陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

池の平湿原から三方ヶ峰へ

2022-07-18 20:07:55 | 「れもん」の山歩き
れもん* です。
つつじ平を後にして、向かったのは
池の平湿原 です。

4年前にりんごと来たとき は、外輪山をぐるりと歩いたのですが、
今回はあまり時間が無かったので、
直接湿原に下りてから
三方ヶ峰 を往復することにしました。

池の平湿原の木道
池の平湿原
広々とした湿原を横切って行きます。


池の平湿原のレンゲツツジ
レンゲツツジも咲いていました。

池の平湿原/鏡池
【鏡池】

三方ヶ峰へは、鏡池から15分程です。
高山植物を見ながら登って行きましょう。

ハクサンチドリハクサンチドリ

ツマトリソウ
ツマトリソウ

ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ

マイヅルソウ
マイヅルソウ


気持ちのいい道が続きます。
標高2000メートルを超える高原は、暑さ知らずの別天地。
池の平湿原から三方ヶ峰へ
三方ヶ峰への遊歩道
三方ヶ峰からの展望

三方ヶ峰、2040メートルに到着。

三方ヶ峰山頂
三方ヶ峰からの東篭ノ登山
正面の山は 東篭ノ登山
下には先ほど通ってきた湿原も見えます。



さて、頂上脇の 三方コマクサ園 が、ここに来た一番の目的でした。
ちなみに、30分程先には見晴コマクサ園があって花数も多いのですが、
今回は時間の都合でやむなく断念・・・

それでは、高山植物の女王と称される美しい姿を・・・
クリックして大きいサイズで見ていただけると嬉しいです
三方コマクサ園の駒草
コマクサ咲く
三方ヶ峰のコマクサ
白花コマクサ
高山植物の女王

コマクサは、もう一つのブログでもアップする予定です。


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岐阜のグランドキャニオン

2022-05-22 18:51:57 | 「れもん」の山歩き
岐阜のグランドキャニオン

岐阜のグランドキャニオン と呼ばれる見晴らし岩からの眺めです。
ここは
岐阜県川辺町 の 遠見山
川の蛇行がコロラド川の ホースシューベンド に似ていることから、
『岐阜のグランドキャニオン』として去年の秋ごろから発信され、
たちまち人が集まるようになったという話題の場所です。

リンクさせていただいているばななさんのブログで知って、
早速先週、行ってきました



こちらが見晴らし岩。
平日だというのに、結構人が来ていて驚きました。
遠見山の見晴らし岩
見晴らし岩のベンチ

ここからは、飛騨川と町が一望できます。
折しも川岸は美しい新緑に縁どられていました。
見晴らし岩からの飛騨川
飛騨川を見下ろす
眼下の川辺ダム湖

改めて全景を・・・。
少し岩を入れて町を隠してみました。
岐阜のグランドキャニオン遠見山

標高272メートルの山頂はすぐ近くです。
遠見山山頂

山頂に鎮座する秋葉様

遠見山山頂の秋葉様

木に隠れて全貌は見えませんが、ここからも下が見下ろせます。
遠見山山頂からの飛騨川

見晴らし岩に人が立っていますね。
見晴らし岩遠望


山頂一帯は、かつて下麻生城という山城でした。
城跡のこの池は、いくら長い晴天が続いても水が枯れないそうです。
モリアオガエルが産卵するそうで、畔には蛙の置物が・・・
城池
城池の蛙

登山道の途中では、
ギンリョウソウ に会いました。
銀竜草ギンリョウソウ

帰りは 南天の滝 を経由して・・・
南天の滝


滝壺前の新緑が綺麗でした
南天の滝の新緑


〈おまけの一枚〉
クリックで大きくしてご覧ください。
岐阜のグランドキャニオン(パノラマ写真)

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天生の森へ

2021-06-19 18:44:00 | 「れもん」の山歩き
れもんです。
白川郷と飛騨市の中間に位置する
天生(あもう)県立自然公園
一年の半分を雪に閉ざされる天生の森は、
ブナの原生林やミズバショウの高層湿原など、
変化に富んだ自然が広がる、花と野鳥の楽園です。

国道の冬季通行止めが解除されて間もない6月1日、
長年の念願かなって、この天生の森に行ってきました

天生湿原への探勝路
新緑輝く登山道。

グリーンシャワー
ブナの木のグリーンシャワーが降り注ぎます。

天生湿原
程なく 天生湿原 へ。

青空と新緑
気持ちのいい青空と新緑。

天生湿原のミズバショウ
水芭蕉咲く天生湿原
ミズバショウは終盤ですが、綺麗なものもまだ残っていました。

S字木道
湿原を後に、S字の木道。

カラ谷分岐
カラ谷分岐に到着。
このあたり一帯は、サンカヨウとニリンソウの楽園です。

カラ谷分岐付近の探勝路
緑の径を縫って・・・。

天生/ミズバショウ群生地
ミズバショウ群生地は、ちょうど今が花盛り。

群生地のミズバショウ
一面のミズバショウにビックリです。

カツラ門
5本のカツラの巨木が門のようにそびえ立つ カツラ門


ここまでで引き返す予定でしたが、籾糠山まで登ることにしました。
籾糠山へ
青と緑と白のコントラスト。

籾糠山山頂
籾糠山 山頂の三角点。

籾糠山からの北アルプス
北アルプスがよく見えました。 これは薬師岳から立山方面。

籾糠山からの下小鳥湖
森に囲まれた下小鳥湖。


さてずいぶん長くなってしまいましたが、最後はこの日出会った花々を・・・。
最初は、楽しみにしていた
サンカヨウ です。
サンカヨウ
山荷葉
カラ谷分岐のサンカヨウ
こんなに群生しているとは思わず、びっくりしました。

