和洋折衷、もとい、国の東西を問わず、 小説は歴史物が好きです。
今回は、知人の薦めで現代物を読みました。 政治物。
今回は、知人の薦めで現代物を読みました。 政治物。
東日本大震災後約3年、首相官邸を中心に話が進みます。
難しそうに聞こえますが、面白いんです、これが・・・。
真山仁著「コラプティオ」、文芸春秋です。
震災から月日が立っていないのに、 これだけ濃い内容の小説を短期間で
よく書き上げるものだ。 と感心しました。
震災から月日が立っていないのに、 これだけ濃い内容の小説を短期間で
よく書き上げるものだ。 と感心しました。
最後の謝辞で、
文芸誌に発表した小説を加筆修正して出版したとありました。
確かに、早すぎますよね。
しかし、加筆して大正解でした。
とても現実味があり、躍動感ある小説になっています。
“コラプティオ” は、ラテン語だそうです。
“コラプティオ” は、ラテン語だそうです。
本の冒頭には
「corruptio」(コラプティオ)・・・汚職・腐敗
と説明があります。
作者ご自身のツィッターには、“疑獄” という言葉が使ってありました。
疑獄・・・1.複雑で調べにくい、裁判事件。
2.(大臣など) 位の高い人が関係する、金銭上の不祥事。
さすがに、ラテン語の辞書は持っていません。 「ストラディバリウス」(10/3)
で触れましたが、 ラテン語は古代ローマ帝国の共通語です。
ローマといえば、 イタリアの首都。
“汚職” でイタリア語辞書を引いてみました。
「corruzione」(コッるッツイヨーネ)・・・汚職・腐敗・汚染
英語の方が、 より名残があります。 「corruptio」+ 「n」
「corruption」(コラプション)・・・汚職 ・ 腐敗
「corruptio」(コラプティオ)・・・汚職・腐敗
と説明があります。
作者ご自身のツィッターには、“疑獄” という言葉が使ってありました。
疑獄・・・1.複雑で調べにくい、裁判事件。
2.(大臣など) 位の高い人が関係する、金銭上の不祥事。
さすがに、ラテン語の辞書は持っていません。 「ストラディバリウス」(10/3)
で触れましたが、 ラテン語は古代ローマ帝国の共通語です。
ローマといえば、 イタリアの首都。
“汚職” でイタリア語辞書を引いてみました。
「corruzione」(コッるッツイヨーネ)・・・汚職・腐敗・汚染
英語の方が、 より名残があります。 「corruptio」+ 「n」
「corruption」(コラプション)・・・汚職 ・ 腐敗