陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

半夏生の里

2020-07-03 00:03:07 | 「れもん」の撮影記
れもんです。
今年は7月1日が
半夏生(はんげしょう) でした。
半夏生というのは、日本の季節、七十二候の一つで、
農家には大事な節目の日にもなっていたことから、
例えばタコを食べるなどというように、各地では様々な行事や習慣があります。

また、それとは別に、
ハンゲショウ という植物もあります。
この花は、花の時期に葉の一部が白く染まるという不思議な特徴を持っていて、
名前の由来は、ちょうど半夏生の頃に花が咲くからとも、
葉の一部が白くなる様子が半分化粧したように見えるため、
「半化粧」が変化したなどとも言われています。


さて、前置きが長くなりましたが、
県境を越えての移動自粛が解除になったのを待ちかねて、
6月20日に、「半夏生」を見に
静岡県森町 まで行ってきました。

森町の
鍛治島地区 には、全国でも有数の半夏生の自生地があって、
せせらぎに沿って、木漏れ日がそそぎ鳥の声が響く散策路が整備され、
半夏生への小径 と名付けられています。

半夏生の里
紫陽花が咲き、メダカが泳ぐのどかな道です。

谷津田の跡?
小径の左手には湿地が続きます。

半夏生への小径にて
綺麗な緑に癒されます。
このあたり、かつては谷津田が広がっていたのでしょう。

鍛冶島の湿地
この開けた湿地の向こうに、群生地があります。

半夏生群生地
群生地に着きましたが・・・

 ガ~~ン 
さすがに少し早過ぎたようで、全然白くなっていません 

鍛冶島の半夏生
気を取り直して木道へ。
滑りやすいので気を付けましょう。

片白草
少しだけ、化粧している葉もありました。

カマキリと半夏生 カマキリ見~つけた!


ここで駐車場に戻る選択肢もありましたが、
このまま鍛冶島地区をぐるりと巡ることにしました。
途中には、滝やブルーベリー園、神社や棚田などがあります。
日月神社
ポイントの一つ、
日月(ぢつげつ)神社


この神社の前にも半夏生があって、こちらではかなり白くなっていました。
上田地区の半夏生

日月神社前の半夏生
ハンゲショウ

半夏生
半夏生の頃

鍛冶島・上田地区の棚田

小径の群生地の半夏生が化粧前だったのは残念でしたが、
里山の風景に癒されながら、心地よいそぞろ歩きを楽しみました


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