陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

犬がいた・・・

2021-06-24 22:46:06 | 日々
れもんです。
写真以外の本を久しぶりに買いました。
今年の本屋大賞第3位を受賞した本です。

『犬がいた季節』 

伊吹有喜『犬がいた季節』


三重県の八稜(はちりょう)高校に迷い込み、
12年間そこで暮らした犬、
コーシロー が触れた、
18歳の想いやきらめき、切なさを描いた青春小説です。


え、なんでこの本を買ったのかって


実はこの小説の舞台になった高校、
私の母校なんですよ~~ 


八稜高校という名前は、母校の校章 八稜星 から取られています。
八稜星の校章

モデルになったコーシローは実在の犬で、
迷い込んできてすぐに、全校生徒のアイドルになりました。
ここで特別に(笑)、私の卒業アルバムをお見せしましょう。
実際のコーシローの姿が収められていますよ
卒業アルバム

卒業アルバムのコーシロー

四日市高校の卒業アルバムから
「事務用務関係」の職員写真に、堂々と名を連ねています。
この頃は片仮名ではなく漢字だったんですね。
「犬」と断りを入れてあるのがご愛敬です(笑)


コーシローが死んだときには、中日新聞にこんな記事が載りました。
このコラムを読んだときには涙が出てきましたよ。

(読みやすいように大きなサイズでアップしてあります。 拡大してご覧ください。)
コーシローの記事

作者の 伊吹有喜 さんへのインタビュー記事が、
三重県の広報サイトで公開されています。
リンクしておきますから、こちらもぜひご覧ください。




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天生の森へ

2021-06-19 18:44:00 | 「れもん」の山歩き
れもんです。
白川郷と飛騨市の中間に位置する
天生(あもう)県立自然公園
一年の半分を雪に閉ざされる天生の森は、
ブナの原生林やミズバショウの高層湿原など、
変化に富んだ自然が広がる、花と野鳥の楽園です。

国道の冬季通行止めが解除されて間もない6月1日、
長年の念願かなって、この天生の森に行ってきました

天生湿原への探勝路
新緑輝く登山道。

グリーンシャワー
ブナの木のグリーンシャワーが降り注ぎます。

天生湿原
程なく 天生湿原 へ。

青空と新緑
気持ちのいい青空と新緑。

天生湿原のミズバショウ
水芭蕉咲く天生湿原
ミズバショウは終盤ですが、綺麗なものもまだ残っていました。

S字木道
湿原を後に、S字の木道。

カラ谷分岐
カラ谷分岐に到着。
このあたり一帯は、サンカヨウとニリンソウの楽園です。

カラ谷分岐付近の探勝路
緑の径を縫って・・・。

天生/ミズバショウ群生地
ミズバショウ群生地は、ちょうど今が花盛り。

群生地のミズバショウ
一面のミズバショウにビックリです。

カツラ門
5本のカツラの巨木が門のようにそびえ立つ カツラ門


ここまでで引き返す予定でしたが、籾糠山まで登ることにしました。
籾糠山へ
青と緑と白のコントラスト。

籾糠山山頂
籾糠山 山頂の三角点。

籾糠山からの北アルプス
北アルプスがよく見えました。 これは薬師岳から立山方面。

籾糠山からの下小鳥湖
森に囲まれた下小鳥湖。


さてずいぶん長くなってしまいましたが、最後はこの日出会った花々を・・・。
最初は、楽しみにしていた
サンカヨウ です。
サンカヨウ
山荷葉
カラ谷分岐のサンカヨウ
こんなに群生しているとは思わず、びっくりしました。

ニリンソウ
二輪草
ニリンソウ もたくさんあります。

エンレイソウ キクザキイチゲ
エンレイソウキクザキイチゲ

ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ(ピンク)

ショウジョウバカマ リュウキンカ
ツクバネソウ
ショウジョウバカマリュウキンカツクバネソウ

燕万年青
ツバメオモト
ツバメオモト は初めて見ましたが、白い花が清楚な雰囲気。
青々とした肉厚の葉も美しく、お気に入りの花の一つになりました。


ムラサキヤシオ ネコノメソウ
バイカオウレン
ムラサキヤシオネコノメソウバイカオウレン


キヌガサソウ も咲いていました。
衣笠草 天生のキヌガサソウ キヌガサソウ

見逃してしまった花や載せるような写真が撮れなかった花も、まだたくさん。
来年もこの時期に、今度はじっくり花を撮りに来たいと思いました。 


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ガーデン倶楽部#27 清澄沢

2021-06-13 21:40:22 | 庭の植物図鑑
山紫陽花『清澄沢』
れもんです。
我が家に4種類ある山紫陽花の一つ、
清澄沢
千葉県の清澄山で発見されたのでこの名がついています。

枝分かれが少なく、真っすぐ伸びるので、
苗木の頃はひょろひょろっとした感じでいまいちでしたが、
植えて8年程経って、株もまとまっていい感じになりました。


最初に撮ったのは5月30日。
装飾花は、貝細工のような白い花です。
咲き始めの頃は清楚な雰囲気で、ピンクの縁取りが可愛らしいです
清澄沢

ヤマアジサイ/清澄沢
キヨスミサワアジサイ

清澄沢ひっそり
真花咲く清澄沢

終盤になってくると、ピンクが濃くなったり、
逆に薄くなったりいろいろで、この色の変化も楽しいです
清澄沢ヤマアジサイ
ピンクに染まる清澄沢


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御池岳のリス

2021-06-03 22:32:10 | 「れもん」の写真帖
れもん* です。
前回に引き続いて、
御池岳 の番外編をお届けします。
ちょっと時間も経っているし、しつこい感じが否めませんが、
そこのところは目をつぶってくださいね

去年、リスとアナグマに出会ったのを覚えてみえますか。
アナグマの方はともかく、 リス は望遠レンズが無くて悔しい思いをしました。
今回はリベンジということで、
頑張って、大きな望遠ズームを持っていきましたよ~

その甲斐あって、愛らしい姿を何枚か撮ることができました。
同じような背景ばかりなのが難点ですが、その成果をご覧ください

御池岳のリス
待つこと30分ほど・・・。 倒木の上に現れましたよ~


チョウセンシマリス
顔をのぞかせて
苔むすフィールドを走り回って食べ物探し。


食事中
草の実をムシャムシャと・・・

何を考えてるの?
と思ったら食べるのをやめて、何かを考えている様子です。


身づくろい
身繕い。


御池岳にて
ほかの場所へ。

コグルミ谷のリス
美味しそう~♪

リスです♪
一番近くで撮ったカットです。

リスと出会う
目が可愛い・・・


尻尾を伸ばして
偵察中
こうして一時間以上、楽しませてもらいました



 (蛇足ですが・・・)
御池岳に棲むリスは、外来種のチョウセンシマリスです。
生態系への影響を考えると、ちょっと気になりますね


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