ニリンソウ
二輪草
ニリンソウ もたくさんあります。

エンレイソウ キクザキイチゲ
エンレイソウキクザキイチゲ

ミヤマカタバミ
ミヤマカタバミ(ピンク)

ショウジョウバカマ リュウキンカ
ツクバネソウ
ショウジョウバカマリュウキンカツクバネソウ

燕万年青
ツバメオモト
ツバメオモト は初めて見ましたが、白い花が清楚な雰囲気。
青々とした肉厚の葉も美しく、お気に入りの花の一つになりました。


ムラサキヤシオ ネコノメソウ
バイカオウレン
ムラサキヤシオネコノメソウバイカオウレン


キヌガサソウ も咲いていました。
衣笠草 天生のキヌガサソウ キヌガサソウ

見逃してしまった花や載せるような写真が撮れなかった花も、まだたくさん。
来年もこの時期に、今度はじっくり花を撮りに来たいと思いました。 


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御池岳テーブルランドを巡る

2021-05-16 22:09:03 | 「れもん」の山歩き
れもん* です。
去年よりも10日程早い5月4日、
今年もまた
御池岳 に行ってきました。  ⇒ 去年の記事はこちら

御池岳の山頂部は平らで広いカルスト台地が広がっていて、
テーブルランド と呼ばれています。
カルスト地形特有の、カレンフェルトと呼ばれる石灰石の岩や、
ドリーネと呼ばれる摺鉢状の窪地を縫いながら、
御池岳南東エリアを一周し、更に
鈴北岳 まで足を延ばしました。 

御池岳山頂下から奥の平を望む
これから歩く、御池岳山頂(1247m)から奥の平(1241m)に続く稜線

テーブルランドの草原
稜線上から、カルスト台地の草原を見下ろします。

奥の平にて
奥の平にて

御池岳テーブルランドの稜線
さらに奥へ、石灰岩が散らばる稜線を、踏み跡をたどって進みます。

青のドリーネ
「青のドリーネ」と呼ばれる大きなドリーネ

御池岳カルスト台地
カレンフェルト

東ボタンブチ付近から望む竜ヶ岳
ようやく、広大なテーブルランドの東の果てへ。
東ボタンブチ付近から望む竜ヶ岳方面。

御池岳のカレンフェルト
たくさんの石灰岩が露出しています。
ここからは、台地の南端を回って山頂方面に引き返します。

テーブルランドの稜線と青のドリーネ
反対側から見た「青のドリーネ」


ドリーネには、水が溜まったまま池となっているものも多くあって、
これが御池岳の山名の由来にもなっています。
まゆみ池
まゆみ池


幸助の池

ボタンブチ
眼下に素晴らしい展望が広がるボタンブチは、
テーブルランドで一番人気の休憩スポットです。

天狗の鼻から
ボタンブチと併せて必見の「天狗の鼻」
ここからは御池岳の山頂を経由して、鈴北岳に向かいました。

御池岳北池
森の中に佇む北池

真の池
メインのルート沿いにある真の池

テーブルランドの日本庭園
日本庭園と呼ばれる平原は、一面の苔が見事です。

御池岳元池
昨年見逃して後悔した元池は、山頂台地の池の中でも最大の大きさです。
背後左手に見えているのが御池岳山頂の丸山です。

鈴北岳山頂
そして鈴北岳の山頂へ。

好展望の鈴北岳
ここは何度来ても気持ちがいい場所です。

休憩中
かなり時間が遅くなってしまいましたが、
私も最後に、ゆっくりと景色を楽しみながらの休憩です。
この後、鞍掛峠経由で無事下山しました


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富士見台高原を歩く

2020-12-18 22:44:46 | 「れもん」の山歩き
れもんです。
12月も半ばを過ぎてしまいましたが、もう少し紅葉 にお付き合いください。

今年最初の紅葉撮影は、10月25日の
富士見台高原 でした。
中央自動車道恵那山トンネルの上あたり、岐阜県と長野県にまたがる高原です。
お天気良くて紅葉のタイミングも最高とあって、
朝から日没まで、写真もたくさん撮りました。

ブログの写真を選ぶのは一苦労でしたが、何とか15枚に絞り込みました。
駆け足ですけど、一緒にトレッキングをお楽しみくださいね

富士見台高原
一帯は緑の笹に覆われています。

富士見台へ
青空とのコントラストを楽しみながら山頂へ。

恵那山を見ながら
隣りの恵那山は、どっしりと風格満点。

富士見台山頂
標高1,739mの富士見台山頂。

富士見台から中央アルプス
更に北へと歩を進めます。 向こうに見えるのは中央アルプス。

横川山斜面の紅葉
横川山方面の紅葉がいい感じ。

富士見台の赤い羊
これが見たかったのです。 たくさんの赤い羊たち。

湯舟沢山へ
登山道の紅葉も色鮮やか。

湯舟沢山から伸びる道
湯舟沢山に着きました。
横川山へと気持ちのいい道が続きますが、今回はここで引き返します。

横川山の紅葉
紅葉は今がピークですね。

富士見台の岳樺
帰り道のダケカンバ。

輝く千島笹の山肌
傾いた日に、笹の斜面が輝きます。

西日の萬岳荘分岐
光が赤みを増してきました。

夕日に包まれる
山の端に日が隠れる前、黄金色の光に包まれます。

一日の終わり
名残惜しいけれど、もう帰らないといけません。


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