陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

下伊那 彼岸花めぐり

2017-09-28 19:59:13 | 「れもん」の撮影記
れもん* です。
群馬旅行、続きはりんご がアップする予定なのですが、
ちょっとひと休みして、時機遅れにならないうちにこの花をお届けしましょう。

24日、彼岸花が見頃の
伊那谷 に行ってきました。
最初に訪れたのは、
松川町嶺岳寺
この日一番のお目当てで、石仏との組合せが人気のスポットです

曼珠沙華
嶺岳寺の彼岸花

石仏と彼岸花
嶺岳寺
白い彼岸花と石仏


嶺岳寺 でたっぷり時間を取った後は、
喬木村 から 飯田市龍江 へと天竜川左岸を南下していきました。

【法運寺】
法運寺の彼岸花


【飯田市龍江】
水辺の彼岸花
石仏と彼岸花


近くの棚田では、半分くらい稲刈りが終わっていました。
棚田


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吹割の滝

2017-09-22 19:47:56 | お出かけ
れもん* です。
二日目はさらに遠くへ。
沼田市街を通り抜けて、
吹割の滝 (ふきわれのたき)を目指しました。
群馬県の北東端で、もう日光も目と鼻の先という所です。

渓谷と滝は天然記念物及び名勝に指定されていて、
岩の裂け目に添って三方向から流れ込む独特の滝は、
もちろん、日本の滝百選にも選ばれています。


土産物屋さんの脇を通って坂道を下りて行くと、
吹割渓谷一つ目の滝、
鱒飛の滝 が現れます。

吹割の滝の土産物屋
雑多な佇まいの店には懐かしささえ感じます。

鱒飛の滝の甌穴
鱒飛の滝の落ち口。 大きな甌穴ができています。


渓谷沿いの遊歩道を、上流に向かって歩いていきます。

片品渓谷・般若岩
見どころの一つ、
般若岩
でもこの時は、どれが般若岩なのか分かりませんでした

吹割渓の流れ
水の流れが綺麗です。

吹割渓谷の遊歩道
般若岩付近を反対側から。
歩いている人が何かを指さしています。


吹割渓・般若岩
ありました~   大きな口を開けた般若です


面白い形に浸食された岩が連続しています。


そして、
吹割の滝 に到着。
実は私、ここに来るのは3回目。
前は岩の縁まで行けたのですが、転落事故が多いのでロープが張られ、
残念ながら、滝壺を見るのが難しくなってしまいました

吹割の滝
この日の水量はやや少なめ。
以前に来た時は、手前の岩にも水が流れていました。

吹割瀑
上流から。 広い川床が美しいです。


この後、浮島を通って、山側の遊歩道へ向かいました。

浮島橋 浮島橋
片品川 橋の上から

吹割渓谷遊歩道




山側の遊歩道はちょっとした山道です。

熊にご注意 の看板もありました。


熊除けの鐘
熊除けの鐘がいくつも設置されていました。
実は、私があんまりゆっくり写真を撮っているのに呆れたりんご
先に一人で行ったものの、熊が怖くて、
鐘という鐘を全部ガンガン鳴らしながら歩いたそうです

吹割渓谷・第一観瀑台







観瀑台から

距離はありますが、
滝を上から眺められます。

吹割渓谷・第三観瀑台


片品川の渓谷
山を下りて国道に戻ってきました。
最後に、吹割大橋から渓谷を見下ろします。
遊歩道は全長約2km、ゆったり歩いて約1時間ということですが、
たっぷりその倍以上は時間をかけてしまいました。


〈おまけ〉
10年前の11月に撮った吹割の滝です。
晩秋の吹割滝


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四万温泉積善館

2017-09-16 22:30:21 | 温泉
れもん* です。
赤岩を出て野反湖に寄ったあと、ちょっと早めに宿に入りました。
今回の宿は、
四万温泉 の 積善館本館

積善館は、本館、佳松亭、山荘という3館から成っていて、
高低差のある敷地に、性格の違う3つの宿が並んでいます。
私たちが泊まった本館は、新湯の温泉街に面していて、
「千と千尋の神隠し」のイメージモデルの一つとも言われる、
四万温泉 のシンボル的な旅館です。

温泉街の様子は前にアップしているので、そちらで見ていただくことにして、
早速中に入ってみましょう。

積善館本館玄関
積善館本館外部階段
元禄4年に建てられた本館の玄関部分は、
現存する日本最古の湯宿建築として、県の重要文化財に指定されています。

積善館本館エントランス
積善館本館・元禄の間
玄関先です。 階段の右にあるのは電話室で、その奥に受付があります。
玄関右側の「元禄の間」は、資料展示室になっています。

積善館本館・元禄の湯
積善館・飲泉所
その前が、積善館の代名詞ともいえる 元禄の湯
手前には飲泉所もあります。

積善館本館廊下
二階の廊下もいい感じですね。
ただ、もっといろいろ見たかったのですが、
あちこちに、「この時間帯は立入ご遠慮ください」の立札が・・・。
館内歴史ツアーではそういうところも見学できるので、
時間が合えば、ぜひ参加されるようにお勧めします。

