毎年、「合宿」と称して、写真仲間と一泊で紅葉撮影に出かけています。
宿は 温泉限定で、今年は長野県の 横谷峡温泉 でした。
さて、蓼科中央高原の 横谷峡 (よこやきょう) は、紅葉の名所として知られ、
横谷温泉旅館 はその入口にある一軒宿。
渓谷探勝にはもってこいの所です。
出かけたのは、19(土)~20日(日)です。
天気予報では日曜が 雨 だったので、
宿に直行して車を置いて、土曜日のうちに渓谷を歩きました。
肝心の紅葉は遅れているようで、まだ色づき始めといったところでした。
横谷峡のメインとも言える 王滝 です。
思うような写真は撮れませんでした。
こちらが宿泊した 横谷温泉旅館
ちょうど先週の、土曜ワイド劇場の舞台になっていたのでびっくりしました。
一軒宿とは言いながら、客室80室の大きな宿で、
こじんまりした宿を選ぶことが多い私としては、異例の選択です。
規模が大きな観光旅館はダメ。 鄙びた宿が好き!
建物の古さや設備は気にならない。 廊下や柱が磨かれた一軒宿は◎
料金の基準は 10,000円! 高くても13,000円くらいまでに抑えたい!
渓谷に面した、鉄錆色のお湯の露天風呂で、
ずっと、一度は入ってみたいと思っていたのです。
これがその露天風呂 「黄金の湯」
朝、渓谷を入れて撮るつもりでしたが、
男湯と女湯が夜9時に入れ替えになる関係で、それは叶いませんでした。
お湯は、ぬるぬるというのとは違いますが、肌にくっつくような感じで、
翌日、翌々日でも、指先にすべすべ感が残っていました。
黄金の湯 とは色が違いますが、源泉は一緒です。
内湯のほかに附属の露天もありますが、
黄金の湯 だけは、ろ過していないので色が濃いのです。
夕食もご紹介しておきましょう。
後で書くように、かなり安い値段で泊まったので心配していましたが、
美味しくて量も十分で、お酒がすすみました。
お造りは、
鯉、信州サーモン、帆立、鱒
後ろに見える燻製が
定番の 鍋
海老、舞茸、鱒
頃合いを見て揚げたてを…
石臼挽 十割手打蕎麦
卵がのせてあります
食前酒は花梨酒、デザートは特製チーズケーキでした。
夕食後のロビーコンサート
最後はアンコールもあったりで
結構盛り上がりました。
夜に入った貸切露天風呂
チェックイン時に予約します。
本来は 40分 3,000円ですが、
今回はサービスとのことなので
勿論、利用しました。
狭そうに見えますが、6人でも十分な広さでした。
この宿の感想ですが ・・・
食事は美味しく、温泉は申し分ないのですが、
団体客が多くて、宿に着いた5時過ぎには風呂もごった返していたようです。
宿に入る時間を考える必要があります。
料金は、当初の予約は 13,000 円で、私の基準からはちょっと外れていましたが、
幹事さんが 「じゃらん」で、
9畳+次の間9畳の部屋貸しプランを見つけてくれました。
何人泊まっても 4万円で、今回は6人だったので、
一人 6,666 円 という破格の値段で泊まれて、大満足でした
さて翌朝は、
天気予報どおりの雨 ・・・
内湯と、屋根付きの露天をゆっくり楽しみ、
チェックアウトの後は、傘を片手に、宿の前の紅葉を撮影することにしました。
長々としたレポートになりましたが、最後は宿の前で撮った 紅葉 です。
お付き合いいただいてありがとうございます。