陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

大久保立体集落の茶園

2020-07-30 22:33:08 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
森町 をめぐる小さな旅 
最後に向かったのは、
大久保立体集落の茶園 でした。
大久保立体集落の茶園

大久保地区は、森町の北西端に広がる山間の静かな集落で、
かつては塩の商いの往来や、秋葉山の表参道として賑わいました。
山道を上がっていくと、周囲を美しい山々に囲まれて、
茶園と家屋が点在する風景が広がります。

ちなみに、立体集落とはインパクトがある言葉ですが、
これについては、森町のパンフレットから引用させていただきます。

大久保地区は、尾根や谷が複雑に入り組み、
道はその地形に沿って曲りくねって四方に伸びています。
山の上部の開けた場所からこれを見渡すと、
集落と茶園が立体的に浮かび上がったようにも見えます。

「立体集落の茶園」は、この地域ならではの農の営みと、
自然がもたらした独特の地形が組み合わさってできた、
大変見応えのある景観です。

大久保立体集落
森町大久保地区
大久保地区・うねる道

大久保地区・茶園
お茶の木は、かまぼこ型にきれいに刈り込まれています

茶摘み作業

立体集落/茶園と作業場

捩花
高原の雰囲気でネジバナを・・・

美しい邑
昔ながらの風景は素朴で美しく、郷愁を呼び起こしてくれます。 

森町大久保・連なる茶園
新茶の季節

ここには茶園だけではなく、戦国の時代に思いを馳せる史跡も点在していて、
「戦国夢街道」 としてハイキングコースも設定されています 
歴史ある山里を訪ね歩いて、その魅力を味わってみてはいかがでしょうか。


コメント (12)

遠州森町の小さな旅

2020-07-26 17:02:36 | ちょっとお出かけ
れもんです。
一箇月ほど遡りますが、静岡県の半夏生の里 に出かけた折、
かねてから気になっていた、同じ
森町 のポイントを回ってきました。
2回に分けて、紹介させていただきます。


先ず、
旧城下学校
明治17年に建てられた木造校舎が残っています。
旧城下学校
旧城下学校にて

内部は非公開なので、窓越しに中の様子をうかがいました。
旧城下学校内部
思い出の学校

木の椅子や床に反射する光が美しくて、何枚も・・・。
緑の反映
城下学校にて
遠い記憶


城下地区の外れ、太田川には
延城橋という素朴な橋があって、
テレビドラマのロケ地にもなったそうです。
ところが、残念ながらこの日は橋桁だけ
延城橋

というのもこの橋、流失を防ぐために、
季節や増水によって、橋板をその都度取り外す造りになっているのです。
観光協会HPから
こちらが普段の姿です。森町観光協会のHPからお借りしました。


昼食は、体験施設アクティ森に隣接する 「ほっとり」 で、
地元のお母さんグループが作る手づくり蕎麦を…。
チョイスは椎茸蕎麦、美味しかったです
「ほっとり」の椎茸蕎麦


昼食後は、南北に細長い森町を北上。
立ち寄った
友田家住宅 は、国指定の重要文化財の建物です。
友田家住宅の茅葺屋根
友田家住宅

友田家は代々庄屋を勤めた旧家で、現当主は47代目。
三百年余を経た茅葺の建物は、
赤松や栗などの重厚な部材が見応えあります。
友田家住宅・土間
友田家住宅・広間
友田家住宅・だいどころ

頑丈な格子は「オオカミ除け」と言われます。
友田家住宅・狼除けの格子と濡れ縁


友田家からほど近い
かわせみ湖
太田川ダムの人造湖です。
かわせみ湖
太田川ダム

この後、県道63号を経由して、
大久保の立体集落 に向かいました。
(つづく) 


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岡田の谷の半夏生園

2020-07-21 17:20:22 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
先月、はるばる静岡県まで
半夏生 を見に行ったのに、
時期が早くて白くなっておらず、悔しい思いをした私。。。

リベンジというわけでもありませんが、
7月12日、今度は奈良県の
御杖村 に行ってきました。

ススキで有名な曽爾高原の南に位置する御杖村。
神末(こうずえ)地区の
岡田の谷 では、
半夏生が、森に囲まれた休耕田の棚田 3,000㎡に渡って群生していて、
見頃には、緑の上に白い絨毯を敷いたような風景が見られます

半夏生園への扉
駐車場から5分ほど歩くと、獣除けの扉が現れます。

半夏生園への道
鬱蒼とした林の中を歩いていくと・・・


パッと空が開けて、半夏生園に着きました。  岡田の谷の半夏生園
岡田の谷の半夏生
これはすごい
谷を埋め尽くさんばかりに広がっています。


半夏生園の周りは、ぐるりと一周できるようになっています。
半夏生園一周の道
半夏生園の遊歩道
半夏生の谷
棚田跡の半夏生

岡田の谷の半夏生

半夏生は、山すその湿地に生育するドクダミ科の多年草で、
水湿地の減少に伴って、各地で生育地が失われているそうです。
半夏生の群生
化粧した半夏生
半夏生の白い葉

奈良県御杖村『岡田の谷の半夏生園』
林の向こうに広がっていた別世界。
思いがけず甘い香りも漂っていて、なかなか素敵な場所でした


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湖北路

2020-07-10 23:35:33 | 「れもん」の写真帖
れもんです。
毎日のように雨が降り続いて気が滅入りますね。
悲しいニュースには心が痛んでなりません。
どうか、新たな災害が起こりませんように・・・。

さて、その雨が小休止した7月5日、
とにかくどこかに行こうと、
カメラ片手に、
滋賀県の木之本方面に車を走らせました 


【余呉湖あじさい園】
余呉湖のあじさい
余呉湖の紫陽花

【高月町東阿閉(ひがしあつじ)】
東阿閉公民館
高月町東阿閉 ヤンマー会館
田園集落に聳える尖塔は、東阿閉公民館です。


【高月町西阿閉】
アオサギ
俵合の森
〔意波閇(おはえ)神社の森〕


【琵琶湖】
水鳥
琵琶湖
湖北

【早崎内湖のハス】
ハスの花と山本山
早崎ビオトープのハス


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微笑みがえし

2020-07-06 23:30:08 | 庭の花だより
れもんです。
「微笑みがえし」 と言っても、
キャンディーズのラストシングルではありませんよ(笑)
少し珍しい、
二段咲きのオシロイバナ です。
二段咲きのオシロイバナ

5年前にブロ友さんから種をいただいたのが始まりで、
今年は、例年になく大株に育っています。
もともと草丈は普通のオシロイバナの半分程なので、
大株になっても、それほど場所は取りません。
オシロイバナ

花は一日でしおれますが、
花と同じ色の苞が、しばらくの間、花のように残ります。
オシロイバナ2段咲き
「微笑みがえし」

しおれた後にも微笑みを返してくれる、そんな花・・・
7月の初め頃から咲き出して、霜の降りる頃まで咲き続けてくれます 
オシロイバナ「微笑みがえし」

オシロイバナ「微笑みがえし」


 今回はコメント欄を閉じさせていただきます。
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