陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

大和路の桜

2023-04-04 13:38:11 | 「れもん」の撮影記
れもん* です。
今年は桜が早くて、3月最終週には各地から軒並み満開の便りが・・・
これはまずいと、何とか一日だけ休みを取って、
29日に撮影に行ってきました

行先は、距離的にも手頃なことから奈良県の桜井、宇陀方面に決定。
まだ行ったことが無い
瀧蔵神社の権現桜 と、
一昨年も紹介した名桜、
又兵衛桜 の二つをメインに据えて、
近辺の花を取り歩こうという計画です。

それではごゆっくりご覧ください。


【瀧蔵神社の権現桜】
 長谷寺の奥の院とされている瀧蔵神社の、樹齢400年の一本桜。
 石垣から参道に覆い被さるようせり出しています。
瀧蔵権現桜
瀧蔵神社の権現桜

【満願寺の八講桜】
 小高い丘の急斜面の肩から、山里を見下ろして咲く枝垂桜。
 花は小さく可憐で、樹齢は約300年。
 昔の写真と比べると、花付きが少し悪くなっているようです。
満願寺の八講桜
崖の上の八講桜

【天益寺の枝垂桜】
 樹齢350年の、古くから訪れる人が多い桜でしたが、
 1999年に茅葺屋根の本堂が不審火で焼失して以来、
 又兵衛桜にすっかり人気を奪われて、今は人影も疎らです。
 枝垂桜自体は撮りにくくて苦労しましたが、周囲の桜が綺麗でした。
天益寺の枝垂桜
天益寺のしだれ桜
春の天益寺
天益寺の桜

【諸木野の桜】
 山村の水田に映り込む姿が人気の桜。
 満開にはほんの少し早かったようです。
諸木野の桜
諸木野の牛繋ぎの桜

【本郷の瀧桜】
 いつの間にか通称の又兵衛桜の方が通りがよくなりましたが、
 言わずと知れた全国区の桜で、シーズンには数万人の花見客で賑わいます。
 いつも朝に行くので、今年は夕方の時間に訪れました。
又兵衛桜満開
春の瀧桜
本郷の瀧桜
桃と又兵衛桜
夕方の又兵衛桜

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湯の丸高原つつじ平

2022-07-13 17:57:26 | 「れもん」の撮影記
れもん* です。
少し時間が経ってしまいましたが、
6月26日から一泊で、写真仲間と長野県に撮影旅行 に行きました。

初日、最初に目指したのは、長野と群馬にまたがる
湯の丸高原
リフトで登った
つつじ平 では、レンゲツツジの群落が迎えてくれます。

湯の丸高原レンゲツツジ群落
湯の丸高原のレンゲツツジ

ツツジの脇では、牛さんたちが休憩中。
牛と出会う
つつじ平のツツジを横目に
湯の丸高原の牛たち

少し歩いて行くと視界が開けます。
正面に見えるのは
湯ノ丸山
湯ノ丸山

突然、人懐こい牛さんが現れました。
1頭だけ迷って群れから離れたという情報があったので、その牛でしょう。
体をたたいて「おいで」と誘うとついてきます。
湯の丸高原で出会った牛
つつじ平の牛
しばらくこの子と遊んで写真を撮ったりしていました。
よろしかったら こちら もご覧ください。


更に進むと、あずまやと展望デッキがあります。
つつじ平に行かれた時は、ぜひここまで足を延ばしてくださいね
つつじ平のお休処
湯の丸高原

花数が多く、ちょうど見頃で綺麗でした。
湯の丸高原つつじ平
湯の丸高原のレンゲツツジ
湯の丸高原/レンゲツツジと白樺

つつじ平から下るゲレンデの途中では、
休憩していた牛さんたちが、ゆっくり草を食みながら下山中です。
湯の丸高原/ゲレンデを下る牛
湯の丸高原/夏のゲレンデ

ツツジと牛さんに満足し、次の目的地、池の平湿原に向かいました


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奥熊野路

2022-01-23 00:28:02 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
去年のことになってしまいますが、11月の熊野行き・・・
二日目は 二津野大橋の記事 だけ書いてそのままになっていました。

