そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ゲネプロ   ドイツ語

2011-12-16 13:00:00 | 語学
最近 “ゲネプロ” という言葉を知りました。
音大生が言いました。 「プロオケのゲネプロを聴いて来た。」 
・・・プロオーケストラのリハーサルを聴いて来た。 
“ゲネプロ” という言葉を使うと、 通に聞こえます。

演劇・音楽の総稽古のことで、 ヨーロッパでは各界の名士を招待して
行う。 とあります。 もとはドイツ語です。

「Generalprobe」(ゲネラルプローベ)・・・総稽古

長い綴りの単語ですね。 
ドイツ語では複合名詞がよく使われます。 いくら長くても英単語などのように
複合語中に空白や、 “~の” にあたる単語を入れません。 辞書にない単語が
作られる場合もあるそうです。 ドイツ語辞書をパラパラめくると、 出てきました。

「Arbeitsbedingungen」
(アルバイツベディングンゲン)・・・労働条件

長い! これは 「Arbeits +bedingungen 」 がくっついています。

日本語の文章は、句読点まで、 文字が続きます。 
外国の人にとっては、 単語の区別が、 ひどく解りづらいでしょう。
私たちですら、 漢字を入れず、ひらがなばかりだと、読みづらいです。

「Die Arbeitsbedingungen fur das Personal wurden verbessert.」
「じゅうぎょういんのろうどうじょうけんはかいぜんされた。」
「従業員の労働条件は改善された。」

漢字ばかりの漢文もしかり、 クラクラします。
英文は、単語ごとに空白があるので、 その点は解りやすいですね。

「An employee's working conditions have improved .」
コメント
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