れもん*です。
今回の秋山郷の宿は、3年前と同じ、
逆巻 (さかさまき)温泉 の一軒宿、川津屋 でした。
新型コロナに対する心配から
こじんまりとしていて、勝手もよく分かっている宿にしたのです。
客室数5室の川津屋ですが、今は宿泊を1日2組に制限しています。
今回の記事は料理に絞りましたが、
文豪 吉川英治 が逗留した宿としても知られています。
そのことや温泉のことなどは、 3年前の記事 を見てくださいね
さて、前回も紹介していますが、ここの名物は 熊鍋 です。
その熊鍋が、一段とグレードアップして出てきました。
こんもり山盛りになった鍋に、皆ビックリ
前回は写真を撮っていないので、多分、普通の盛り付けだったのでしょう。
赤い熊肉がたっぷりと載せられて、いかにもインスタ映えしそうです。
薄くスライスされた脂身の少ない熊肉は、柔らかくて臭みも全くありません。
もちろん、キノコや野菜もたっぷり入っていて、
今までに食べた熊鍋の中でも、ちょっと抜きん出た美味しさでした。
ほかの料理も紹介しますよ~
茸づくしと山菜の小鉢です。
茸は、天然なめこ、あまんだれ、あわび茸、生キクラゲ。
左上の「木の芽」(あけびの新芽)も嬉しかったです。
以前に我が家で採った木の芽を紹介したことがありますが、
さすがは本場物、太さは我が家の倍くらい。
それに、同じようにマヨネーズで和えて鰹節をまぶしてあるのですが、
砕いたくるみが入っていて、それが木の芽によく合って美味しかったです。
これも名物の天然イワナ
天ぷらは、海老やむかごなど。
そして熊鍋と並んで特筆すべきなのが、手前の黒いもの・・・。
海苔じゃありませんよ。 何だか分かった人はかなりの食通です。
ご飯は鰻丼。
デザートはミルクババロアに、
イワナシの果実を添えて。
今回の秋山郷の宿は、3年前と同じ、
逆巻 (さかさまき)温泉 の一軒宿、川津屋 でした。
新型コロナに対する心配から
こじんまりとしていて、勝手もよく分かっている宿にしたのです。
客室数5室の川津屋ですが、今は宿泊を1日2組に制限しています。
今回の記事は料理に絞りましたが、
文豪 吉川英治 が逗留した宿としても知られています。
そのことや温泉のことなどは、 3年前の記事 を見てくださいね
さて、前回も紹介していますが、ここの名物は 熊鍋 です。
その熊鍋が、一段とグレードアップして出てきました。
こんもり山盛りになった鍋に、皆ビックリ
前回は写真を撮っていないので、多分、普通の盛り付けだったのでしょう。
赤い熊肉がたっぷりと載せられて、いかにもインスタ映えしそうです。
薄くスライスされた脂身の少ない熊肉は、柔らかくて臭みも全くありません。
もちろん、キノコや野菜もたっぷり入っていて、
今までに食べた熊鍋の中でも、ちょっと抜きん出た美味しさでした。
ほかの料理も紹介しますよ~
茸づくしと山菜の小鉢です。
茸は、天然なめこ、あまんだれ、あわび茸、生キクラゲ。
左上の「木の芽」(あけびの新芽)も嬉しかったです。
以前に我が家で採った木の芽を紹介したことがありますが、
さすがは本場物、太さは我が家の倍くらい。
それに、同じようにマヨネーズで和えて鰹節をまぶしてあるのですが、
砕いたくるみが入っていて、それが木の芽によく合って美味しかったです。
これも名物の天然イワナ
写真泣かせ(?)の、海老と茸のグラタン風ホイル焼き
天ぷらは、海老やむかごなど。
そして熊鍋と並んで特筆すべきなのが、手前の黒いもの・・・。
海苔じゃありませんよ。 何だか分かった人はかなりの食通です。
答えは、幻のキノコと云われている 岩茸
「茸」と付いていますが、キノコではなく地衣類の一種です。
「茸」と付いていますが、キノコではなく地衣類の一種です。
10cm径になるのに10年~15年かかるため、
1kgで1万円以上の値がつくという貴重な食材。
深山の断崖絶壁の岩場に生えていて、たとえ見つけたとしても、
晴れた日だと乾燥していてボロボロに崩れてしまうので、
雨が降っている中か、雨上がりの午前中までしか採れません。
1kgで1万円以上の値がつくという貴重な食材。
深山の断崖絶壁の岩場に生えていて、たとえ見つけたとしても、
晴れた日だと乾燥していてボロボロに崩れてしまうので、
雨が降っている中か、雨上がりの午前中までしか採れません。
多分もう、食べる機会も無いことでしょう。
無味無臭でしたが、有難く味わっていただきました
無味無臭でしたが、有難く味わっていただきました
ご飯は鰻丼。
デザートはミルクババロアに、
イワナシの果実を添えて。
朝食も美味しくいただいて、
前回と変わらぬ満足感で、宿を後にしたのでした
前回と変わらぬ満足感で、宿を後にしたのでした
れもん*です。
今回の秋山郷、最後に訪れたのは 結東 (けっとう) の石垣田 です。
柱状節理の断崖の下に広がる石積みの棚田で、
近くの松之山や松代の棚田の陰に隠れてあまり知られていませんが、
日本の農村景観百選 にも選ばれている風景は、一見の価値があります。
東秋山林道から、対岸に石垣田を見ることができます。
