酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

サバ缶のポン酢煮 豆腐を添えて

2018-02-18 | 旨かった話
鮭とどっちを選ぶ?と究極の選択を迫られると困っちゃうけど、好きなんだな、サバ。
塩焼きも一夜干しも、味噌煮、時には竜田揚げとか。缶詰は缶詰なりの風味がまた美味しいし、水煮は料理に便利。

ということで、水煮を使ってささっと作る。


しらじらしく、おフランス料理みたいなネーミングにしてみた(笑)
それにしても色気のない絵だな。
青いネギでも飾ればよかったかな。

あ、ポン酢煮ってどういうことかって?

缶の漬け汁をポン酢でのばせばよい。

加減はこんな感じかな。
ボウルに缶汁をあけ、それにポン酢を大さじ3、酒大さじ1、みりん大さじ1、おろし生姜小さじ1、水を60cc~80ccで。けっこう緻密だな(笑)
それを煮汁にして、豆腐、サバ缶の身を煮る。



今回は玉ねぎを炒めて一緒に煮ていて、より味わいが深まって美味しいのだった。

といっても誰にでも美味しいとは言わないし勧めない(笑)
サバは好みが分かれるからねえ。脂臭くて嫌いというお方がたまにいる。
残念。

そういや、鮭が苦手というヒトがいたな。
やっぱり匂いがダメと言っていた。
でもアジは好きと言っていた。

まあ、魚って、そんな存在かも。

美味なる煮こごり

2018-02-16 | 旨かった話
いつもの場末の飲み屋で晩酌。


突き出しは、およそ飲み屋とは思えないヘルシーな感じ。
ベテラン女将の、皆の健康を考えたおっかさん的料理なのだ。

女将の自慢料理は手羽もとの塩煮。いつぞやコレが美味しいので褒めたら、よし、しばらく続けてみようかなと気を良くしたようで、今日ものっかってる。

おや、今日のはよくみたら・・・・


煮凝りがたっぷりではないですか。

嬉し~

まれに、この煮凝りを好まない客がいるそうで(ありえん!)、いつも客本位の女将は、煮凝りを少しそぎ落として盛り付けようと思ったこともあるのだが、いや、美味しいものは美味しいと決断。やっぱそのまんま出すことにしたそうな。

うんうん、それは正しいよ。おかげで、あたしゃこの美味にありつける。
おかげで酒も旨い!

おまけにテレビはオリンピック。いつもより余計に酒が進むが、仕方ない。

さりげなく磯風味な卵とじ。

2018-02-15 | こしらえた話。
卵とじ、というと何たって「ニラ玉」ですかね、思い出すのは。そして自分の好物「あぶたま」。油揚げの卵とじ、かの林家正蔵師匠の郷愁の味である。とじという手技に特化して言えば、蕎麦屋の「とじ」もはずせないね。

で、何気に思いついて作ってみてから、これ、なかなか良い風味じゃないかと気が付いた(笑)

ワカメの卵とじ。


ややあっさりとした醤油ダシでさっと煮てみれば香味は爽やか。
そもそも、ワカメの煮物が美味しいことは当座煮などでも了承済み。
ちくわの薄切りも添えれば、これがまた良い仕事をしてくれる。ちくわも言ってみれば磯風味。

どことなく、秋深し的にしんみりと呑みたい肴でもあるが、雪深い今、ぽってりとした食感が心身を温めてくれる感じがして良い。

もっとツユを薄くして、汁ものとしても美味しいかも。

酒粕鶏の香ばし焼き

2018-02-14 | こしらえた話。
一見、焼き豚のようにも見えるが鶏でござる。

目下、アレンジ開発中の酒粕鶏(塩酒粕に漬けた鶏肉をそう呼ぶことにしている)に新顔の登場である。
いかにも料理っぽい名前を思いつき悦に入っていたりもする(笑)


酒粕鶏を皮目からギュッと焼いたシロモノ。
厚切りにして焦げ目の美味しさもろとも味わおうという趣向だ。
ほんのり粕の香りがして美味。
もちろん、お酒もススムくん。

これ、知らないで食べると「味噌漬け?」みたいな味がして面白い。
じゃあ味噌漬けでもいいじゃないかと言われそうだが、作り方はコチラに

ほんとはね、燻製をやりたいんだよ。いろいろ燻してみたい。
だけど集合住宅だし、匂いが気になる。
じゃあキャンプでやれば?という話にもなるが、キャンプではホッケを焼きたい(笑)

その身代わりがコレ、塩酒粕漬けかもしれない。
あれこれ漬けては楽しんでいるところ(実験とも言う)。
中には、やめときゃよかったというのも多いけどね。

味噌香るチーズ 酒は男山

2018-02-13 | 酒風景
そういうネーミングだと、チーズの味噌漬けかな?と思うでしょう。
が、味噌を練り込んだだけというシロモノ。
けっして漬ける時間が惜しいからという訳ではありませぬ。


クリームチーズにごく普通の白みそをちょっとまぜる。
うちの味噌は麹のつぶつぶが残ってるタイプなので、柔らかなクリームチーズの食感がちょっとおもしろくもなるのだった。

酒は男山(北海道)の蔵元限定品。


ぽてっとしたフォルムのボトルは素朴な感じがして良いね。

Alc.10度の甘口な酒にチーズは重過ぎるかとも思ったが、意外に口当たりはしっかりしていて、この両者はなかなか仲良し。
チェダーだったらきっとやらなかった、やはりクリームチーズは爽やかに旨い。

あちこち大雪というニュースが飛び込んでくるが、季節が変わろうとしていることは確か。
というのは、部屋に差し込む紫外線の強さで分かる。温かいし、鉢のパセリがよく育つ。