陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

揚輝荘 ~北園編~

2024-12-21 16:42:45 | ちょっとお出かけ
りんご です。

お仕事を引退した夫は、平日に一人紅葉を撮りに出掛けています。
まだお仕事を続けている私は、通勤途中にある銀杏を楽しんでいます。
そんな私達ですが、今月7日、名古屋の
揚輝荘 にお出掛けしてきました。
2人でお出掛けするのは夏以来です。

揚輝荘・・・
ご存知の方も多いと思いますが、
松坂屋の初代社長、伊藤祐民の別荘として作られました。
広大な敷地の中に30数棟の建造物がありましたが、
老朽化や戦争の為多くが失われ、
また、敷地の開発により庭園も北園と南園に分かれてしまっています。

今日は無料で入れる
北園 を紹介しようと思います。
広い園内、綺麗な紅葉を見ることが出来ました

揚輝荘北園
揚輝荘の紅葉
揚輝荘北庭園
揚輝荘・柿と紅葉

現存する当時の建造物は3つ。この3つは名古屋市指定有形文化財です。
伴華楼(ばんがろう)・・・夏目漱石の義弟である鈴木禎次の設計です。
揚輝荘・伴華楼
晩秋の伴華楼

白雲橋 ・・・北園のシンボルです。
中の天井には、祐民作と伝わる竜の絵があります。
揚輝荘・白雲橋
白雲橋・龍の天井絵

三賞亭 ・・・煎茶の茶室です。
揚輝荘・三賞亭
三賞亭から庭を望む

その他には、
豊彦稲荷 があります。
曇りがちの日でしたが、一瞬だけ鳥居に陽が当たりとても綺麗でした。
揚輝荘・稲荷の赤鳥居
揚輝荘・豊彦稲荷

次回は南園をアップする予定です。 

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赤いクリスマスツリー

2024-12-16 22:12:42 | 「れもん」の写真帖
れもんです。
菰野町の
三重県民の森 に、高さ25mの立派な フウの木 があります。

毎年12月には華やかに色付いて、
赤いクリスマスツリー と呼ばれ親しまれるようになったこの木。
今年は色付きが少し遅れたものの、
急速に見頃を迎えたと聞いて、先週初めに行ってきました。

三重県民の森のフウの木

色付いたフウの木/三重県民の森

フウノキの紅葉/三重県民の森
色付くフウノキ

赤いクリスマスツリー/三重県民の森

今年は少しオレンジ色が強いそうですが、
遠くから眺めても近くで見上げても、とても綺麗で見飽きません。
園内の遊歩道にも紅葉がありますから、お近くの方は是非

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笠置山の行場を巡る

2024-12-09 15:56:00 | ちょっとお出かけ
れもんです。
もみじ湖 以降、近場で精力的に紅葉を撮りに行っていますが、
その中から今回は、29日に行った笠置寺を・・・。

京都府の最南端、木津川上流の山峡にある
笠置町
標高289mの笠置山にある
笠置寺 では、
巨岩をたどって山頂を一回りする「行場めぐり」を楽しめます。

それでは早速ご案内いたしましょう。

笠置寺/文殊石と紅葉
境内を進むと程なく、頭上に巨石が迫ってきます。
紅葉が真っ盛りで綺麗でした

笠置寺/境内の巨石
重文の石造十三重塔の上にある大岩は、
薬師石文殊石
二つの石の間に挟まれて、地名の由来となった
笠置石 があるのですが、
下調べが不十分で、見損なってしまいました

笠置寺/正月堂と弥勒磨崖仏
正月堂 の左に見えるのが、ご本尊の 弥勒磨崖仏

笠置寺/弥勒磨崖仏
高さ15mの巨石の壁面に刻まれた仏様は、
元弘の戦乱で表面が焼け落ち、今は窪みだけ残っています。


笠置寺/千手窟
正月堂の下の 千手窟
仏の世界への入口と伝えられているパワースポットです。

笠置寺/虚空蔵菩薩
隣の大岩には 虚空蔵菩薩 が刻まれています。
こちらの摩崖仏は線もくっきりと残っているのですが、
光の具合で、ハッキリ分かるように撮れなかったのが残念


