に口にする「ギンダラ」。


これに関しては面倒な表現は似合わない、いや、それしか思いつかないが、ギンダラってどうしてこんなに美味しいんだろう。

拙の好むところ、紅鮭が一番の魚であるが、ギンダラはランク外というか別格というか殿堂入りしているというか、とにかく別物。ほら、オペラは本当に素晴らしいが、じゃあ毎日聞きたいか、と言えばそうじゃない、そんな感じ。

ともかくは、旨い魚、旨い肴に満足なのだった。


ところで、ギンダラ。
タラと言いながらタラじゃない。深海からやってきた知らない魚のカタチがタラに似て、しかも色が銀色だからギンダラになっただけ。
あ、そんなこと知ってるよって?

ところで 2
数年前だったか、ギンダラや銀むつは希少種に指定され、数年後には食べられなくなるという話を聞いたのだが。そしてその数年後が今だと思うのだが、あれは単なるがせネタだったのか。
え?そんな話は誰も知らないよって?

ところで 3

ギンダラならぬ、銀ぶら。
銀座をぶらぶらするの略語かと思っていたら、銀座にあるブラジルコーヒーという喫茶店の略語だったとは。
今朝のテレビ「特ダネ」で言ってましたがな。そういう説もあるって。

ところで、

このへんで終わりにしませんか。