会社を定年退職して29年目となる11月の吉日に、
中断していた会社の同窓会が、コロナ禍以来五年ぶりに開催された。
その同窓会で「米寿祝」を頂戴した。
喜び勇んで、封を開けたら、
何のことは無い目録であった。
喜ばせておいて、興醒めであった。
喜寿祝の時は現金が入っていたのに、
大勢の拍手の前で、紅白のお祝いを何人か頂戴したからには、
いくら何でも一万円と言うことではないだろうと、
期待して中を開いたら目録で、
五万円。
現物は後日送付しますと書いた紙1枚が入っていた。
現物はと言うことは現金ではなさそう。
首を長くして待つことしばし、
一般従業員はボーナスの話題で賑やかになる頃、
やっと届いた。
金五万円の現金ならぬギフトカード。
なかなか使い勝手が悪いこのギフトカード。
昨日、久しぶりにカミさんと池袋へ出かけ、
買い物を楽しんだ。
買い換えようと思っていたトレッキングシューズのブルーと、
何年も使い古した冬物コートを新調、
加えて前回旅をしたとき、
肩掛けのバッグに、蓋が開いているのを気づかずに、
こぼしたコーヒーをバッグにを飲ませてしまった。
そのバッグの交換。
トレッキングシューズと冬のコート、
それにブランドの肩掛けのバッグ、
ボクは算数に弱いのですが、
カミさんに言わせると、
「11300円予定をオーバーした。
このオーバー分は私からのお祝い」
と言いながら、顔は生き生きとしている。
久々に出かけた街なかの人の波に埋もれたのが、
良かったのか・・・
加えて昼食、3900円+夕食の総菜をデパ地下で2800円。
家に帰って、お酒を飲みながら、楽しんだことを振り返った。
この歳になって二人で出かけるのも、
せめて近所のス-パーかディスカウント・ストア程度で、
ボクはもっぱら荷物持ちの苦力役しかない。
死んでお金を地獄へ持って行けるわけもないから、
うまいものを食べて、多少の散財ならこれも楽しみの内。
ここで考えたこと。
1.池袋も街の中は日曜祝日でもないのに、
渋谷のスクランブル交差点並みの人込みの中を歩くこと。
2.週に1回くらいは街中に出て、ウインドウショッピングすること。
3.うるさい亭主の食事の用意から解放されて、
たまには外食をする。
これが大切で、年老いたと言えども、
街の中に揉まれて、活動すれば、頭の活性化につながる。
見聞きする雑踏が、気分を若替えさせる、ことに気づいた。
これから月に少なくとも2回は、雑踏の中へ出かけることにしよう・・・
しかし・・・うまく予定が組めるものだろうか・・・
来年からはそうしよう!!
一年の計は決まった!!
会社OBの同窓会。
費用は会社持ちですよね。
お祝いしてくれるだけでも今時珍しいのに、金一封も下さるなんて素晴らしい会社ですね。
福利厚生をしっかりされているんだ。
米寿の祝いの対象者は、そんなに多くはいらっしゃらないのでは?
そのクーポンを利用して買い物に奥様と出かけられたのが素晴らしい。
お金を子供達や孫に残されてもろくなことはないです。
大いに奥様とお金を使って楽しんで下さい。
米寿おめでとうございます。
私は88歳は無理だと思っています、それもhide-sanさんのように元気でいるなんて。
>お祝いしてくれるだけでも今時珍しいのに... への返信
>費用は会社持ちですよね。
もちろん会社持ちです。
77歳の時は喜寿のお祝いをもらいました・
今回白寿(99歳)のお祝いをもらった方が一人いらっしゃいました。
ボクが住んでいる板橋区からは1万円もらいましたことは以前書きましたが、99歳は難しいだろうと、
次は95歳にと書いてありました。
粋な計らいですね。
よし後7年生き延びようという気になりますが、
白寿だと11年生き延びようとは、ちょっと難しいと諦めてしまいます。
先日、高齢者の長寿の秘訣という講演会が有りましたが、
この時、今後は平均寿命120歳と言っていました。
思えば、部下の結婚式に呼ばれて、
これからは80歳までと話した記憶が有ります。
その頃は平均寿命は60歳だったと思います。
私の会社の同窓会にはそんな財力が無いので想像も出来ません・・・
奥様からの「オーバー分はお祝い」があって、満足のいく買い物が出来てよかったですね。
>財力が無いので想像も出来ません・・・
財力を作ったのは先輩たちで、
それを広げた中にボクは入っていたかどうか・・・