で、今回は、
熊野古道 とその周辺のスポットからのピックアップです。
有名無名それぞれですが、
奥熊野の魅力の一面に触れていただけたらと思います。


【果無集落】
熊野古道「小辺路」が通る静かな山あいの集落。
目の前には広い空が広がります。
「小辺路」果無集落
果無集落の空

【柳本橋】
「小辺路」は、この橋を渡って果無峠に登って行きます。
吊橋『柳本橋』

【大斎原】
神が舞い降りたとされる熊野本宮大社の旧社地で、
日本一の大鳥居がそびえ立っています。
大斎原の大鳥居

【大斎原遠望(ちょっとよりみち展望台)】
この景色が見たくて「中辺路」を少し歩きました。
ちょっとよりみち展望台
大斎原遠望

【ちちさま】
二つの石は人が手を加えたものではなくて、天然石。
おっぱいの神様、子育ての神様として信仰を集めています。
ちちさま
乳古良石

【百間ぐら】
熊野古道「小雲取越」の途中の絶景ポイント。
熊野の山並みが一望できる夕日の名所です。
百間嵓
百間嵓から熊野の山並み
百間嵓の夕日

急に出かけた撮影旅行でしたが、心に残る風景に出会えてよかったです


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二津野大橋

2021-12-28 23:13:17 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
奥熊野路の二日目は十津川から熊野本宮方面を回りましたが、
その中から一箇所、
二津野大橋 を紹介しましょう。
十津川村道二津野線、二津野ダムに架かる橋です。

さて、皆さんはどんな立派な橋を想像されますか。











二津野大橋
ジャーン
これが二津野大橋、長さ193mです。
ちなみに看板には長さ「238m」とありますが、193mが正しいそうです。

おそるおそる渡ってみました。
二津野大橋
そろり、そろり、慎重に・・・

吊橋と二津野ダム湖
だだっ広いダム湖の上はスリル満点。
周りの景色を見る余裕もあまりありませんでした


ダム湖を渡る橋
同じ十津川村の谷瀬の吊橋や、寸又峡の夢の吊橋など、
今までにいくつも吊橋を渡りましたが、
この橋は、それらとは比較にならないくらい怖かったです。


湖上の吊橋
たぶん真ん中近くまで行ったと思うのですが、
この辺で引き返すことにしました

吊橋からの二津野ダム
下流の方には、分かりにくいけどダムが見えています。

二津野ダム湖
こちらは上流側。

吊橋の上で
こんな写真が撮れていました。
何かの拍子にシャッターが押されてしまったのでしょうか。
決して、震えてブレてしまったのではありません


村道二津野線
だいぶ戻ってきました。

ダム湖を見下ろす
陸が近いと、何となく安心します。

ダム湖の畔で
無事に帰って来られてホッとしました



もう一つのブログ では一転、気持ちいい絶景が広がります。
そちらもご覧くださいね。


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不動七重の滝と下北春まな

2021-12-21 20:10:22 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
先月の熊野行き・・・
宿のことだけアップしてそのままになっているので、
それ以外のことも、少し書いてみたいと思います。

一日目は、尾鷲熊野道路の大泊ICから北上して
下北山村 に向かいました。
下北山村は奈良県の最南部に位置する人口900人弱の小さな村で、
四方を山に囲まれて、村の半分は吉野熊野国立公園に指定されています。

ここに立ち寄った一番の目的は、
日本の滝百選にも指定されている
不動七重の滝
七段に分かれて谷を縫うように流れ、
総落差はなんと160mにも及ぶ名瀑です。

不動七重滝
全景は見られませんが、
林道からそのスケールの大きさを味わえます。

林道から望む不動七重の滝
右上が、落差80mの3段目。
4段目、5段目と小ぶりの滝が続いて、左下は6番目の滝になります。


前鬼遊歩道
林道から谷底まで、階段状のジグザグ道を下りました。
川沿いの岩場を上流に進んでいきます。

前鬼川
前鬼川の青く透き通った水は、
前鬼ブルー と称されています。

色づく木々
少ないながら、色づいた木々も・・・

不動七重滝/七段目の滝
ここが河原の行き止まりで、七段目の滝が眺められます。

前鬼川の淵
前鬼ブルーの美しい淵に癒されました


終点の少し手前、およそ900段ある急な鉄製の階段を登ると、
滝見台があって、3段目の大滝が間近で見られます。
滝見台からの不動七重滝


滝を見た後は、下北山スポーツ公園の中の
きなり亭 で昼食です。
ここで真菜うどん定食を食べるというのが、
何を隠そう、下北山村に来た二番目の目的でした。

大和の伝統野菜である
下北春まな は、
甘味の中にほろっとした独特の苦みと香りを感じる葉物野菜で、
肉厚で濃い旨味と柔らかい口当たりが特徴です。
下北山村の気候風土に合っていて、
ほかの地域で作るとうまく育たず味が違ってしまうと言われています。

真菜うどん定食
まなが乗せられたうどんは、麺にもまなが練り込まれていて、
まなの葉で包んだめはり寿司には、刻んだまなが入っています。

お土産もゲットしましたよ~
まなチョコ
まなチョコ は、ちょっと不思議な味でした。
アクが無いやさしい春まなの香りが口の中に広がります。

下北春まな素麺
下北春まな素麺 は、にゅうめんにするのがお勧めだそうです。
まだ食べていませんが、これも楽しみ


滅多に行く機会のない下北山村ですが、
春まな目当てに、また行ってもいいなと思うのでした 


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