それでは温泉を覗いてみましょう。

四万温泉・元禄の湯
まず、お目当ての元禄の湯。
入口の戸を開けると、いきなり5つの湯船が目の前に
アーチ型の窓が美しい、素敵な空間です。

積善館・元禄の湯
元禄の湯の湯船
やや青みがかった、綺麗な透明のお湯は、
しっとりした柔らかな泉質ですべすべ感もあって、
癖はないけど、温泉を実感できるいいお湯でした。

積善館・岩風呂
本館にはもう一つ、混浴の
岩風呂 もあります。
元禄の湯の後では狭く見えますが、入ってみるとそこそこの広さがあります。

積善館・浪漫のトンネル
もちろん、佳松亭や山荘のお風呂にも入れますよ。
建物は、トンネルや廊下でつながっています。
これは、本館と山荘をつなぐ
浪漫のトンネル

佳松亭・内湯
佳松亭・露天風呂
佳松亭の
杜の湯 。 すぐ外には露天風呂があります。

積善館山荘・山荘の湯
こちらは 山荘の湯
鍵が掛けられるので、家族風呂として利用できます。


重要文化財の本館では火が使えないので、食事は弁当形式になります。
弁当も美味しそうだったのですが、久しぶりの家族旅行なので、
佳松亭で四季懐石をいただくプランにしました。
8月の献立表は、
こちら をクリックしてください。
下の写真にも、簡単な説明やコメントを加えてあります。
佳松亭の四季懐石・旬菜など 佳松亭の四季懐石・椀盛
佳松亭の四季懐石・造里 佳松亭の四季懐石・蓋物と口直し
佳松亭の四季懐石・冷鉢 佳松亭の四季懐石・強肴
佳松亭の四季懐石・酢の物 佳松亭の四季懐石・水物
私が特に印象に残ったのは、コーンのソルベ。
後口のいい爽やかな甘みと、シャリシャリ感が程よく残る食感で、
今までにあまり経験したことのない美味しさでした。

佳松亭の朝食
佳松亭の温泉粥

    朝食も佳松亭でいただきました。
    もちろん温泉粥も付いています。


夜の積善館本館
美味しい食事と良質の温泉に、長旅の疲れも癒されました


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群馬旅行 赤岩

2017-09-10 09:52:18 | お出かけ
暑い中にも、吹く風に秋に気配が感じられるようになってきましたね。
りんご です。
疲れ目が酷くてなかなかパソコンに向かえませんが、
それ以外は元気に過ごしています。

8月の終わりにリフレッシュを兼ねて、夫と二人、群馬に1泊で行ってきました。
色々見て回ったのですが、
今日はその中から、
赤岩 を紹介したいと思います。

群馬県の西部にあるこの
赤岩の里
山村の養蚕集落として、平成18年に重要伝統的建造物群保存地区(重伝健)に
指定されました。


散策のスタート地点です。
赤岩散策/水車小屋
六合赤岩の水車小屋

湯本家
1、2階は江戸時代に建築され、3階は明治になって養蚕の為に増築されました。
幕末に蘭学者の高野長英がかくまわれていたそうです。 大きな家ですね~
赤岩散策/湯本家
六合赤岩・湯本家住宅


大きな家は湯本家だけではありませんよ。
養蚕が盛んであった頃の建物が多く残っています。
赤岩散策/三階建ての農家 六合赤岩の住宅建築/
赤岩散策/伝統的な家


稚蚕飼育所跡 ですね。
卵から孵ったばかりの蚕の飼育はとても難しいので、共同で飼育していたそうです。
六合赤岩・稚蚕飼育所跡

集落には
毘沙門堂 をはじめ、小さな祠や神社、道祖神などが点在していました。
赤岩散策/毘沙門堂


2時間ぐらい歩き回っていたでしょうか~
日曜日というのに観光客は私たちだけ
赤岩散策
赤岩散策/蔵 赤岩散策/火の見櫓
赤岩にて 赤岩を歩く


集落の外れには、
東堂 が田畑を見下ろして建っていました。
緑がとても綺麗です。
静かな時間が流れる赤岩の里は、散策するのにはぴったりの場所でした
六合赤岩・東堂
六合赤岩・河岸段丘の耕地


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風鈴の町

2017-09-03 22:09:15 | まち歩き いなか歩き
れもん* です。
たんころりんの4日後に、小渡(おど)の
夢かけ風鈴 に行きました。
小渡は、豊田市旭地区の中心地で、
矢作川上流の清流に面した、鄙びた田舎町です。

平成15年から始まった
夢かけ風鈴 は、
矢作川から町並みへ吹き抜ける風を活かしたイベントで、
7月中旬から8月末までの間、軒先に風鈴飾りが吊るされます。

夢かけ風鈴

風鈴の軒先
小渡の夏
風鈴と朝顔の蔓


風鈴寺では、短冊に願い事を書いた風鈴が奉納されていました。
風鈴寺 風鈴奉納


風鈴寺の近くの空き地には、たくさんの風鈴が吊るされたベンチがあって、
涼しげな音色が響き渡っています。
風鈴涼し
硝子の風鈴
夢かけ風鈴にて
風鈴の夢


可愛いてるてる坊主にも癒されて、山あいの風の町を後にしました。
小渡の軒先


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