そうなんだ。

外国語で知ったこと。

口蓋垂   日本語

2011-12-26 13:00:00 | 語学
音大生が驚いた話です。

師事する教授は、 現役有名ピアニストでもあるので、 お忙しく、
普段のレッスンはアシスタントの講師が見て下さるそうです。
アシスタントといっても、 ご自身も海外留学され、 国際コンクール
での受賞経験もある優秀な先生です。
その上、 20代後半に見える容姿。 美人で優しくて、 おっとりした上品さ。

この美人先生が、 受け持つ10人ほどの学生を、 こじゃれたレストラン
に招待して、 クリスマス前に懇親会を開いてくれたそうです。
驚いて、 目が点になったのは、 美人先生の乾杯の挨拶。

「皆さん、 今日は “喉○んこ” が付き出るくらい、 お喋りしましょうね。」

○の中も、 穏やかに “ち” と発音されたそうです。
この場合、 「喉が枯れるくらい。 」 という表現が適当かと・・・。
その時は周りの学生に、 特に変わった反応はありませんでした。

しかし、 後日、 うれし恥ずかしの男子学生に至っては
「俺なんて、 “喉” の部分が聞こえなかったぜっ!? 」

これは、 ”悪ノリ” でしょうが、 やはり皆も、 “らしからぬ” 表現に
驚いていたようです。 
それでは、 この部分なんと呼べばいいのでしょう?

「喉○んこ」・・・口蓋垂(こうがいすい) ・ 喉彦(のどびこ)
   広辞苑より

“喉彦” という俗称は聞き覚えがありませんでしたが、  
もっと一般に広がってくれると、 女性陣としては表現しやすいです。

それにしても、 こんな言い方を、 お嬢様先生に信じ込ませたのは誰っ!?


コメント
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