笠置山行場めぐり/胎内くぐり
さらに狭い道を行くと、 胎内くぐり
笠置山の修行場の入口で、身を清めるために狭い穴をくぐります。


笠置山行場めぐり/太鼓石
太鼓石
特定の場所を叩くと、ポンポンと鼓のような音がします。


笠置山行場めぐり/ゆるぎ石
ゆるぎ石
右の端を下に押すと、巨石をゴトゴト揺らせます。


笠置山行場めぐりの道
山頂付近に登ってきました。

笠置山行場めぐり/平等石からの眺望
平等石 の上からは、木津川と山並みが一望できます。

笠置山行場めぐり/蟻の戸渡り
平等石と他の石に挟まれた狭い通路が
蟻の戸渡り
かなり体を斜めにしないと通れません。


笠置山自然公園/二の丸跡
二の丸跡
修行場めぐりはここで一服


笠置山自然公園/もみじ公園へ
坂道を下ると視界が開けて、 宝蔵坊跡 を見下ろせます。
今は
もみじ公園 として、たくさんのもみじが植えられています。

笠置山自然公園/貝吹岩
もみじ公園に下りる前に、 貝吹岩 に寄りましょう。
この岩の上でほら貝が吹かれたことから名付けられました。


笠置山自然公園/木津川の展望
岩の前からは、西に流れる木津川を見下ろせます。


締めくくりは、秋真っ盛りのもみじ公園です。
笠置山自然公園/もみじ公園
笠置もみじ公園の紅葉
笠置/もみじ公園
色鮮やかなもみじが青空に映えて綺麗でした。 

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錦繍のもみじ湖へ

2024-11-28 14:41:18 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
少し前になりますが、長野県箕輪町の
もみじ湖 に行ってきました。
おすすめ紅葉スポットランキングで、5年連続日本一という名所です。
渋滞やマイカー規制などの理由で今まで遠慮していたのですが、
今年は紅葉が遅れたおかげで、人出がかなり分散している様子。

紅葉便りや天気予報とにらめっこして出かけたのが、
紅葉祭りも前日で終わってしまったという、18日の月曜日でした。
落葉が始まっているとの情報もあって少し迷ったのですが、
結果は、思い切って出かけて大正解でしたよ

もみじ湖「もみじのトンネル」
もみじ湖の紅葉
箕輪ダム「もみじのトンネル」
坂道の両側のモミジが枝を伸ばして重なり合う
「もみじのトンネル」
落葉が進んでいましたが、それでもまだ十分綺麗ですね。


もみじ湖散策路
一周1000mの散策コースが整備されています。
標高が高くて日当たりがいいこの辺は、もう大分葉が散っていました。


箕輪ダム「もみじのトンネル」の落葉
一面の落ち葉もまた素敵 

もみじ湖紅葉散歩
紅葉真っ盛りの木も、まだまだ沢山ありました。

もみじ湖・空を遮るモミジ
頭上いっぱいに、真っ赤なモミジが空を遮ります


一番奥の「もみじのトンネル」周辺を歩いた後は、
途中にいくつかある駐車場で降りては撮ってを繰り返しながら、
来た道を戻って行きました
もみじ湖竹の尾広場・橋からの紅葉
もみじ湖散策コースにて
もみじ湖・一万本のもみじ
竹の尾広場周辺


秋の箕輪ダム(もみじ湖)
もみじ湖・湖畔の県道
箕輪ダム・秋の彩
もみじ湖(箕輪ダム)

もみじ湖・冒険の丘への道
イベント広場周辺


今年は紅葉がいまいちの場所も多いのですが、
いや~、さすがはランキング1位だと思いましたね。
来る前はそんなに期待していなかったのですが、
思っていたよりずっと変化に富んでいて、紅葉の鮮やかさも予想以上でした。