結東集落の駐車場に車を停めて、徒歩10分足らずで石垣田の入口へ。
さあ、農道をぐるっと一周、散策してみましょう
後ろに見えるのは、 屏風岩 と呼ばれる柱状節理の岩壁。
この落石を利用して築かれた石垣は、高いものだと3メートルもあるそうです。
丁寧に積まれた石垣は、お城の石垣を思い起こします。
山間の集落跡のようにも見えます。
先人の苦労の結晶とも言えるこの風景・・・。
水田の水鏡に山々が映える、田植えのシーズンにも訪れてみたいと思いました。
今回の秋山郷、最後に訪れたのは 結東 (けっとう) の石垣田 です。
柱状節理の断崖の下に広がる石積みの棚田で、
近くの松之山や松代の棚田の陰に隠れてあまり知られていませんが、
日本の農村景観百選 にも選ばれている風景は、一見の価値があります。
東秋山林道から、対岸に石垣田を見ることができます。
結東集落の駐車場に車を停めて、徒歩10分足らずで石垣田の入口へ。
さあ、農道をぐるっと一周、散策してみましょう
後ろに見えるのは、 屏風岩 と呼ばれる柱状節理の岩壁。
この落石を利用して築かれた石垣は、高いものだと3メートルもあるそうです。
丁寧に積まれた石垣は、お城の石垣を思い起こします。
山間の集落跡のようにも見えます。
先人の苦労の結晶とも言えるこの風景・・・。
水田の水鏡に山々が映える、田植えのシーズンにも訪れてみたいと思いました。
れもん*です。
10月31日~11月1日の二日間、今年も恒例の写真合宿 に行ってきました。
行先は、長野と新潟にまたがる 秋山郷
ここは実に3回目
2012年と2017年にも行っていて、ブログでも紹介しています
さてこの秋山郷ですが、過去2回はいずれも天気に恵まれず、
今回は再度のリベンジ撮影行でもありました。
その執念が実ったのか、特に初日は絶好の秋晴れに…
二日目も、途中から薄雲が広がって青空が無くなってしまったものの、
晴れ間の多い穏やかな日で、存分に撮影を楽しみました
迎えてくれたのは気持ちのいい風景・・・
手前に紅葉、山にはうっすらと雪、そして青空が広がります。
この風景が見たかった
苗場山 の全貌が望めるビューポイントです。
この景色が見られただけで、もう満足でした
まだ2時を過ぎたばかりというのに、険しい山の東斜面では
早くも、光と影のせめぎ合いが始まっていました。
二日目は早起きして、朝食前に 津南見玉公園 へ。
背後の「石落とし」の崖に朝日が当たります。
手前の木々にも日が当たってきて・・・
この後、公園をひと回りして宿に戻りました。
宿を出た後は、 東秋山林道 経由で 天池に向かいます。
谷の向こうに見える 屏風岩 の断崖。
東秋山林道から見る 中津川 の渓谷は、
雨に煙った3年前 とは違って穏やかでした。
小赤沢から見る 屋敷集落
全長20キロに及ぶ中津川の深い谷に、こんな集落がいくつも点在しています。
日本庭園のような趣の 天池 と
その隣りの無名の池の秋模様。
天池展望台 の案内があったので行ってみました。
荒々しい 鳥甲山 の稜線が目の前に迫ってきます。
屋敷集落の入口の橋から見た 中津川
大雨が降った後に現れる幻の滝が、まだ微かに流れていました。
10月31日~11月1日の二日間、今年も恒例の写真合宿 に行ってきました。
行先は、長野と新潟にまたがる 秋山郷
ここは実に3回目
2012年と2017年にも行っていて、ブログでも紹介しています
さてこの秋山郷ですが、過去2回はいずれも天気に恵まれず、
今回は再度のリベンジ撮影行でもありました。
その執念が実ったのか、特に初日は絶好の秋晴れに…
二日目も、途中から薄雲が広がって青空が無くなってしまったものの、
晴れ間の多い穏やかな日で、存分に撮影を楽しみました
迎えてくれたのは気持ちのいい風景・・・
手前に紅葉、山にはうっすらと雪、そして青空が広がります。
この風景が見たかった
苗場山 の全貌が望めるビューポイントです。
この景色が見られただけで、もう満足でした
まだ2時を過ぎたばかりというのに、険しい山の東斜面では
早くも、光と影のせめぎ合いが始まっていました。
二日目は早起きして、朝食前に 津南見玉公園 へ。
背後の「石落とし」の崖に朝日が当たります。
手前の木々にも日が当たってきて・・・
この後、公園をひと回りして宿に戻りました。
宿を出た後は、 東秋山林道 経由で 天池に向かいます。
谷の向こうに見える 屏風岩 の断崖。
東秋山林道から見る 中津川 の渓谷は、
雨に煙った3年前 とは違って穏やかでした。
小赤沢から見る 屋敷集落
全長20キロに及ぶ中津川の深い谷に、こんな集落がいくつも点在しています。
日本庭園のような趣の 天池 と
その隣りの無名の池の秋模様。
天池展望台 の案内があったので行ってみました。
荒々しい 鳥甲山 の稜線が目の前に迫ってきます。
8年前には無かったこの展望台、
知らずに行きましたが、見逃さなくてラッキーでした
知らずに行きましたが、見逃さなくてラッキーでした
屋敷集落の入口の橋から見た 中津川
大雨が降った後に現れる幻の滝が、まだ微かに流れていました。