でも観光協会の方の話によれば、例年ならもっと真っ赤になるそうです。
ぜひまた来たい、そんな思いでもみじ湖を後にしたのでした。 

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七味温泉紅葉館 その2

2024-11-20 20:33:50 | 温泉
れもんです。
七味温泉紅葉館 の後編は、主にお風呂の紹介です
七味温泉紅葉館・露天風呂
お湯は源泉かけ流しで、硫黄が香り漂う濁り湯です。
浴室は、時間による男女交代制。
夜20時と朝の8時で入れ替わりになります。
勿論どちらも、明るい時間と夜と両方入りましたよ


夜20時から朝8時まで男湯になるお風呂がこちらです。
先ずは内湯から。
七味温泉紅葉館・女湯内湯
七味温泉紅葉館・内湯に浸かる

そして露天風呂。
温泉の色は、その日の気温などで変わります。
七味温泉紅葉館・女湯露天風呂
七味温泉紅葉館・早朝の露天風呂

露天風呂に隣接して洞窟風呂があり、
内湯からトンネルを通って行くこともできます。
七味温泉紅葉館・洞窟風呂

洞窟風呂から露天風呂の方を覗いてみました。
上の写真は早朝に、下の写真は夜に撮っています。
七味温泉紅葉館・洞窟風呂から
七味温泉紅葉館・夜の洞窟風呂

極楽、極楽~
七味温泉紅葉館・夜の露天風呂


続いて本来の男湯の方を・・・
こちらには、内湯と露天風呂のほかに炭色の湯というのがあります。
やはり内湯からご覧ください。
七味温泉紅葉館・男湯内湯 七味温泉紅葉館・内湯

そして露天風呂。
七味温泉紅葉館・男湯露天風呂
七味温泉紅葉館・露天風呂に浸かる

露天風呂の脇の小さな浴槽が「炭色の湯」
泉質の違う2本の源泉を混ぜることで、黒い湯花が舞うようになるそうです。
七味温泉紅葉館・炭色の湯
「炭色の湯」に浸かる
こんな感じ

源泉かけ流しの紅葉館露天風呂
ここのお湯で特筆すべきは、泉質は柔らかなのに硫黄分がとても濃いこと。
なんと、旅行から帰って一週間経っても、
風呂に入るのにシャツを脱ぐと硫黄の匂いが感じられた程でした。


さて、ここにはもう一つ、忘れてはならない穴場的お風呂があります。
それが、無人料金箱の野天風呂
「おばあちゃんのお風呂」
道路を挟んで紅葉館の向かいにあって、
紅葉館が管理しているので宿泊客は無料で入れます。
七味温泉「おばあちゃんのお風呂」
七味温泉野天風呂
「かなり熱いから気を付けて」と言われていましたが、
この時は、手前の浴槽は湯もみしなくても十分入れる温度でした。
(源泉が直接流れ込む奥の方は、熱くてとても入れませんでした

七味温泉野天風呂「おばあちゃんのお風呂」
まだ浴槽に日が当たってなくて、いい写真が撮れませんでしたが、
開放感があってロケーション抜群です。
お出かけの際は、こちらも忘れないでくださいね


かなり長くなってしまいましたが最後にもう一つ。
それは、前編でも少し触れた
たぬき です。
実はこの紅葉館、狸の宿としても知られているんですよ
紅葉館で出会ったタヌキ
もともとは、玄関脇の猫の餌を目当てに来るようになったそうです。
ファミリーの数匹が来るそうですが、一匹だけ見ることができました

七味温泉の子ダヌキ
七味温泉紅葉館・やってきた狸
来ていたのは子狸だそうです。
前足を揃えた姿やつぶらな目がとてもカワイイ


温泉良し、食事良し、雰囲気良し。
おまけにタヌキさんにも会えて、かなり満足度の高い宿でした。



 お風呂は許可をもらって撮影しています。

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